Takの山行記録とバイオリンとかAIとか

山行記録に加えて必死に練習中のバイオリン、必死に勉強中のAIについて

懸案だった丹沢主脈縦走2024/11/22

2024-11-22 20:07:00 | 日記
丹沢はこの10数年何度も訪れていますが、北の道志側から丹沢主脈三兄弟、蛭ヶ岳、丹沢山、塔ノ岳を繋いで大倉に抜ける縦走は懸案の一つでした。このコースはずっと富士山が見えるのも楽しみなポイントです。今日、やっと実行です。

10年前に道志側から蛭ヶ岳をピストンした。その時と変わらず残る木材切り出し用モノレール。

道志は鉄道がなく、いつもは車ですが、今回は縦走なのでバスを乗り継いで行かねばなりません、朝4時過ぎに家を出て、JR3線目、横浜線の橋本からバスを2本乗り継いで登山口のある青根についたのは8時過ぎ。ここはまだ神奈川県です。4時間あれば車で北アルプス行けます。

道志側の紅葉ほぼ終わり

黄色い葉っぱに

赤い葉っぱ

カラマツとブナの落葉 植生豊かです。

尾根が近づき蛭ヶ岳見えてきました。天気も良さそうです。

焼山方面と蛭ヶ岳を繋ぐ稜線から。蛭ヶ岳はまだ遠い。

夏のような空と雲ですが。

途中のピーク、姫次から振り返って焼山を見る。焼山というから火山かと思いきや、徳川時代は殿の御猟場で頻繁に山焼きをしていたから、だそうです。

途中、ずいぶん荒れています。シカ対策、植生保護が随分とされています。

蛭ヶ岳山頂です。神奈川県最高峰です。富士山はガスがかかって見えません。なぜ、蛭ヶ岳なんて不気味な名前なのか?山ビルが多いのも事実。昔の猟師の帽子をヒル、と言ったため、説も。

丹沢山へはなだらかな尾根をのんびり歩きます。

階段、木道だらけのこのルートにあって唯一山っぽい場所。

向こうの塔ノ岳まで行きます。

気持ちよかー!

なかなか良いではないですか。因みに下に写っている方、鹿対策レンジャー!稜線からライフルで狙います。こんなところで?うそー、と思いましたが、立派な自治体の事業でした。

日本百名山、丹沢山です。ここからも富士山見えません。

今日はまさかの富士山雲隠れデーでした。晴れていれば蛭ヶ岳からの道中ずっと眺められる素敵なコースなのです。

最後の登り返し。塔ノ岳。

今日はダメでした。今年はずっとダメでしたね。

空気は冷たいが、空はなんだか夏のよう。

向こうからやってきました。スタートが遅く、明るいうちに下山したかったため少し無理をしました。膝痛再発!どうも走ったり登ったりするときに無理をすると膝が痛む。今年に入ってからスクワットをサボっていた祟りでしょう。登ったり走ったりしてるからいいや、と思っていたら、膝周りとお尻の筋肉が落ちてました。年を重ねたら油断禁物!!


表丹沢の紅葉はこれからです。
急いだおかげで5時前に渋沢駅前到着。公共交通機関利用なのですぐ飲める。交通費も安くすんでめでたし!

ゴールはいつもの大倉。


11年前の記録です。昔の方が真面目にちゃんと書いてました。



由布岳お鉢巡り

2024-11-13 16:57:00 | 日記
所用で大分に来ました。昨年の九州遠征で登り損ねた山、由布岳に登ります。







去年は祖母山に登った後、雪降る道の駅ゆふ院で一夜を明かしたのでした。




この山、双耳峰でトトロの耳にも見えます。いや、猫バスか?麓から見るとカワイイのですが、登るとなかなかワイルドな耳でした。

飛行機の時間の関係で昼前には下山しなければなりません。今日もヘッドライトでスタートします。九州は日の出が関東より30分遅いです。




広々とした草原(と思われる)をしばらく歩いて樹林帯に入ると、向こうからコチラを見るたくさんの目。シカたちが朝食中。クマじゃなくてよかった。九州にはツキノワグマは(あまり)いないのです。


6時を過ぎてようやく明るくなってきた。


紅葉している。


落葉の積もった歩きやすい道を登る。マタエの分岐まではとても快適な登りでしたが、ここから状況が一変します。


マタエの分岐。トトロの耳は岩、です。

今日は鎖場の続く西峰(湯布院側から見ると左耳)に登り、その後お鉢巡りをして最高峰の東峰(右耳)に登るコースをとりました。


こんなのが5カ所続きます。



やっと山頂。


怖かったです。


湯布院の町は朝霧に覆われています。


南には祖母山。祖母、頂は前回縦走したいと思った場所。


お鉢へGo!


