Takの山行記録とバイオリンとかAIとか

山行記録に加えて必死に練習中のバイオリン、必死に勉強中のAIについて

白毛門ー3度目の正直

2017-01-29 14:34:17 | 日記

1月28日朝、上越新幹線で上毛高原に向かう。今回は、谷川岳東側にある白毛門(1,720m)に登るのだが、山中に雪洞を設営して泊まる、という企画だ。何方かと言えば、雪洞宴会がメインとも言えるのだが、Takは勿論初めてだか、夜の寒さを考えるとあまり気の乗らない企画とも言えた。しかし、この白毛門、過去2回山頂を目指したが、いずれも途中撤退を余儀なくされた因縁の山でもある。今回は山中泊でもあり天気にも恵まれるチャンスも高く、参加を決めた。写真は28日夕方、雪洞設営地点からの谷川岳夕景。

10時30分、土合MAXさん横から入山。今回は、おなじみCOBBさんと若者2名の合計4人。若者は23歳、実に年齢差は34歳!お酒も食材もみんな運んでもらえて助かります!

白毛門は取り付きから急登の連続だ。Takは軽装備だが、泊の用意にアイゼン、ピッケル、カンジキ、ストックと担ぐのは大変だ。標高差700mの松の木の頭を目指す。

今日は東側の視界が良い。谷川岳山頂はガスが
かかっているが、東側の白毛門は山頂が青空に映える。

上州武尊山。

2時、雪洞設営地点の標高1,400m、松の木の頭に到着。早速雪洞掘り開始。尾根の横、雪の溜まった場所を探すのだが、適当な場所はそうあるわけではない。特に、雪崩れが怖い。今回は尾根の東側、雪庇になりにくい良い場所を見つけた。

四人寝るための雪洞を掘るのは骨が折れる。若者二人のパワーに感謝。3時間ほどでこんな立派な雪洞が完成!広さ5畳、高さ170センチの雪洞ホテル。

早速焼酎で乾杯。ビールは残念ながらなし。

晩飯は豚と鶏のパイタンスープ鍋。あげと木綿豆腐だってある。締めは雑炊でお腹いっぱい、胸いっぱい。男というものは、なぜか狭いアナグラが好きだ。秘密基地、なんて作り密かな喜びに浸ったむきも多いと思う。そんな非日常の、標高1,400mのあまり人の入らないこんな非常識な場所で鍋をつつく、やった人だけが味わえる喜びだ。

寒い夜が明けると今日も天気は良い。西の谷川岳も朝日を浴びて白く輝く。29日は太平洋側を高気圧がおおい、何方かと言えば西側の天気が良い。谷川岳山頂は晴れているが、白毛門は山頂は見えるが上空は雲がかかっている。

7時30分、宿営地を出発、山頂を目指す。風もなく、穏やかな天候で9時前には山頂到着。

3回の挑戦でやっと成功!残念ながらこの時間帯は山頂付近はガスに覆われ視界はきかなくて残念。でも、過去、吹雪と大きなクレバスに阻まれ断念した事を思えば、そんな事は気にしません!9時には下山開始、天候も回復、素晴らしい谷川岳を眺めながら2時間ほどで土合に到着。実に素晴らしい2日間だった。これまで雪洞体験が無かったことが悔やまれる。みなさん、是非、クマさんの冬眠体験を味わってください。雪洞作りも楽しい、中での宴会も楽しい、言うことなし!

新春の塔ノ岳

2017-01-22 13:34:57 | 日記

1月22日日曜日は、今年初めての塔ノ岳。関東地方は今日も強い北風の快晴で空気が澄んで素晴らしい眺望だ。先週は寒気の入り込みで本州太平洋側にも雪を降らせたが、この丹沢はそれほどでもなく、昨年来の固い雪が花立山荘より上に残っている程度で本格的な雪景色と言うわけではなかった。今日は5時50分にヘッドライトの明かりを頼りにいつもの大倉山の家を出発、山頂には8時ちょうどに到着、いつものタイムだ。

陽の光を浴びていると結構温かいのだが、山頂は北風が結構吹いて、グローブを外して写真を撮っているとあっという間に手がしびれて動かなくなる。温度計はマイナス6度だが、体感温度は5度くらいはさらに低いだろう。

こちらは雪をかぶった右が丹沢山、左が蛭ガ岳。左奥に見えるのは八ヶ岳の赤岳(と思われる)。

山頂の尊仏山荘でいつものコーヒーを飲む。今日は猫のミー君はお休み中。外に出ればあまりの寒さにすぐに下山開始。上はこんな感じですが、里に下りればもう咲き始めの梅の花を発見。毎年この季節は山の上の冬と、郷の春を同時に味わえる。日も長くなり、春ももうすぐと言う感じで、始まったばかりと思っていた冬はあっというまだね~!

