Takの山行記録とバイオリンとかAIとか

山行記録に加えて必死に練習中のバイオリン、必死に勉強中のAIについて

雲取山~皆さん、良いお年を

2014-12-31 18:23:15 | 日記

12月30,31日は今年最後の山行で雲取山(くもとりやま:2,017m)に登った。東京都の最高峰ということで、今年登る目標にしていた山だ。写真は、雲取山頂から見る日の出直後の富士山。今年の見納め。

逗子の自宅から、横須賀線、南武線、青梅線を乗り継ぎ、9:00JR奥多摩駅に到着。西東京バスに30分ほど揺られ鴨沢の登山口に到着。雲取山は奥多摩の中でも奥に位置するためさまざまなコースがある。今回は、最も近い鴨沢からのルートとした。住宅の横からスタート、しばらくは杉の森を進む。

12:30七ツ石小屋到着。雲取山の主稜線の石尾根に到達する一歩手前だ。ここで昼食。稜線にでて左に飛龍山の雄姿。奥多摩にあって、この男性的な稜線は今度登ろうという意欲を掻き立てる。石尾根稜線上に位置する雲取奥多摩小屋。

スタートから4時間、やっと雲取山頂の避難小屋が見えてきた。14:30山頂。富士山はカスミの中に。

山頂から15分ほど下ったところに位置する、本日のお宿、雲取山荘。皇太子殿下も何度か訪れているそうだ。収容200人の大きな山小屋だ。今日は50名ほどの宿泊だそうだが、大晦日は定員をはるかに超える登山者が宿泊するそうだ。年越しをここで、という人が多いですね。同室の皆さんと宴会後、炬燵に足を突っ込んで就寝。

さあ、今年最後の朝富士。時間の経過とともに表情を変える富士山を雲取山頂よりお楽しみください。

雲取から七ツ石に向かう稜線から見た雲取山。そして稜線からは南アルプス。

下山は石尾根を真っ直ぐ奥多摩駅まで下る、約20kのコースを選択。雲取山荘は大混雑する日だそうだが、この稜線はほとんどひとけがない。7:00山頂発、奥多摩駅到着は13:00.さあ、早く帰って紅白見なきゃ。

ということで、今年もお付き合いありがとうございました。結局、山行は、目標の月二回に届かず、ブログにはない陣馬山ハイキングを入れて20回にとどまりました。来年も、月二回ペースで登りたいと思います。それでは皆さん、良いお年を!

 


谷川岳~リベンジ

2014-12-28 19:58:48 | 日記

12月28日は、関東、甲信越全域が晴れの年末大サービスデーとなった。予定していた上越でのスキーをやめて、急遽、先週途中撤退した谷川岳に登ることにした。今回は自分ひとりだが、天候も良くかつ、年末なので相当の人が登るだろうという予想通り、心配のしようもないコンディションだ。あえて言えば、人が多すぎて騒がしいのが難点だが、この時期、まれにみる好天なので、よしとしよう。

今回は、高速を使って東名経由関越道鶴ヶ島JCTから水上ICまで辿るコースを選択、距離感と時間を知りたかったためだ。5:00自宅発、8:40谷川岳ロープウェー到着。若干の渋滞と事故渋滞の影響を除けば3時間強かかる計算だ。沼田を越えたあたりから、上越国境の山並みがくっきり見える。予報は午前中良いものの、午後から下り坂なので、渋滞がもどかしい。

9:20天神平駅からスタート、スキー場の右はじを登りつめ、田尻沢の頭から見た谷川岳山頂。登り始めの前の写真では山頂付近に雪煙はほとんど見られないが、ほんの30分で風が強まってきたようだ。

