二日前、相模川にかかる橋の上から大山が見えました。いつも東名高速をから眺めている山で、20年前に登ったのが最後で、久しぶりに登りたいと思いました。無職(学生ですが)の身分はとても便利で、平日の晴れた日に何時でも登れます。大山は南関東の名峰で、江戸時代から大山詣が盛んに行われた山です。相模国から仰ぎ見る姿は、ピラミダルな立派な姿で、今でも神奈川県民の記憶に残る大切な山です。
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良いことかどうかはさておき、東京側から新東名高速の工事が少し進んで、丹沢まで伸びました。いつもの塔ノ岳であれば、大倉登山口の目と鼻の先にインターが出来ました。
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今日の大山は、広沢寺温泉コースで登ります。それなりの距離があり、登山口に駐車場と温泉があるのが決めて。
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快晴なのに平日のこのコースは人気(ひとけ)がありません。駐車場から3.6kmの舗装された林道を歩きます。通行止なので快適。山の神隧道という名のトンネルがありました。全長200mくらいでしょうか、中には照明が無くて真っ暗です。村上春樹か、千と千尋か、いずれにしても不気味です。因みに相当なアルバイトの巻道があり、山越えするルートもありましたが、勿論、トンネルを選びました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/e1/3303709b0e6ece81821978dc291a477a.jpg?1664260561)
長い林道歩きですが、南関東の水瓶、丹沢の雨水を集める沢沿いのため、マイナスイオンとその景色に飽きることはありません。雨は3日前にもかかわらず豊富な水量です。雨が降るとご覧のようにあちこちで氾濫するようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/fb/1ffcdeb7f61464b5be9c016a4571b8dc.jpg?1664260562)
この一帯の水は全て相模川となって太平洋に注がれます。山と海の距離が近いため、堰堤や砂防ダムなどの対策もなされていますが、あまり目立たず景観を損ねることなく一体化されているように見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/e8/8a19c573376ece2900695437b6edcb60.jpg?1664260562)
目の前に滝があるなんて、なかなかワイルドです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/94/2c7494882ab6ed6ba85dd2b56b6a32cb.jpg?1664260564)
紅葉が始まる頃にまた来たいと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/1b/c5f8f3188b5c71bf0065e7ca2f2c0de9.jpg?1664260565)
2つの沢が合流する場所で林道は終了、登山となり、急な400mの登りとなります。2つの沢はこの急な尾根の両脇を流れます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/77/e42a87edec10197c36c85d58e637631c.jpg?1664260564)
しばらく針葉樹林帯を登ります。沢の音が遠ざかり高度が上がります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/e5/9135ab1d95a797fcc4ae772a8e7f8771.jpg?1664260564)
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快晴なのに平日のこのコースは人気(ひとけ)がありません。駐車場から3.6kmの舗装された林道を歩きます。通行止なので快適。山の神隧道という名のトンネルがありました。全長200mくらいでしょうか、中には照明が無くて真っ暗です。村上春樹か、千と千尋か、いずれにしても不気味です。因みに相当なアルバイトの巻道があり、山越えするルートもありましたが、勿論、トンネルを選びました。
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長い林道歩きですが、南関東の水瓶、丹沢の雨水を集める沢沿いのため、マイナスイオンとその景色に飽きることはありません。雨は3日前にもかかわらず豊富な水量です。雨が降るとご覧のようにあちこちで氾濫するようです。
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この一帯の水は全て相模川となって太平洋に注がれます。山と海の距離が近いため、堰堤や砂防ダムなどの対策もなされていますが、あまり目立たず景観を損ねることなく一体化されているように見えます。
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目の前に滝があるなんて、なかなかワイルドです。
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紅葉が始まる頃にまた来たいと思います。
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2つの沢が合流する場所で林道は終了、登山となり、急な400mの登りとなります。2つの沢はこの急な尾根の両脇を流れます。
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しばらく針葉樹林帯を登ります。沢の音が遠ざかり高度が上がります。
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北尾根に出ると視界がひらけます。ここまでまだ誰にも会っていません。
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標高で900m程、山頂が、紅葉の始まった樹間に見えました。
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広沢寺温泉コースはマイナーなコースで登山道は結構荒れています。その分登山者は少なく、静かで快適。人気の登山エリアの丹沢の中でもおすすめ。
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山頂が近づくと大山山頂とその連山を眺めながらの快適な尾根歩きとなります。
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七沢温泉からのコースと出会うと、登山道はメジャールートとなり、これまでとは見違えるように、木道も登場します。
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大山は阿夫利神社を祀り、麓に下社、山頂に奥宮があります。
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映っている人はどうでも良いのですが、熊出没注意、の看板があります。丹沢で熊はこれまで完全に意識の外でした。
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9時を過ぎると南(海側)には雲が湧き、視界が遮られました。相模湾や秦野の町が見えません!
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大山山頂は意外と眺望は悪くて電波塔の下でかろうじて西がひらけます。そう、いつもの塔ノ岳、丹沢山、蛭ヶ岳の丹沢主脈です。残念なことに富士山は雲の中で見えませんでした。
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大山北斜面には広葉樹の原生林が残っています。
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紅葉がさぞ美しいのではないでしょうか?沢の周りも楓などの広葉樹が多く、もしかすると紅葉の時期は混み合うのかもしれません。
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下山後の温泉。露天風呂のみでしたが、強アルカリ性の立派な温泉でした。近くには七沢温泉もあり、やはり紅葉の時期には観光客が押し寄せるような気がします。
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新しい大山発見の登山でした。かつて子供達と登った山で、その時は登りのコースタイムも1時間程でした。下はケーブルカーもあり、みんなで登れる身近な山、という事で逆に遠ざかっていました。でも、やっぱりいろいろなコースを登ってみるもんです。素晴らしい広沢寺温泉コースに出会いました。丹沢は僕のホームですが、まだまだ歩いていないコースがたくさんあります。楽しみです。