自己と他者 

自己理解、そして他者理解のために
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マスコミ

2009-06-22 00:04:04 | 日記・エッセイ・コラム・メモ

マスコミを批判しても、いじめを批判しているようなもの。

いじめを考える場合には、いじめる側といじめられる側がいて、いじめが発生する状況が存在する。たとえば、当事者ではないが、その場にいるにも関わらず、黙認するなどによって、いじめる側は、その黙認行為を容認したと暗黙のうちにとらえ、当事者になっているケースがある。

マスコミを考える場合、そこには、伝える側と受け取る側がいて、媒体が存在する。

マスコミの伝え方に問題があるというよりは、もうちょっとさかのぼって、記者クラブの存在がマスコミを駄目にしているような気もする。

もちろん、過剰なスクープ合戦を抑止するなどの重要な側面もあるのだろうが。

関係性が最近キーワードになっているが、確かに関係をとらえることは全体をとらえることにもなり重要だということがわかった。