Takの山行記録とバイオリンとかAIとか

山行記録に加えて必死に練習中のバイオリン、必死に勉強中のAIについて

様子見で蛭ヶ岳ピストン

2023-04-25 09:50:00 | 日記
登って走る生活を半年以上続けてきたら、やはり足にきました。左膝が痛く、右足の大腿部の筋肉があちこち痛みます。

40年間の不摂生の祟りか?5月には難関の上越攻めが始まります。大丈夫でしょうか?

皇海山や平ヶ岳など距離20km超、標高差2,000m超が控えています。今の状態でいけるのか、似た条件の蛭ヶ岳ピストンでテストです。
丹沢山までは楽しい。富士山は帰りに見えました。

丹沢は登山道が整備されていて、ワイルドさは比較になりません。しかし、これがクリア出来ないようでは。
このコース、丹沢山から先が長い。蛭ヶ岳はあの不動の峰の先。

6:30にいつもの大倉山の家出発。1時間程で左膝の痛みは消えました。代わりに右脚付け根と内側広筋が痛み始める。
春にはたくさんの花が咲く、という事に今頃気がつきました。

痛みは、いつものレベルでなんとか先に進みます。進むにつれ、痛みより疲労が勝ってきた感じです。


やっと蛭ヶ岳が見えたぞ。

その前にもアップダウンが待ってます。

このルート唯一の歩きにくい岩場。他は植生保護のため、しっかり木道と階段が整備されています。

蛭ヶ岳までひと登り。

10:45蛭ヶ岳到着。どんより曇った山頂でしたが富士山が顔を出しました。


帰路で脚に問題がでない事を祈りつつ下山開始。


尾根筋ではまだ若葉が出ていませんが、

沢山の花たちが春を謳歌中。アセビ。

春といえばスミレですが、日頃意識していないせいか、新鮮。

雪割草。

豆桜の向こうに、やっと塔ノ岳。

左の蛭ヶ岳から帰ってきました。

塔ノ岳山頂から降ると新緑が。

今日の残念。最近愛用ボトルを落として破損。百均ですが、寂しい。

脚の用心でストックをザックに差してきたらキャップ紛失。いずれもたいした話ではありませんが、無職になると気になる。
嬉しい話、下山後、自販機で90円コーラ発見。日帰り入浴施設でMonbell割引と登山者割引あって嬉しかった!
怖い話、またまた若い女性と朝の登山道で遭遇。今日の彼女も軽装、7:00に山頂から一人で降りてきました。

結果、脚は大丈夫のようです。ただ、以前から気になっていた、右の内側広筋はケアが必要なようです。さあ、5月、上越に行きましょう!



美の山ハイキング

2023-04-09 18:46:00 | 日記
桜を見に埼玉の名山、美の山(蓑山582m)を訪ねました!秩父の入り口、西に両神山と武甲山を従える立派な独立峰です。
上の写真の右の山か、埼玉県の百名山、両神山です。

珍しく(!)兄弟で登ります。マッチンはこれまた珍しく(?)風邪で欠席でした。


今日予定しましたが、桜のピークは過ぎて、空振りかなと思っていました。

蓑山は美の山と呼ばれ、4月には8,000本の桜、5月はツツジ、6月にはアジサイが出迎えてくれる花の山でもあります。

関東の都市部では桜は終わってしまいましたが、標高の高い秩父ではまだ桜が待っていてくれました。

なかなか良い感じです。今日は昨日の雨で空気は澄み、涼しく最高のハイキングと花見となりました。

秩父の山達です。

まだまだ花見は終わりませんよ!

この山には日本初の流通通貨、和同開陳の記念碑があります。その銅の採掘場があったそうです。昔の子供はみんなこの貨幣を持っていました(あれは本物だったのか?)。

そして案の定、銭神様をお祀りする聖神社があります。勿論、願いが叶えばあなたもお金持ちに。

神社は厳かな山の中にあります。特別のことはない、いつもの神社でした。

秩父の駅前には武甲山。山は、石灰岩が削られ痛々しい姿見せていました。ここには来年、登りましょう。どんな光景を見せてくれるのか、楽しみです。
その後、駅前温泉祭りの湯で汗を流し、秩父名物ホルモンで打ち上げ。今日は兄弟登山、最高でした。また登りましょう!



