Takの山行記録とバイオリンとかAIとか

山行記録に加えて必死に練習中のバイオリン、必死に勉強中のAIについて

瑞牆山(みずがきやま)

2015-04-26 16:58:03 | 日記

4月26日は、奥秩父の瑞牆山(みずがきやま:2,230m)に登った。奥秩父と言っても、この山は最西端、どちらかと言えば八ヶ岳や南アルプスに近い。最寄りのインターも須玉だ。要するに、遠い。片道3時間は見ないといけないため、早朝も早朝、2:30に自宅を出発。今日のスタート地点のみずがきの森芝生公園駐車場には5時過ぎに到着。5:30スタートとなった。

林道から見上げる瑞牆山。花崗岩に覆われた、巨岩だらけの山だ。奇観と言える。右が山頂だが、そのさらに右に突き出しているのは大やすり岩。どうしたらこんなんになるんだろう?今日は、芝生公園から小川山林道をたどり、終点からは、不動沢に沿って北斜面を登る、途中、巨岩を眺めながら山頂に到達後、南側を下山して、芝生公園に戻る周回コースとした(ヤマケイお薦めコース)。

沢を何度か渡渉し、丸木橋を滑り落ちそうになりつつ1時間ほど行くと釜瀬不動滝が現れる。高さはさほどでもないが、てかてかに磨き上げられた滝壺が年月を感じさせる。

夫婦岩。このほかにも摩天岩、弁天岩など木の陰でよくは見えないが、顎を水平にしないと見えない岩のオンパレードだ。

振り返ると、朝日に輝く八ヶ岳が見えた!山頂の景色が楽しみだ。

標高差300mの最後の登りに入ると残雪が。まだ50cm~深いところは1mほど残っていて、歩きにくいことこの上なし。よもやと思って簡易アイゼン(これは不要だった)は持ってきたが、肝心のスパッツを忘れて、靴雪まみれ・・

8:15山頂。雲海を従える富士山、八ヶ岳、南アルプス。

パノラマも追いつかない180度の眺めをお楽しみください。

東に聳えるのが、奥秩父の盟主(標高は2番目らしい)、金峰山(きんぷさん:2,599m)。右が山頂だが、そのまた右の突起は五丈岩。本来であれば、ここまで来る以上、金峰山、瑞牆山両方のばらないと(車中泊で)時間と交通費の無駄使いなのだが、今回は体力と気力に欠けました。風もなく、立ち去りがたい山頂だったが、帰りも遠い、30分ほどで下山開始。

帰りの南斜面は雪全くなし。岩の多い急斜面を1時間ほど降りると、富士見小屋がある。

ここからはカラマツなどの落葉樹林帯を行く。とても気持ちの良い林間コースで、秋の紅葉時期はさぞ素晴らしいのだろうと思う。樹林帯から山頂を望む。富士見小屋から芝生公園までの道は、アルペンガイドのもあるように分かりにくい。とても良くできたルートなのに、道票がいただけない。富士見小屋からしばらく降りると富士見林道に入る、ここに標識無。林道から今度はみずがき林道方面へ。これも分かりにくい。さらに分岐を、ここでやっと芝生公園が出てくる。他に、せっかくかかっている丸木橋、崩壊寸前で危ない。最後、駐車場に降りる道もよくわからないので、林を漕いで降りるのが正解。

大変よく整備された駐車場。ここから瑞牆山、八ヶ岳の眺望が楽しめる。

今日は、帰りに増富温泉日帰り浴場でひとっぷろ。天然ラジウム温泉かけ流し、820円也。この辺りは、桜も見ごろ。

今日は、最高の眺望、温泉、桜までついて、充実した一日でした。ついでに帰りの高速も渋滞全くなし、ゴールデンウィーク直前のたまものか??お疲れ様でした。

 

 


温岳会2015年春~石割山

2015-04-18 23:07:10 | 日記

4月18日毎年春、秋に開催される「温岳会」春バージョンに参加。東京近郊の低山をハイキングしてから、温泉、宴会という楽しい会だ。取引関係数社の現役、OB、家族が集う。今回は5人のお子様含む総勢30名。場所は、富士山の麓、山中湖の北側に連なる石割山(いしわりやま1,413m)から平尾山(ひらおやま1,318m)、大平山(おおひらやま1,296m)、長池山(ながいけやま1,178m)を縦走するハイキングコース。新宿発7:40中央高速バスで一路山中湖へ。

11:10平野バス停を出発。山中湖畔はまだ桜が見ごろだ。今年の東京の桜は雨と風であっという間に終わってしまい、花見もままならなかったので、思いがけないおまけとなった。

石割山ハイキングコースに入ると、いきなり403段の階段が待っている。急勾配にもかかわらず、子供たちは元気に駆け上がる!

天気予報は快晴だが、富士山とこの石割山の周辺にはガスが。

石割山の由来。山の8合目付近には大きな割れ目の入った巨岩が。これを祭っているのが石割神社だ。

12:30石割山山頂。富士山はガスで出たり隠れたり。まじかに見る富士山は格別。又、山梨側から見ると形も素晴らしい!以前、少し南、神奈川県境にある三国山から望んだことはあるが、秋で雪がなかったため、この眺めは初めてだ。

平尾山を経由して大平山に。故郷の秋田にも大平山があるが「たいへいざん」と読む。標高も同じくらいで、子供のころ学校行事で何度か登ったものだ。大平山から来し方を望むと、急登をこなした石割山が遠くに望まれる。なぜか、山頂部にガスがかかっている。

飯盛山を通り、最後の長池山に向かう。富士山を眺めながらの楽しい山歩きだ。

15:00山中湖畔に降りてきた。この時間には富士山もすっきり。山中湖には、これからシベリアに向かうのだろう、オオハクチョウが羽を休めている。餌を与えられているせいか、人を全く警戒しない。そんな中、2羽が愛らしいハートを見せてくれた。

15:30「紅富士の湯」で温泉と、お待ちかね大宴会だ。この日帰り温泉は、観光バスも乗り付け、大混雑。中国人観光客と湯船につかって富士山を眺めるというのも、時代の流れか。秋の企画は、奥穂高らしい。お疲れ様でした~。