Takの山行記録とバイオリンとかAIとか

山行記録に加えて必死に練習中のバイオリン、必死に勉強中のAIについて

今年の登り納め 塔ノ岳32回目

2021-12-26 18:22:00 | 日記


今年もあっというまに終わろうとしています。振り返れば、とても中途半端な一年だったような気がします。
コロナのせいばかりではありませんが、仕事も在宅が多く、出張や、現場にも行けませんでした。
こんな状況では、野外活動も、勢い力を失いました。
登山も、関西では百名山と、大峯奥駈道の主な山、神奈川の自宅周辺に留まり、アルプス、北海道方面には足を伸ばせませんでした。
少し、内向きになっていたようです。
今日は、全国的に数年に一度の大寒波襲来と予報され、雪や凍結が懸念されましたが、年末恒例で、丹沢に向かいました。
装備も大阪にあり、大丈夫かと思いましたが、無理なら引き返すつもりでした。


丹沢に向かう途中からチラホラ雪も降り始めました。午前中は気圧の谷の影響で雲が出る=山では雪、予報です。
案の定、登山口周辺は良い天気ながら、山頂方面は雪雲に覆われています。
今年の気分を引きずりながら、登り始めます。

晴れろと、田中陽希のように念じながら登ります。
八合目の花立山荘を過ぎたあたりから、山頂の雲が消えて、快晴となりました。
すでに気温は氷点下ですが、久しぶりの冷気が、体も、モヤモヤの心もシャキッとさせてくれました。


塔ノ岳は、今回で32回目となります。前回含め、最近はマンネリでトレーニングに登っていただけのような気がします。
今日は、久方ぶりに、この山の良さ、登山の楽しさを思い出したようです。
富士山は半分雲の中でしたが、丹沢山、蛭ヶ岳、八ヶ岳、南アルプスは、冷たく澄んだ空気のおかげでクッキリです。
ここからの眺望は、南は伊豆大島、北は北アルプス、関東平野から房総半島と、素晴らしいものです。特に冬は。
最近、右足の状態が悪く、実は今日も不安がありました。でも、登ってみると大丈夫。
気分も吹っ切れ、足の状態も確認できて、最高の登り納め登山となりました。
来年からは、少し原点に帰って登り続けようと心に決めました。


本日のデータ。
今年もお付き合いいただきありがとうございました。
来年からは少し違う報告ができるようにしたいと思っていますので、よろしくお願いします。
では、皆さん、良いお年を!












初冬の日本海 これから厳しい季節に

2021-12-05 22:00:00 | 旅行


京都府の北は日本海に面します。12月に入り、厳しい季節に入ります。
京丹後伊根の岬は、荒々しい断崖と、激しい波飛沫でした。日本海の断崖と言えば、福井県の東尋坊が有名ですが、ここにはもっと荒々しい自然がありました。


間人と書いて、たいざ、と呼ばれるこの地もこれから始まる厳しい季節を予感させます。間人は、聖徳太子の母親の名で、この地を訪れたそう。また、松葉ガニの有名な産地でもあります。


冬に入った日本海。天候は安定しません。これからは北西からの強風と、吹き付ける雪と、波の花が舞う、厳しく長い季節になります。


そんな中、天橋立は、宮津の湾に抱かれて悠久の静けさを保ちます。
秋田で生まれ育ったTakは、冬の日本海には暗く厳しいイメージが強くあります。東京で初めて冬を迎えたとき、晴天の日々が続く太平洋側と日本海側の違いに愕然としました。
最初は羨ましいと思いましたが、長い冬を乗り越えて迎える春の喜びはまた、そこでなければわからない、経験でもあります。
寒い冬になりますが、12月になれば、陽が伸び始める日を迎えます。風邪をひかないように気をつけましょう!