インドでは1998~2003年の間に農民が10万人自殺しているそうだ。農業のために種や農薬を消費者金融から借り入れて購入するそうだが、降雨が少なくなると収穫が減少し、返済できなくなるというのが理由の一つのようだ。
(朝日新聞2006年6月14日付)
途上国なのでそう簡単に認められるわけがないのは予想がつくが、破産手続きがとても複雑ということも理由として考えられる。
日本では98年から自殺者数は年間3万人を超え、2005年までに計約23万人が自殺している。(警視庁)
インドと比べたら、はるかに経済が豊かな日本だが深刻な問題が多いことを示している。