10:20熊穴沢避難小屋前から山頂方向。1週間前に昼食をとった小屋は、雪の下に埋没していた。自分の前には大勢の登山客。

11:00先週撤退した場所がここだ。南の方向には富士山が見える。今日は山頂に向かってトレースがばっちり(?)。

11:30第一の山頂、トマの耳に到着。谷川岳は、写真からもよくわかるように、山頂が2つの耳の様な形をしている。東から見て左がトマの耳(1,963m)、右がオキの耳(1,977m)。なぜトマ、とオキ、なのかは不明。トマ、にも山頂、と書いてあるが、オキが標高的にも山頂。真中の写真は、トマからみたオキ。トマの直下には谷川岳肩の小屋があり、冬は風よけに最適。その向こうには上越の山並みが望める。

遠く、浅間山、八ヶ岳も。

11:50本当の山頂、オキの耳に到着。ここからトマを見ると迫力満点だ。ここから東を覗くと、一の倉沢が見えるはずだが、雪屁が怖くて誰も近寄りません。風は強いが、日差しも強いため、しばし絶景に見とれて時を忘れる。12:00下山。

13:00天神平駅。この間、天候も崩れることもなく、又、アイゼン装着も不要で、今年最後(?)を飾るにふさわしい山行となった。その後、温泉で温まり、2:40、帰途についた。帰りも事故渋滞、東名の通常渋滞で、自宅到着は7:00となった。往復8時間、高速料金12,000円プラスガス代7,000円で次回はルートと方法を考えるものの、今日は十分にもとはとりました。

 

 


谷川岳

2014-12-21 18:42:16 | 日記

2014年12月21日は、天神平から谷川岳山頂を目指した。前日夕方、土合山の家に集合したが、あいにくの雨。この時期の天神平で雨は場合によっては撤退。かつ雨対応の装備をしていないため若干不安。予報は午前中風雪強く昼一時晴れ、午後から下り坂。写真は天神尾根から見る山頂方向。この山行では、ついに山頂を見ることはなかった。

 

20日夕方、JR上越線土合駅に着く。土合駅下り線ホームは日本一の深さだ。ホームから改札までは486段の階段を登ることになる。この日普通長岡行の列車から降りたのは、自分ひとりだった。しかし、486段登った駅舎は、まさに無料宿泊所状態。車でご到着の皆様、合計50名ほどで、鍋まで持ち込み大宴会が始まろうとしていたのだった。ステーションビバーク宴会。これも、山を楽しむやり方なんだなぁ。

今回の谷川登頂はいつものCOBB氏に加え、ヒマラヤ未踏峰を征服したツワモノN氏(左端)、最近すっかりはまってしまったM氏の4名で行った。写真は、朝7時、出発地点のロープウエー天神平駅前で。視界は200mほどで、これからの荒天が心配される。

天神平スキー場の右横を登り、天神尾根に取りつく。先行パーティーがおり、トレースを辿るが、ツボ足ではきつい。先を行くパーティーがあり、其の跡を辿る。その後、私は初めてワカンを装着、相当楽だった。

先行パーティーは、千葉県の山岳会。ひざ下以上のラッセルをこなしてくれていた。そのパーティーに追いついてしまうと、こちらがラッセルの先頭に。しばし、本日の先頭を行くが、視界が利かなくなりスタックすることに。追い越したパーティーをやり過ごし、こちらは撤退を決定。(実はワカンの数が足りず、ツボでは限界だった)結局、先行パーティーもすぐに撤退となるほど、この日の天候は条件悪かった。

ところが、撤退を決めた直後から足元の天候が回復。陽がさしこみ、見えなかった頂上方面が現れた。途中の熊穴沢小屋から望む山頂方向。

上越方面の山並みはこんな感じです。スキーでは相当来たけれども、山に注目したのは今回初めてだった。谷川岳と言えば、関東山岳シーンの外せない場所。初めてで山頂は踏めなかったものの、久しぶりの雪山の感触を楽しめた。

関東でもこんな雪山。

一泊2食、食べ放題飲み放題7,800円の伊藤園温泉。恐るべし。千円払って温まり帰京。