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明日から緊急事態宣言となりますが、対象地域の皆さん、いかがお過ごしでしょうか?Takはその前に念願(懸案?)の大峯山系の最高峰、八経ケ岳に登ってきました!
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この大峯奥駈道の中核にして、世界遺産、日本100名山のこの山に登るのは大変です。公共交通機関を使うと日帰りは不可能です。元々縦走(修行)して登る山です。従って、山小屋ならぬ宿坊が数多く置かれています。大阪からは国道309号線が尾根(奥駈道)を貫通しており、トンネル口に登山道がつけられ、駐車場もありますからこれを使わない手はありません。国道とは言え、すれ違えない幅の距離がトンネル手前20km程続きます。
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それは、この山が多くの登山者を寄せ付けない、太古の自然が残されていると言う事ですね。
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トンネル脇から登山道に入ります。奥駈道に共通する事ですが、最初は急登が続きます。が、こんな花が待っていてくれました。山ツツジです。
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30分大汗をかくと尾根に出ました。左に行くと行者還(ギョウジャガエリ)岳や山上ケ岳方面(これまで歩いてきた吉野や大天井ケ岳の北方面)、右が目的地の八経ケ岳、南方面。登山は4ヶ月ぶりでした。ハムとバランスを支える筋肉たちが悲鳴を上げました。
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奥駈道です。穏やかな尾根が続きます。
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が、大峰山へは壁の様な急登が待っていました。右が弥山(みせん)、左の尖った山が八経ケ岳。
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最初のピーク、弥山(1,895m)。後ろに見える尖ったピークが八経ケ岳。次の写真をご覧ください。今いるこの場所は大変ありがたい場所の様です。
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古代より、神々の集う場所。一家の繁栄と安全をお祈りいたしました。
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弥山山頂付近には宿坊があります。今は冬季休業中との事ですが、コロナ禍の事もあるのでしょう。
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30分のアップダウンで、日本100名山にして世界遺産、八経ケ岳(1,915m)到着です。
素晴らしい眺めです!
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南の釈迦ヶ岳。
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奥駈道は南に延びる。
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この山頂に立ち、改めてこの山域の広さと天然林の素晴らしさを噛み締めました。コロナが収まれば、吉野から熊野まで、いつかは縦走したいものです。
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帰り道は、この山に良く来るという男性と降りました。いろいろ良くご存知で、あれやこれやと教えもらいました。これは、行者還岳(1,546m)。この手前のコルの下を、車を停めた行者還トンネルが貫通しています。
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これは山ツツジ。朝見たものですが、光の加減でとても綺麗に見えました。青空とのコントラストもナイスです。
実は、今日も多くの登山者が来ていましたが、女性も大勢いました?ここは女人禁制では?実は女人禁制は、この場所より北側、山上ケ岳周辺なんだそうです。結界門があるのはそこでした。山上ケ岳には大峰山寺もあり、信仰では山上ケ岳が総本山のようです。
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まだ桜が咲いている細い道を帰ります。久しぶりに素晴らしい、山と自然を満喫しました!