奥秩父3座目となる乾徳山に登りました。山梨県の200名山だが、あまり聞かない山、僕は知りませんでしたが、この界隈で探したら日本二百名山との事。どこにあるのかというと、甲府と埼玉県の秩父市を結ぶ国道140号沿いです。奥秩父はあまり馴染みがなく、今回初めて正確にその位置関係を知ることとなったのです。
南西から北東に走る140号の左に位置するのが金峰山、乾徳山、甲武信ヶ岳、右に位置するのが大菩薩嶺、雲取山など。甲武信ヶ岳は、乾徳山のすぐ北に位置し、名前の通り長野、山梨、埼玉を山頂でわけています。
一般的には、標高850mにある登山口から入山しますが、今日はさらに300mほど上の大平登山口をスタートとした。140号線から細い林道を6km進むと大平牧場跡地の駐車場がある。満州から引き上げた家族が開拓した牧場だそうだが、今はメガソーラーになっています。冬は、市の除雪を待てず、息子が自力で排雪しているそうです。駐車場番をしていたおばあさんが、お父さんが切り開いたこの地は離れられない、と話していたのが印象的で日本中にある現象でしょう。
ブナや樺の森を辿り
車道と交差しながら尾根に向かい急登をこなす
しばらくすると斜度が緩み
カヤトの原が現れた。ここからは南の富士山、西に南アルプスがよく見える。
カヤトの原は扇平で終わり、再び樹林帯が始まる。時折り山頂が姿を見せる。
大きな岩がゴロゴロ
鎖、ロープの連続
通り抜けられない
ここをよじ登ったら、先に道はなく、ただの岩登りだった。僕は嫌いなのに!
最後の40分はこればかり
ここを登れば山頂だが、僕は迂回路。最初の一歩で滑りました。この山の岩は蛇紋岩が多いのです。気をつけましょう。
薄く雲はかかっているが、南アルプス、富士山をはじめ、秩父の山たちが迎えてくれた。勿論、乾徳さん(地元ではこう親しみんを込めて呼ばれている)に、無事の到着のお礼を。
昨日の茅ヶ岳よりも近い富士山
南アルプスは雲も無く、素晴らしい!
甲斐駒ヶ岳の右奥には中央アルプス
ここからも金峰山の五丈石ははっきりと目視できた
大弛峠から国師ヶ岳
甲武信ヶ岳
雲取山?
土日祝日を避けて、晴れる場所に登る、会社員時代にはできない登山も、奥秩父編はこれで終了。今回も大満足の3日間でした。来週から新学期の授業が始まる。
甲州市フルーツパークの温泉で最後の入浴。富士山が真正面の絶景でした。
今年は、5月上越、6月妙高、7月東北、北海道、8月、9月で北、中央、南アルプス、10,11月で草津、浅間、美ヶ原に登り100名山ピークハントは終了予定。授業が厳しくなる中、このスケジュールをこなせるか?なせばなる!
相変わらず下手な山頂動画↓