高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

ゆっくりとした休日

2008年02月11日 13時27分00秒 | 家族

来週から本格的な出張シーズンに突入する。出張が始まると気分的にもハイテンションになって来る。新宿伊勢丹に始まり、3月3日、銀座での大分県のアンテナショップ「座来」。4日から横浜高島屋、そのまま、心斎橋の大丸と続く。


211_0331 今が、シーズン前の静かな一時である。次男坊シンラに付き合って、バスケット遊び、1対1でゴールするのだが、全然付いていけない。いつの間にか子供と思っていたのに、どんどん成長してきた。昼食は家族3人で手作りのパスタ。1.4ミリの細い麺、これが実に美味しい。夕方には学生寮に戻ってしまうので、家族3人でゆっくり過ごす時間は今日までかもしれない。3月から8月まで今年の年間スケジュールはほぼびっしりと詰まっている。途中で交代出来ないなで、体調管理を万全にしながら

いざ、スタートだ。

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数独

2008年02月09日 11時56分05秒 | 趣味

最近、はまっているのが「数独」2年前にフランクフルト空港で「SUDOKU」と書かれたパズルを見つけ飛行機の中で10時間はまり込んでしまったものだ。世界的に「ナンバープレート」とも呼ばれ大人気である。一時離れていたのだが、また、遣り出したら止まらない。子供がゲームにのめり込むのと同じだ。簡単な問題では、段々飽き足らず難しい問題に進んで行く。解けないと面白くないが、簡単に解けても面白くない。困った物だ。前回はまった時は初級編から始まり、最上級編まで進んでいった。

Pim0002 今回は更に難しく自分でルールを決めて嵌っている。今までは、候補になる数字を書き込んでいったのだが、今回からはすべて頭の中だけで考える、メモを取らない!筆算と暗算の違いである。これだけでも、相当ハードルは高くなり、脳みそが汗をかくのが判る。1問解くのに1時間以上掛かる。1冊の本で1ヶ月くらい遊ぶことが出来る。出張の時のお供として、離せない存在だ。

「趣味は?」と聞かれたら、今は「数独」と答えようか?ウォーキングと答えようか?

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ダイエット その後

2008年02月08日 17時39分38秒 | ダイエット

先日、テレビを見ていて、また「岡田斗司夫」が出演していた。いまや引っ張りだこである。レコーディングダイエットの提唱者として、また、実際に1年で50キロの減量に成功した人物として脚光を浴びている。

Pim0001このダイエットは特殊な食品だけを無理に、我慢して食べるのでなく、また、慣れない運動をするのでなく、ただ、ひたすら、「今日なに食べたのか ?」と朝晩の体重を記録する。ただそれだけである。本当にそれだけである。テレビを見ていて、可笑しかったのは、このダイエットに挑戦するアナウンサーの紹介のところで、現在のアナウンサーの生活習慣や食生活を紹介していたのだが、まさか?と言うほど、昨年までの私の食生活であり、嗜好であった。絶えず、ポテトチップスを摘んだり、夜遅く食べたり飲んだりした後、締めのラーメン、はたまた、アイスクリームを食べている。まるで、自分を見ているようであった。思わず「キャハー!」と噴出してしまった。

昨年10月から、始めたレコーディングダイエットは私には向いているらしく、今の所順調に推移している。目標まで、後7キロ!結婚当初の体型に戻るまでやってみようと思っている。決して焦らず、期限が決めてないので気楽にその内目標に辿りつくだろう。この、ダイエットの思考法はお奨めである。

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商品開発

2008年02月06日 12時25分12秒 | 作品紹介

昨年はミラノに向けての気が行ってしまっていた。その分、新しい商品開発が疎かになっている。今、私の工房で、一番懸案になっているのは 新しい客層のアピールできる商品開発である。また、若い世代の人たちに気軽に入って貰える商品を作っていかなくてはならない。本格的な「竹ハンドバッグ」としては、全国の多くの方に認知して頂き、また、応援して頂いている。しかし、手を掛ければどうしても値段的に高額な物になり、敷居が高くなる。もう少し、お値段的にも機能的にも20代、30代のお客様に使って頂けるようなバッグや小物を作っていかなくては?しかし、安くする為、中国で生産するなどモラルに反したことだけはしたくない!

Photo 一つの方向として、「皮」の部分を取り入れた作品を作ることにした。昨年、お客様のオーダーでお作りしたランドセルなどは、どうしても竹だけでは製作できない。ランドセルは特殊な物としても、蓋の部分だけ皮になったポシェットや手提げ篭を作っていけば、また、違ったお客様にアプローチできると思うのだが?

