Takの山行記録とバイオリンとかAIとか

山行記録に加えて必死に練習中のバイオリン、必死に勉強中のAIについて

大阪は水の街

2017-11-26 20:47:40 | 徒然
大阪マラソンに刺激され、大阪水回りコースを走りましたー。紅葉の大阪をご覧ください。

国道を北に登ります。

間も無く安治川、又の名を大川を渡ります。右には中之島が見えます。

さらに進むと淀川です。淀川大橋南詰めから淀川沿いに東進します。

今日は風も無い良いコンディションです。5kmほど川沿いを走ると、毛馬水門に辿り着きます。淀川から大阪湾に水を流すバイパスとなります。

毛馬水門からは大川に入ります。このまま進むと中之島に至ります。

大川沿いも紅葉が大分進んでいます。

天馬を超えると大阪城公園に入ります。今日の大阪マラソンのスタート地点です。

外周は銀杏並木が紅葉です。

大阪城公園から本町通を通り、御堂筋です。マラソンランナーが先ほど駆け抜けた場所です。
大阪もこれから冬になります。

京都一周トレイル

2017-11-25 17:22:49 | 関西の山

京都は夏は暑く冬は寒いのは有名です。それは京都が盆地の中にあるからなんですね。という事は、山に囲まれているって事。紅葉もピークを迎えた土曜日、京都に紅葉を見に行ってきました。どうせ見るなら京都外輪山を繋ぐトレイルを辿ることにしました。

京都一周トレイルは、南の伏見稲荷からスタートし、大文字山、比叡山、鞍馬を経て嵐山に至る全長72km、比叡山の848mを最高峰に100〜400mの低山を繋ぐコース。稜線から垣間見る京都の紅葉に期待が膨らみます!が、朝9:45、伏見の駅は大混雑、先が思いやられます。

千本鳥居もほれ、こんな有様…

稲荷山山頂233mのお社。この山頂から広大な山域一帯が伏見稲荷の聖域。入り口からここまで50分かかりました。

この山頂からトレイルに入ります。どんなトレイルなのか、楽しみです。

トレイルに入ると突然人影がなくなります。一安心ですね〜。

トレイルは一旦住宅地に降りて、東福寺を目指します。このトレイルはお寺、住宅地、山を巡るコースのようです。

東福寺も大混雑!紅葉の名所は撮影禁止!


東福寺はお邪魔せずに先を急ぎます。

泉涌寺に向かう路地では清水焼きの露店が沢山出ている。

泉涌寺、今熊野観音寺を迷いながら通り抜け、逸れたトレイルに合流、北上して清水寺の山、清水山に向かいます。向こうに見えるのは愛宕山。明智光秀が信長を撃つ前にこの愛宕神社に参拝、凶を引き続けたという伝えがあるそうです。やめたらどうなっていたのか?

今日の最高点清水山242m。山頂からは何も見えません。下には清水寺の紅葉があるはずです。

さらに北に進み高台寺の上、展望台から京都の街を望みますが、秀吉の妻、ねねが葬られている高台寺はやはり、見えません。


将軍塚の紅葉。やはり、お寺の中の紅葉が美しいですね。残念ながら、ほんとうに立派な紅葉はお寺の庭で、しかも有料です。でも、Takは箱庭の紅葉よりも、自然な紅葉が好きですから、一向に気にならず、お金持も払いません!

今日は東山の山々を巡り下山。街の庭の紅葉もまた、美しい!
かねてよりこの季節に山から京都を眺める事を企画していたのですが、トレイルは眺めが悪く、紅葉は下で見るのが良さそうです。次は、比叡山に行って見ます!