黒斑山(くろふやま2,404m)から蛇骨岳(2,366m)〜浅間山を眺める

2023-04-04 21:33:00 | 日記



火山活動2日目は、先週噴火警戒レベル2となった浅間山です。百名山の浅間山は昨今の火山活動で登れない山となっています。とは言え、最接近して登った気になる、最悪は登った代わりにするために、今、登れる1番近い山、黒斑山に登りました。


気温は高く、雪も残り少ない

浅間山に向かいシェルターも

槍ケ鞘まで登ると視界が開け浅間山が現れる

もっとも近く、標高も近いのは、前掛山ですが、レベル2になると半径2km以内となり登ることはルール違反となります。


今日は黒い噴煙も上がっていた

スタートは標高2,000m にある高峰高原ホテル近くの登山口。ここに来るだけで、もう登ったようなものです。


隣には軽井沢もありますが、ここからの風景は素晴らしい

今日も無職の特権、晴れた日に、行きたい場所に登る、快晴です。


北アルプスが見えます

まだ雪は少し残り、チェーンスパイクで気持ちよく登れます。ただし、雪のない場所もあり、植生を痛めないため、スパイク、ストックガードの着脱が忙しい。




槍ケ鞘まで登るとガトーショコラと呼ばれる浅間山が現れます。白と黒のコントラストがようですが、もう雪は少なく、ただのショコラになりそう。北の群馬側から見た浅間山はもっと雪ありましたね。




黒斑山山頂からは浅間山が良く見えます。残念ながら、他の方向が見えません。


山頂は樹林帯の中

隣の蛇骨岳に向かいます。日当たりの良い尾根を歩きます。浅間の外縁を形作っている、荒々しい姿も見えますね。


最初は広やかな尾根を進む

荒々しい尾根が姿を見せる

蛇骨岳についてビックリ、素晴らしい展望です。予定には無かったですが、きて良かった!


妙高、黒姫、雨飾など

四阿山はすぐ隣

北アルプスも近い

遠く上越も、あれは日光白根山か?
今日も素晴らしい眺めをありがとうございました!
山頂動画↓ですが、雰囲気だけでも、と思いまして。











草津白根山(2,171m) 4-3-2023 69/100

2023-04-03 19:32:00 | 日記
草津白根山とは、白根山(2,160m)、逢ノ峰(2,110m)、本白根山(2,171m)の3山を合わせて呼ぶようです。今日はこの3座を回ってきました。




実はこの草津白根山、噴火警戒レベル1が白根山直下の湯釜と、本白根直下の鏡池に出されています。いずれの山頂も、規制区域外ではありますが、自治体は登山道の立ち入り禁止を厳しく行っています。



噴火警戒レベル1と言えば、全国の活火山の多くに出されていますが、ここまでは厳しくはありませんよね。



白根の場合、湯釜付近の小規模噴火が2017年、本白根は2018年に起きている事、本白根の噴火が想定外の場所だったことから規制が厳しいのだと思います。



草津白根は観光地としても有名で、草津と志賀高原を結ぶ志賀草津道路が白根山の山頂近くを通り、春から秋は多くの観光客が山頂を訪れます。又、万座温泉は四季を通じて賑わい、スキー場も多くあります。
このように観光客が多い事も規制を厳しくしている理由なのでしょう。


白根山山頂のオブジェ

夏道は規制されていますが雪があれば登山道を通らずかつ、規制区域に入らず回れます。自己責任とは言え、何かあれば関係各位に迷惑をかけるわけで結構悩みました。でも、ルールには抵触しない事を前提に入山し、このブログも上げました。


白根山の下にある湯釜

ピークハント中である事もありますが、この山、以前より縁があり登りたい山でもあったんですね。


白根山と逢ノ峰の間には志賀草津道路とレストハウスがあり、シェルターも

バブル期に、私をスキーに連れてって、という映画がありました。志賀高原から苗場までスキーでいっちゃう、という無茶苦茶な設定ではありましたが、志賀と苗場は背中合わせという事をうまく使っていました。志賀草津道路を使うと、志賀高原と苗場はとても近いのです。もっとも、冬は閉鎖されていますが。一時期、志賀高原と苗場を繋ぐロープウェイをかけるという話が実しやかにされていたくらいです。


2座目の逢ノ峰には火山活動監視設備がある

志賀高原の横手山や寺小屋は遅くまでスキーができる場所で、その昔は開通した志賀草津道路を使い通ったものでした。思えば、当時から火山ガスで山頂付近は駐停車禁止でした。


広やかな本白根山へのアプローチ

さて、雪のある登山もそろそろ終わり。この山に登るラストチャンスでした。


ズボズボ、ガサガサ、脚は傷だらけ

雪は消えて、ササやハイマツが出てきて薮漕ぎが増えました。植生も露出して、気を使います。チェーンスパイクの着脱回数も増えます。もちろん、踏み抜きだらけです。



それでも、3つのピークは静かに待っていてくれます。もうすぐ開通する自動車道も、車の通らない最後の時を楽しんでいるようです。快晴の今日、妙高、志賀の山並み、四阿山、浅間山たちも笑顔で出迎えてくれました。


浅間山、北から見るとまだまだ白い


妙高の山々にはまだ登ったことがない


先月登った四阿山

春になる前の静かなひと時は、昔から好きでした。


車のいない志賀草津道路

誰もいない

雪の消えたスキー場跡

元噴火口、アブナイ、アブナイ

こんな感じで、入山者は結構います
入山は自己責任で

今日も無事下山しました。