自己と他者 

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ユベールロベール展

2012-05-10 22:44:03 | アート・音楽・写真

先日、上野公園にある国立西洋美術館にて、ユベールロベールの絵を鑑賞しました。私はかなり、まわるのが早い。実は、早く回ると、何となくいいなッっと思うものはものすごく頭に入ってくるのです。全体をじっくりなんて見ていたって、たとえば今回は大小300点だったと思いますが、

どれが良かったという感想は後半に観たもののほうがどうしても多くなってしまいます。

これは写真をやっていた時に思って考えたことです。全体はカタログを購入してじっくり観ればよいと割り切り、観ていきました。写真をやっていた時にMAGNUM展のような有名な人たちの展示の場合、人が多くて、なかなかじっくり自分の感覚で観るというのは難しいなと思ったものです。そこで配置・構図がいい写真や直観でなんとなくいいぞと思ったものを中心に観るような形で観ることが多くなりました。

さて、ユベールロベール氏ですが、私は絵画には詳しくないので、『時間の庭』というタイトルを気に入って観に行ったのでした。大した理由なんぞないです。おしゃべりしながら見ている方(もちろん声を低くしていましたよ)や、熱心にメモを取りながら観ている方もいらっしゃいました。それぞれが思いのある過ごし方をしていました。

川辺や橋、滝、倒木、遺跡等風景の絵を中心に光の明暗の使い方がすごく良かったです。

経済学のようですが、新古典主義という呼ばれるものに属するようで、1777年この方自身王室の庭園設計士にもなっていて、すごいですね。暇があれば絵をかいていたのでしょうね。

こちらで一部 閲覧できるようになっています。

http://www.salvastyle.com/menu_neo_classicism/robert.html