ちょっといいHanashi

Tea Cupブログからお引越ししました。日常の生活のちょっといいHanashiを書いています。

興奮さめやらず

2009年11月03日 07時07分00秒 | ノンジャンル
2日は、私にとって、大仕事の日。
本当によくやったと自分で自分をほめてあげたい日でした。今も興奮さめやらずでした。久しぶりに 自分自身が好きになれた日でした。(自尊感情↗)

朝6時半に家を出て、8時に帰るまで、いったいどれだけの仕事をしただろう・・・と思うほどのスーパーミラクルデーでした。始業までに、お茶セットや舞台の確認、学年集会のための準備、特別活動関連のメールやファックスを送り、目まぐるしく動きました。

1時間目は、社会見学の説明会(これは私が主担)2時間目は、堺市の学力テストの算数(これは、非常に気をつかう。)3時間目は、低学年の芸術鑑賞会の司会を20分ほど。
そのあと、授業にもどる。4時間目は授業。給食の間に校長室へ。午前中の鑑賞会の様子を聞き、ちょっとした反省会。給食を急いで食べ、ピアノの伴奏の方と連弾の練習、
そして、午後からの部の高学年の鑑賞会のビデオ撮影やら、いろいろ・・・・
最後は、駅まで出演者を車で送る運転手。

・・・と自画自賛。(あきれますね・・・・)

・・・・で、コンサートの話。
ユズリンの学校コンサートとともに、私の夢のひとつになった楊雪元さんのコンサート。前任校でのコンサート以来、「これから転勤した学校で必ずしたいコンサート」の一つとなりました。

コンサートは、すばらしいものでした。前半は、中国笛やオカリナ、そして、最高におもしろい白杖の笛の演奏。後半は、「千の風になって」や「北国の春」などのテノール。涙が出そうになったり、声を出して笑いそうになったり。
子どもたちの反応を見ているのもおもしろかった。

今回の目玉企画は、音楽の先生との重唱。音楽の先生は、今年大学を出たばかりの若いかわいい先生。声楽科出身。そこで私がひらめいたこと・・・楊さんとの重唱だ。
そのために練習にも行ってきました。
子どもたちは、びっくり。ピンクのドレス姿で出てきた音楽の先生を見て、「結婚式みたい」と大騒ぎ。そして、彼女のソプラノの実力にもびっくり。
今年できてよかった。本当にそう思った。先生として歩み始めたばかりの音楽の先生が、こんなに歌の実力があって、すてきなんだと、子どもたちは、あらためてあこがれたことだでしょう。

ちょっとした演出をふくんだ「君と旅立とう」「乾杯」の歌は、本当にすてきでしたた。
子どもたちの質問もおもしろかった。
「楊さんの好きな人はだれですか?」という質問。

音楽の先生との重唱を聞いた子どもたちの素直な質問だったのだろう。(結婚式のように見えたらしいので)
楊さんの答え。「今私のとなりにいるアシスタントをしてくれているぼくの奥さんが好きです。」

本当にすてきな答えでした。それまで、奥様が笛を渡したりしているのを見ていたけれど、奥様だと思わなかったのでしょうね。でも、その答えを聞いて、お二人がすてきなパートナーであることに、気付いたのでしょう。
生まれつきの全盲でありながら、それを感じさせない明るいお人柄と常に前に前に向かっていくチャレンジ精神、そして、人を大切にする心配り。そして、その楊さんを支えるやさしい奥様。奥様の手助けを・・・と家事までこなす楊さん。


アンコール曲「崖の上のポニョ」では、私も連弾で演奏に参加した。楽譜をもらって、
練習する時間がなく、一度は断っていたのですが、楊さんに授業のためのビデオをとらせてもらってから、「こちらからのお願いばかりでは、恥ずかしい」と思い、練習をすることにしました。でも、音ははずしまくりで、結構いいかげん演奏でしたが、自分自身では満足でした。