朝日を浴びる西峰。

お鉢は切り立っている!

痩せ尾根を上がったり下がったり。


富士山や羊蹄山のお鉢とは違います。緊張します。

げっ、なにこれ!

最後の登り。一安心。


いやー、緊張したー。
鎖場もお鉢も、なめてました。久しぶりに3点支持で岩にしがみつく西峰、ギザギザのお猪口の様な痩せた岩綾のお鉢。お鉢ってもっとのどかなものを想像してました。
イヤ、久方ぶりにスイッチ入りました。


降りは紅葉眺めながらのんびり。

分岐で飯盛ヶ城に寄り道。

この飯を持ったような三角錐だから飯盛ヶ城(Takの説。なんで城かは不明)。


後ろ由布岳。気持ちの良い岡でした。

スイッチが入ったので、下山後は大分駅前の居酒屋に直行。空港バスの待ち時間にハシゴ(こっちは登る梯子ではなくて、酔っ払うハシゴ)で関サバ関アジ、とり天、おでんでビール、麦焼酎。下山後すぐに飲めるのは嬉しい。そういえば、下山後は由布院駅前の温泉銭湯で汗流す。ななんと200円。ただし石鹸シャンプーありません。
この辺りでは湯布院と由布院と2つの書き方をされます。この違いは何か。「由布院町」と「湯平町」の合併でできた「湯布院町」なので、昔の由布院町では由の字を今でもそのまま使っているそうです。新しい町全体の事を指す時は湯布院を使うとか。まぎらわしいです。どちらの顔も立てると後が大変。ので、最近はひらがな表記も増えているんだとか。
1泊2日、駆け足の大分でした。





榛名山

2024-11-07 21:28:00 | 日記
関越自動車道を新潟方面に走ると、前橋あたりから右に赤城山、左に榛名山がドーン、という感じで現れます。

左側に見える榛名山は、いくつかのピークのある山域を指します。

右側の赤城山。今日は今年1番の寒気で赤城おろしが吹き荒れました。赤城山の後ろに初冠雪した日光白根山の山頂部が見えます。

榛名山は最高峰の掃部ヶ岳(かもんがたけ1,449m)、鬢櫛山(びんぐしやま1,351m)、烏帽子ヶ岳(1,363m)、榛名富士(1,390m)の主要4座で構成されている(らしい)。今日はこの順番で榛名湖沿いに時計回り周回しました。

最初の掃部ヶ岳には階段がありますが、登りにくい。

山頂は展望なし。

一旦駐車場まで降りて県道を歩く。7:30で2度でした。

県道から2座目の鬢櫛山に登り返します。このルートで登る方は少ないらしくて笹が登山道を覆っている。

ここも眺望なし。この辺り北風強くて凍えます。今年初めて寒さを噛み締める。

陽がやっと上がって少し暖かく。

鬢櫛山は痩せ尾根を多く登らされます。

鬢櫛山からコルまで降り、烏帽子ヶ岳に登り返す。

烏帽子ヶ岳にはお稲荷さんが祀られている。

だんだん疲れてきたよ。

ここも周りはよく見えませんが、

少し先に行くと東の展望が開けました。

榛名山は、赤城山と並んで関東平野の扇の要、一望します。遠くスカイツリー、富士山も見えました。寒気のせいで空気が澄んで遠くまで見えてナイスです。

最後の紅葉を眺めながら降る。

榛名湖温泉まで降ると最後の榛名富士への登山口がある。ここの「ゆうすげ元湯」という温泉、520円でいいお湯です。

富士と名のつく山の登りは何処も急です!

山頂には風情のないお社。

ロープウェイで山頂まで上がれます。

榛名富士を降ると正面に最初に登った掃部ヶ岳。

2座目の鬢櫛山。確かに、櫛の形してる。

烏帽子ヶ岳もまさに烏帽子形!
榛名富士です。


4座まとめて眺めるとこんな感じ。烏帽子ヶ岳岳奥にちょこんと見えてます。
今日は4座回ってちょうど榛名湖を一周しました。榛名湖は噴火でできたカルデラ湖で標高1,100mの位置にあります。さらに麓には伊香保温泉があり、この辺りは一大観光地です。



温泉は、初伊香保、を楽しみにしてたんですが、あまりの寒さに榛名湖温泉ゆうすげ元湯に飛び込みました。いい温泉でしたよ。伊香保の黄金湯はまたの機会に。