(講談社文庫)
初めに言ありき
言は神とともにありき
そも言は神なるがゆえ
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初めに言ありき
言は人とともにありき
そも言は人なるがゆえ
人間は、言が(言葉が)あるいは何でもいいけど、コミュニケーション手段が
ないと生きていけない。
また、人間は情熱をもっていないと光を、水を満足に吸収できない状況の
花のようになってしまう。
だから情熱という名の火焔で、自らを自らで灯すぐらいの
気で死ぬまで駆け抜ける人生にする。
まだその情熱の対象は霧だから、徐々に水に、そして手につかめるぐらいの
雪玉にしてやります。