演奏の素晴らしさとともに、なんだかあったかい雰囲気のあったコンサートでした。
同僚が、「よかった。感動した。鳥肌が立った。いい人を呼んでくれてありがとう。」と言ってくれたことが、最高にうれしかった。

そして、K先生、K先生、K先生が(職場では、上3人と呼ぶ)相談して、演奏者の方以外に音楽の先生にも花束を用意してくださったのが、とっても嬉しかった。心遣いがとってもうれしかった。
そして、担当の先生方、K先生、K先生、みんなで車まで見送ってくれたことが、私もうれしかった。

もちろん、子どもたちは、たくさんの感想を書いてくれました。放課後まで残って書いてくれました。用紙が足りないといって、3枚も4枚も、そして、裏まで書いてくれました。その中に最近きたばかりの転入生の彼も、裏まで書いてくれました。
わがクラスの子どもたちには、「楊さんに直接感想を伝えてあげて。」と校長室までおいでと言ったことが、結果的に帰りを遅くしてしまったんですが、たくさんの子どもたちが校長室前で待っていました。感想を言ったり、質問したりして、楊さんと握手をしながら、その気持ちを伝えていました。これも、嬉しかったです。

あ~楽しかった。うれしかった。
本当に満足した。余韻にひたっています。

でも、これを平常心にもどす・・・ここ2・3日の課題です。

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芸術祭

2009年11月03日 06時34分00秒 | ノンジャンル
娘の大学の大学祭に行ってきた。
二人の母をつれて。

娘は、芸術祭の音楽セクトの委員として、この2か月にわたり、裏方の仕事をしてきた。講堂、野外ステージに出演する3日間の学生コンサートやバンドの出演などの調整、各種手続きをする委員だ。
やりがいもあっただろうけれど、裏方の地味な仕事ゆえ、歯がゆいことも、うまくいかないこともあって、愚痴を聞くことも多かった。模擬店を出すにあたって、先生から許可の印をなかなかもらえなかったこと、ピアノ三台を使っての合計6人の連弾のグループのために、ピアノ使用の許可をもらいにピアノ科の教授にお願いにいったこと、出演するといっておきながら、調整したのに出演キャンセルをすることになったグループのために組み換えをしたこと・・・・・

そんな中、自分自身もサックスを練習し(これは、夫が買ったサックスだけど、今では、娘が使っている)友達とちょっとしたアンサンブルに出演、そして4重唱(ソプラノ、アルト、テナー、バス)でCMメドレーを歌うという出番を作り、また、声楽科でベビーカステラの模擬店を出し・・・・と大忙しの毎日だった。
インフルエンザの流行の心配もあり、芸祭中止にならないようにと署名活動までして、頑張ってきた。

声楽の華やかな舞台とはまた違う、そういう地味な仕事こそ、人間として成長する大きなステップなんだろうなあと思う。

さすがに、昨日は悪天候で、模擬店のテントは突風でこわれ、雨の中情けない思いで、修復し、せっかく計画した野外ステージの出演はすべて雨でできなくなり・・・・
「最悪の日やった・・・・」と愚痴愚痴電話がかかってきた。

残念やったなあ・・・・。

さて、芸祭では、売り出しているベビーカステラを買い、他のお店にもまわり、いろいろな小物を購入し、学生気分になって楽しみました。また、ミュージカルクラブの舞台を見てきました。
これは、本当に値打ちのある舞台。半年かけて練習してきたミュージカルクラブ。
娘の友達が、主役だった。表情が豊かで、声量もあり、さすがに主役になるだけの力量を持っている。もちろん、本人の努力が一番だろうけれど。「キャンディード」というミュージカルだった。
歌を歌う部分は声楽科が指導、舞台セットや衣装は、美術学部の学生が担当・・・とそれぞれの特技を生かして作った総合的芸術。学生ではあるけれど、なかなかのものだった。

また、来年もみたいなあ。でも、あしたのきみにコンサート(金沢)と日が重なっているのが残念。一週間でもずれていたらなあ・・・・



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