Takの山行記録とバイオリンとかAIとか

山行記録に加えて必死に練習中のバイオリン、必死に勉強中のAIについて

塔ノ岳31回目

2021-07-25 13:52:00 | 日記




新しいフォレスターが昨日納車されたので、エンジン回しがてら大倉に行って塔ノ岳にも登っちゃおう。車と自分の調子を見てみよう!午後は大阪に戻らないといけないし、日が高くなると暑そうなので日の出と同時に登れば昼前には家に戻れるだろう。




この車、これからの相棒だね。ヨロシク頼むよ。ガソリン車を買うのはこれが最後かも。前のフォレスターに比べて車体もパワーも少しだけ大きくなって使いやすそうだ。アイサイトの車線維持機能は格段に向上だがハンドルから手を離せないからあまり意味ない。
暑いし、コロナも緊急事態と特別措置だし、オリンピックも始まったから、今日は人が少ないだろうか?スタートが早いとその辺りはわからない。いつも車を止めさせてもらう大倉山の家さんに止まっている車の数は少なかった。
久方ぶりの塔ノ岳だし、暑いからあまり無理せず登ろうとは思うけれど、やっぱり力が入るかな。トレイルランナーさんには抜かれたくない!今日は結局誰にも抜かれることなく無事山頂に着いたが、タイムは、結局タイムを気にしているわけだが、2時間2分。久方ぶりの割にはまあまあかな。最初は抑え目に登り始めたが、中盤の急登で調子上がらず息上がる。最後の登りは昨夜のカロリーチャージが効いてきたのか、汗が出尽くして調子が戻ったのか、スパートが効いて少しうれしい。




僕の塔ノ岳大倉尾根コースは大きく4つのパートに分けて調子を見ている。最初大倉山の家から次第に斜度を上げる登りを1時間、駒止茶屋に至る。これパート1。山越えの馬もここで息が上がるわけ。




ここから自称、堀山尾根を堀山の家までなだらかな尾根道を辿る。塔ノ岳山頂や富士山を望むことのできる大好きなパート2だが15分で終了。ここからは急登をひたすら登る、最もキツイパート3。階段、岩場取り混ぜ、景色もあまり見えないコースを25分ほどひたすら登ると、スタートから1時間40分経過で花立山荘にたどり着く。




ここから山頂までがパート4となるが、視界も開け、相模湾、富士山が目の前に。夏であれば爽やかな風も吹いて塔ノ岳登山のクライマックス、と言いたいところだが、目標タイムを2時間に設定すると残り20分で山頂までたどり着くのは、毎回ツライ。息は上がり、筋肉は痙攣するのがこのパート。今日はパート3でタイムを落とし、パート4で取り返したが2分及ばす、残念。




この山を登ると、毎回いろんな事を考えてしまう。そもそもキツイ登りなのでついつい思いたくもない事を思い出したり考えたり。皆さんはどうなんでしょうかね。身体がきつい分だけ脳にはエンドルフィンやドーパミンが出て気持ちよくしてくれないものだろうか?マインドフルネス的には、目の前の山に集中せよ、となるのでしょうが目の前のキツさが嫌な事を沢山思い出させてくれる。尤も、登ってしまえば綺麗サッパリ消えてなくなるのだから、お願いだからキツイ最中に嫌なことを思い出させないで下さい。




登山者が多いとどうしても木道や階段の外側が踏み固まってしまう。すれ違えない、石を埋め込んだ道は歩きにくい、木道の板の幅が歩幅に合わない、などいろんな理由があると思うが、植生保護って事をもっと理解して欲しいな!なんてぶつくさ言っている割に、今日はつま先が当たるから、腰が痛いから平坦なコース外を歩く自分がいやだ。

とは言え、今日は嫌なこともあまり考えなかったなぁ。登りは途中きつかったけど、最後の登りと下りはいつもの調子を維持していたみたい。降ってみれば、あぁ、気持ちいい〜。大倉山の家さんでとれたて茄子ときゅうりをゲット、これも美味かったよ。
では、また次回。




伊吹山

2021-07-18 17:39:00 | 関西の山


実に3月ぶりに山を登りました。百名山、伊吹山です。滋賀県と岐阜県の県境に聳える伊吹山地の南端、標高1,377m、滋賀の最高峰です。朝6時半にアパートを出て、新幹線、東海道線とバスを乗り継ぎ約2時間で上野の登山口に辿りつきました。最近、山に行っていないのは、車がない(息子に取られた!)からでもあります。

登山口の三ノ宮神社で安全祈願をして登り始めました。8:50登山開始。


珍しく、0合目から始まる登山道でした。結構登ったつもりで1合目の表示を見ると結構ショック。↓の木洩れ日も1合目前、です。



登り始めは樹林帯を抜けます。この辺りではまだ、日差しが夏の暑さを予感させていました。






樹林帯を抜けると視界が広がります。まだ、なんと1合目を過ぎたばかり。2010年に閉鎖されたスキー場跡を登る、見晴らしの良い、気持ちも良いコースでした。


近江平野の里の風景が広がっています。こういう景色はいつ見ても心を落ち着かせてくれます。これはTakの故郷の風景に通じるものがあるからでしょうか?



でも山頂付近は残念ながらガスっています。


10:40、2時間弱で山頂に。遠く伊勢湾から琵琶湖までの眺望は次の機会までお預けです。


伊吹山は古来、日本武尊にまつわる神話に登場します。この山頂でも日本武尊を祀る祠や彫像が置かれています。彫像はその存在を知らず、この目で確かめられず、残念でした。ちなみに空母いぶき、のいぶき、はこのいぶきなのでしょうか?


先輩たちの例に習って三角点を撮影。



下りはこのような気分の良い道をたどります。しかし、流石百名山の伊吹山、梅雨明けの登山シーズン入りのタイミングもあってかものすごい数の登山者が登っていました。Takも大阪のアパートから、新幹線こそ使いましたが2時間で登山口まで来れるアクセスの良さ、標高差1,000m以上で本格的な登山コースにもかかわらず、危険な場所や長い急登は殆どない、残念ながら今回は見ることはできませんでしたが素晴らしい眺望に加えこの時期は高山植物のお花畑も楽しめる、スキー場跡のレストハウスがそのまま営業しておりカロリー補給が完璧、トイレ、登山道も整備されている、と、皆んなの伊吹山、の要素をしっかり備えています。ウィルダネスは欠けますがとてもよい山でした。天気に恵まれ、花のシーズンであれば(今日はあまり花は咲いていないように感じましたので画像無し)ますます良さが引き立つでしょう!いずれまたご紹介したいと思います。あっ、実はこの山、反対の関ヶ原側からはハイウェイが山頂まで来ています。老若男女、誰でもこの景色と花畑を楽しめます。従い、山頂付近は足できた人、車で来た人がたくさん居ます。
関西も昨日梅雨が明けて、今日の天気は良いと100%信じてやってきましたが、まだまだ天候は安定していないようです。帰る途中の電車も突然豪雨に見舞われました。皆さんも、気をつけて山歩きをお楽しみください。