大倉山の家では、自分の畑でとれた野菜を朝どりで、しかも格安で分けてもらえる。直売所とはこんなものかもしれないが、今の時期朝どりの白菜100円は格安。買って帰れば奥さんに褒められます。高速代金とここの駐車場代合計3500円の一部でも元をとったという自己満足も得られて何よりです。

ここで皆さんにお知らせです。Takは、この春で、35年間お世話になったI商事を退社、4月よりF製油という会社のお世話になることになりました。4月以降、このブログも新しい展開が予想され、もっとお楽しみいただける内容になることが期待されます。これまでも多くの方にお世話になってここまで(仕事もブログも)来ましたが、これからも、これまで以上にご愛顧、ご支援いただけますよう、切にお願い申し上げて、今日のページを締めさせていただきます。


札幌~南富良野BCそして新年会

2017-01-11 21:18:32 | 日記

2017年は、北海道より。1月8日、南富良野タケノコ山山頂でミニ山の会のメンバーと。素晴らしい天気だ!

1月7日からの3連休は、北海道の師匠たちの会、ミニ山の会の新年会に参加した。7日はAmigo師匠と初めて2人で札幌近郊、三菱山、盤渓山を訪れた。師匠たちがトレーニングで使う山で、Takも札幌在住時にはすぐ近くに住んでいたため、一度は登りたい山だった。8日は南富良野のタケノコ山でBC、その後金山湖畔のラーチという素晴らしいホテルで新年会。最終日9日はホテルの裏に位置する0の山、に登って充実の3日間を過ごした。

7日、ほぼ1年ぶりにスノーシュー登山だ。宮の森の奥にある、盤渓市民の森から取りつく。入山者が多いようでトレースがばっちり。久しぶりの自分にはちょうど良いトレーニングだ。小一時間で三菱山山頂。ちょうど盤渓スキー場の上に山頂がある。

三菱山から登り返して盤渓山へ。ここで札幌近郊、駐在時代アパートの窓から眺めていた山々の全貌が明らかとなる。

西からガスに覆われた手稲山、三角山、そして藻岩山。こういう位置関係だったということが今回初めて知る。

8日は、朝8時にToshiさんに拾われて一路夕張、占冠方面へ。金山湖を過ぎて今やBCのメッカとなったタケノコ山で全員集合、山頂を目指す。

11時、天気は快晴でタケノコ山山頂を望む。山頂から谷の部分が35度くらいのちょうどよいバーンとなっており、北斜面も相まって、最高のBCバーンとなっている。しかも今日は、又とないほどの晴天だ。期待に胸が膨らむ!

今日もトレースばっちり。数少ないBC登山に四苦八苦しながらも頂上が近付く。

芦別岳。

遠くに夕張岳のかっこ良い山頂が見える

十勝岳連峰の山並がすばらしい

東大雪の秀峰ニペソツまで見える

素晴らしい眺めの後の滑りはこちらの動画でご覧下さい

https://vimeo.com/198657727

8日夜 ミニ山の会新年会

参加者は、Amigoさん、Toshiさん、Aotaさん、Mocchanさんと私。いつものHiromiちゃんは残念ながらお仕事で欠場。男(おっさん)5人での新年会は、食事前ビール、食事ワイン、食後ワイン&日本酒で盛り上がり、Takは完全に酔っ払い。

最終日9日は0の山。ラーチの裏手で天気が良ければ夕張岳一望の絶好ポイントと言うことで、夕張出身のToshiさんと、夕張愛好家のAmigoさんは、毎年必ず早朝にその姿を拝むべく登る山だそうだ(いつも見えない)。0の山、は実際には国土地理院の地図上には存在しないただのピークだが、その奥に1の山、が存在するためこの通称が冠されたのだそうだ。1の山には夏道はなく、0の山にはある、というのも面白い。0の山から1の山、2の山への縦走はしたがって冬しかできない。今日は、0の山から周回してラーチに戻るコースだ。

今日の天気は昨日とは打って変わり冬らしい曇りおよび山頂付近はガスに覆われて視界は利かない。二日酔いのメンバーはひいひいいいつつ登った後はすっかり酔いもさめ、縦走をしっかり楽しんだものだった。こうして夢のような3日間が終わった。