サイバー大学の卒業研究も提出し、これが合格すれば卒業できます。ちなみに研究テーマは「機械学習モデルによる、日経平均株価の予測」でした。機械学習を実際に動かして、何かを予測させるのが目的だったので、正確性はあまり拘りませんでした。でも面白いことに、データをいくつか選んで、あるモデルを使って予測させたら正解率74%という結果を出したものもありました。これは、いくつかのデータを元に、明日の日経平均株価が上がるか下がるかを予測するものです。74%の確率で当たるなら、ルーレットの赤黒より高確率ですよね!
今度は何する?自分のアバター欲しくないですか?どういうことかというと、これまでの自分自身の記録を、ChatGPTのような大規模言語モデルと言われるものに学習させ、自分自身の記憶、個性を含むモデル、つまりアバターを作ろうというものです。
記憶の衰えや、判断ミス、考えることができない、など、加齢に伴い起こる問題は、皆共通かと思います。きっとそのうち、これらの機能をサポートする、個人用人工知能が登場することでしょう。これができれば、現世でのサポートのみならず、永遠にその人の記憶と個性を残すことができるということになります。それが欲しいかどうかは、その人次第ですが。近い将来には脳から記憶や思考パターンを日常的に記録できるようになると思いますが、当面は過去の記録や記憶を元に自身のデータを作って蓄積することが必要です。まずは、この作業から始めることになります。このブログももうすぐ12年、350記事でおそらく350,000語程度のデータはすでにあります。このデータ規模は、学習する上では、小規模と言われていて、最低でも1,000,000文字程度は必要です。毎日日記をつけていると有利ですね。機械学習させるということは、自分の個人データの保護をどうするか、が極めて大事です。大きなデータを学習させるには個人のPCでは限界がありますので、AWSのような、いわゆるクラウドサービスを使う必要があります。これらのサービスを使うにあたって、様々な個人情報保護の提案がなされていますが、本当にそれで良いのか、わかりません。これも、これから試行錯誤しながらベストな方法を見つけていきたいと思います。AIを含む情報通信技術の脅威的な進化は、いろいろなことを技術的に可能にしてくれそうです。新しいビジネスもどんどんできそうで、興味は尽きません。