北関東と言えば、赤城おろしの寒風で知られる赤城山。例年になく雪の少ない(ほとんどない)状況だ。写真、右のピークが主峰の黒桧山(くろびやま:1,828m)。北関東には、赤城、榛名、妙義の3山が、関東平野の扇の要ともいうべき場所にあり、利根川はこの赤城と榛名の奥、谷川連峰から始まっている。まさに、関東を切り拓いたその場所だ。
1月10日、昨夜は、温泉の駐車場で熟睡、6時前にやっと目覚めた。この3連休、関東地方は快晴の日が続く。登山には良いが、雪が降らず、山やとスキー場には迷惑だろうか?7時、大沼湖畔の黒桧山登山口を出発、シラビソの林の急登から大沼を望む。風もなく、温かい朝だ。
途中、黒桧山頂と、遠くに富士山を望む。
今日も1時間ほどで山頂到着。絶景である。東に浅間山を望む。
北に上越の山を望む。左が谷川岳、右が武尊山。
東には見えますか?筑波山です!
南西方向には富士山と、遠く伊豆半島の天城山。
皆さん、そうです、ここからは関東平野が一望され、東は筑波山から西の富士山、北の谷川と、要の山が全て見えました。この広い関東平野を手中に収めたかのようです。
その割には誰もいない山頂。今日は風もなく、いつまでも居たい、そんな気分だった。
30分ほど山頂で過ごした後、南に尾根を下り、駒が岳(1,685m)を目指す。振り返って、黒桧山にサヨナラ。
穏やかな尾根から駒が岳を望む。
9:00山頂。
9:30には大沼湖畔に下山。湖面に浮かぶ赤城神社に参拝。橋の上から、黒桧山のベストショット。神殿では、勿論、安全祈願。
山麓からは赤城山は分かりにくい。右のピークがそうだが、左の外輪山の方が立派に見える。
今日は、昨日の温泉からすぐ近くの「あいのやまの湯」で温まる。昨日も、今日も、入浴料510円なり。赤城の天然温泉。最近、道の駅に併設される温泉施設が増えているようだ。料金も安く抑えてくれるので嬉しい。また、直売所もあるので、今日も大根70円、白菜100円を買って帰宅。今週は、関東平野北部一周の旅、でした。