塔ノ岳

2017-11-12 15:10:36 | 日記

昨日の朝、関東に雨と強烈な南風を吹かせた低気圧は北海道に去り今日は快晴の朝となった。西高東低の冬型の気圧配置、とまではならず、厳しい冷えこみもない快適な朝、塔ノ岳に登る。見晴茶屋から日の出を望む。ススキがもう冬、というよりまだ秋の名残を感じさせる。

今週末は逗子の別荘に滞在だ。塔ノ岳は4月以来で、26回目の登山となる。実は昨日登ろうとして、大倉まで来たのだが、雨と強風に加え、飲み過ぎのせいか体がだるく、そうそうに退散していた。雨と風はじきに止むと分かっていたのだが。紅葉も終わり、堀山尾根(Takが勝手につけた名前で実在しません。駒止茶屋から堀山の家までの気持ちの良い尾根)から朝日に輝く塔ノ岳山頂がはっきり見えた。

新記録!大倉山の家から塔ノ岳山頂まで、2時間を切る事を目標としていたが、今日初めて1時間58分で登れた。まだまだ進化する58歳ダァ〜!

新雪を頂く富士山をご覧ください。雪の量は平年並みのようだ。

それに比べて南アルプスの雪は早いようだ。スッカリ冬化粧。

今日も房総半島まで一望だ。これからの季節にしか見られない光景。

今年の紅葉はまだ中途半端だ。すでに麓の大倉から秦野の市内で紅葉が始まっているが、丹沢の山中ははっきりしないぼやけた感じで美しくない!

そして下りも多くの登山者をかわしながら、こちらも1時間13分で新記録。やれば出来る!感でとても盛り上がったトレーニング登山でした。
去年の11月、21回目のトレーニング登山後、毎月登る、200回目指す、と宣言して1年。その間大阪に引っ越しなどのイベントもあったりして、この1年で5回しか登ることができなかった。久しぶりに来たのだが、あの5千回男の畠山さん、毎週登っているトレラン兄さんは相変わらず登り続けているようだ。Takも大倉山の家のおじさんから、今日ははやかったねー、なんて言われるように。今後もますます機会は減ると思うが登れる限り来ようと思う。

金剛山1,125mから千早城

2017-11-03 15:37:41 | 関西の山

11月3日文化の日は、戦乱の歴史探訪と紅葉を求めて大阪、奈良、和歌山にまたがる金剛山に登りました。2週続いた台風の後で爽やかな秋晴れとなったこの関西地方だが、気温が高く、この季節特有の身の引き締まる寒さはまだない。そればかりか紅葉も中途半端になりかねない。写真は山頂から北に少し下ったブナ林から大和葛城山方面の素晴らしい紅葉。

金剛山は鎌倉時代、楠木正成が後醍醐天皇をいただき、鎌倉幕府に対抗、城をこの山の裾野に築き戦った場所でもある。そしてその城を千早城と呼ぶ。難攻不落としてつとに有名だが、それもそのはず、標高差150mの急な石段を登らないとたどり着かないその石段は後ほどご覧いただく。今日は初めて車で標高500mの登山口まで。到着9:30、出発9:40という遅いスタート。

登山道は全て石か木の階段だ。泉州の皆さんに愛されてやまない金剛山は今日も家族連れやお年寄りで大賑わい。毎日登る方も多いようで、顔馴染みで挨拶を交わす人も。

標高差600mを50分ほどで登ると山頂広場に到着。そこには金剛山の山名由来となったと言われる転法輪寺がある。

転法輪寺のお不動さん。このお寺が最高地点かと思えば、さにあらず、この寺の後ろに聳える葛木岳山頂が最高地点となる。

そしてそこには葛木神社が鎮座している。


この一帯は神域となっており、一種厳かな雰囲気に包まれている。樹齢数百年と見える杉の巨木があったり、歴史を感じさせられる。


今日一番の景色だ。北に見える大和葛城山へはダイヤモンドトレイルと呼ばれる道で繋がり、次回は両山繋いで登りたいと思う。


鎌倉時代の仏塔や墓が至る所に散在し、近畿という地域がかつて歴史の中心部であった事を主張しているようだ。

標高650mに位置する千早城址。150mの標高差を登る階段をご覧ください。


150m差を鎧着て、武器持って、駆けあがれるか?
幕府軍は、この階段で悉く討ち取られたりぃ!周りは死体の山だったのかぁ?

という事で、妖気とパワースポットに満ち溢れる短い山旅は終了です。人気(ひとけ) に満ち溢れ、寺社仏閣に囲まれた山は、山として登るのではなく、歴史に想いを寄せ、パワースポットで元気を貰うという趣旨で登るべきです。この関西にいるとつくづくそう思います。