早速、大分市にある、皮工芸のお店に行ってみた。しかし、小売値段でしか販売して頂けない様で、皮の部分だけの値段でとても高い物になってしまいそうだ。あちら、こちらと伝手を頼って部材を作ってくれる所を探すことになる。早速、知り合いを通じて1軒、紹介していただいた。東京の業者であるが、今は宅急便が発達しているので、大分でも東京でもあまり問題はない。今月の19日からの東京出張に合わせて相談に乗って頂くことになった。

良い作品が出来ると良いのだが?

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郵政民営化?

2008年02月05日 17時35分53秒 | もんく

昨日、支払いをしに郵便局に行ったら、月曜日なので混んでいた。ATMも窓口も人が並んでいる。「月曜日に来るんではなかった!」と後悔しつつも、ここまで来たのだからと、窓口に並んだ。10分ほど待たされて、やっと順番が来た。そこで、送金依頼書と一緒にお金をトレーに載せる。すると、「振込み手数料が735円です。」と言われ、びっくりした。民営化される前は、130円で済んでいたのが、735円とは?ホントにびっくりした。「ちょ、ちょ、ちょっと待ってください!そんなに手数料が掛かるの?」「こないだまで130円だったのに!」「はい、民営化になって、高くなったんです。」と。「でも、キャッシュカードでATMで送金すると無料ですよ!}と言う。いったいどうなっているのか?損なのか?得なのか?

結局、勿体無いので後で、通帳に一旦入金後、通帳からキャッシュカードで振り込む事にした。最近、面倒なのは、会社の名前で10万円以上振り込むのに「会社の登記簿のような物を見せろ!」と言われる。いちいち、振込みのたびに会社の登記簿なんか持ち出していられない。通帳から送金する時も10万円以上は送金できないので、9万円と残り残金の2回に分けて送金する。など、随分と面倒になっている。一部の悪質な犯罪者のお陰で社会全体が窮屈な思いをさせられる。

それと、もう一つ、郵便局で振込みをする時に3万円以上の振込みに、今まで張っていなかった200円の収入印紙が付くようになった。これも、全国で考えれば何千億という税金の無駄のような気がしてならない。

そんな事を考える人は多いのでは?

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面接

2008年02月02日 11時24分33秒 | 工房

昨日、今年の春に「竹の学校」を卒業予定の「W」君が訓練校の先生に連れられてやってきた。1月の中旬にあらかた私の工房の説明をしておいたのだが、その上で「やってみよう!」と決心した人だけ最終面接をすることにしていた。「現在の工芸をするものにとって、並大抵では生き残って行くことは難しい!」趣旨の話をよくよく聞いた上での決断である。

私の所は随分と山間地なので、バスなどの交通手段が無い。車が無い事には話しにならないので、彼の場合はこれから卒業までに車探しから始めることになった。静岡県から来ている人で、アパートでの一人暮らしである。最初の1年目を考えると、技術が未熟なうちは、収入も微々たる物である。その中から、生活費、車の維持費、ガソリン代など考えると相当厳しいものになると思う。その部分を乗り越えれるか?試練の一年目である。

私の所では、大体3年くらいすると、手取りで15万から20万くらい作れる技術はつく、それと、1年間を通じて、仕事が途切れることが無く作ることに専念できる。しかし、それ以上の収入を得ようとすると、自分の作品を直接販売できる販路を作って行き、中間マージがいらないような方向に持っていくしかない。若い彼などには、これから出会いがあり、結婚して家庭を維持できるような生活力を考えて行かねばならない。物を作る事と販路を作ることは平行して作り上げて行かない事にはダメな時代である。

収入面で厳しい反面、サラリーマンのように束縛されることはないし、人間関係であまり悩まされることは無い。物を作り出せる楽しさはあるし、時間的にも自由が利く、何より、好きな事をして生活できるのであれば、これほど、精神的には幸せな事は無い。

「二つ、良い事はない!」という格言があるが、必ず、物事には2面性がある。どちらの方向から考えるか?で、現在の自分の置かれている立場も随分違った見え方をするものだ。これは、これから、竹細工の世界に入ろうと決心した彼だけの問題でなく、我々にも同じことが言える。私も、23年前、竹細工の門を叩いた時は、「海のものとも、山のものとも」判らないまま入り、最初はその日の食事代を稼ぐのが精一杯からのスタートである。10年後に彼が独立して、竹細工の職人としてやって行けるかどうかは、この苦しい3年間をどう過ごすかに掛かっている。

竹工房オンセ

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