アメリカの医療制度は日本と少し異なり、ホームドクター制度(Primary care)をとっています。体調に問題がある場合、まずこのホームドクターに相談して、簡単な症状の場合、ここで処置したり、薬を処方してもらいます。専門医の診察が必要な場合は、紹介してもらいます。日本で導入を急いでいる'かかりつけ医'の制度です。今日は、Takの会社が加入している組合に提出する簡単な健康診断(Biometric screening)行うため、初めて、この、ホームドクターを訪ねました。
Takのかかりつけ医、Dr. Lakeです。サバンナではセントジョセフと言う大学病院が有名で、Takの住んでいるプーラーと言う町にも最近新たにプライマリーケアセンターができました。
Dr. Lakeはここに勤務しています。白衣の下は、ボタンダウンにチノパン、写真通り蝶タイをつけた洒落者です。問診、身体測定、採血など一通り終わったあと、せっかくなので、カビに侵されボロボロになって困っている、足の爪を見せて、どうすれば良いか相談。
飲み薬を処方され、6週間後に再度チェックとなりました。これ、日本では水虫、こちらではAthlete Foot、といいます。随分イメージ違いますね!ちなみにTakには皮膚にこの症状はありません。
処方箋は自分の好きな薬局に送られて受け取れるので、自宅の隣のスーパーの薬局でお願いしました。出来ると電話が鳴ります。
こうしてみると、今現在、Takの置かれている医療事情は極めて便利といえます。車で10分のところになんでも取り敢えず相談できるドクターがいて、ちなみに血液検査の結果も、ここのラボですぐ出ましたし、薬も隣のスーパーで好きな時に受け取れます。今日のクスリは約3千円と、日本の保険適用に比べて高いような気もしますが。この病院は、写真にもありますが、緊急時対応もしてくれるので、さらに安心。ちなみに、以前お世話になった、整形外科も本来であれば、このルートで紹介される事になります。
予約確認や次の指示など、ショートメッセージでどんどんくるので、良く英語が聞き取れなくともなんとかなります。
でも、一番有難いのは、ドクターのお世話にならない健康な身体、ですね!