卵パック

いつも行っているスーパーで、買い物をして、清算をしたあと、袋に品物を入れていた。すると、ひょんなことから、卵パックが床に落ち、割れてしまった。どうも、スーパーの袋を卵パックの端っこで切り裂いてしまい、そのままその裂け目から卵が落ちてしまったのだ。幸い、床をよごすことはなかったけれど、卵が４こくらい割れていた。
すると、その様子をすぐさま感じとってくれたレジのおばさんが、「いいよ。新しい卵とってきて。」と言ってくれた。そして、取りに行ってる間に、裂けた袋にも、新しい袋をかぶせてくれていた。こちらの落ち度なのに、気持ちよく交換してくれて、嬉しかった。
そのレジのおばさんは、そのスーパーの顔みたいな人。いつもにこやかで、お客さんにもいろいろと声かけをしてくれる。「今日は、五倍ポイントついてるからね～」とか「あと３ポイントでポイント券出るからね～」とか、進んで声をかけてくれる。

その次のときに、そのおばさんをみかけたので、「この間はありがとう。うれしかったです。」というと、「また、何でも言ってね～」とにこやかに言ってくれた。

そう、子どもの失敗にも、そんな風に対応してあげるといいんだよなあ。