自己と他者 

自己理解、そして他者理解のために
哲学・ビジネス・雑記・洒落物など等

土井英司『伝説の社員になれ!』

2007-07-14 19:54:39 | 語録

(草思社)より

◆人の心に関することはコントロールなどできない。しかし、自分を磨き、魅力的にすることならばできる。

◆講演、本を読んで感動した内容でもそれを自分なりに実践する人は2割、それを継続する人はさらにその2割しかいない。

ということは自分なりに成功したいなら100%の20%の20%、4%の人間になればいい。

◆ある有名なファッションバイヤーがこういったという。

「自腹を切らなくなったら、バイヤーとして終わりだよね。

買う人の気持ちがわからない人が、売る人になれるはずがないもの」


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2007-07-14 08:52:31 | アート・音楽・写真

こんな不調和な生活の中で
たまに情緒不安定になるだろう?
でも darlin 共に悩んだり
生涯を君に捧ぐ

あるがままの心で生きられぬ弱さを
誰かのせいにして過ごしている
知らぬ間に築いていた自分らしさの檻の中で
もがいているなら
僕だってそうなんだ

どれほど分かり合える同志でも
孤独な夜はやってくるんだよ
Oh darlin このわだかまり
きっと消せはしないだろう

いろんな事を踏み台にしてきたけど
なくしちゃいけない物がやっと見つかった気がする

歌詞 Mr.Children『名もなき詩』より


伊坂幸太郎『グラスホッパー』

2007-07-12 22:43:49 | 小説

(角川文庫)より

「今まで世界中で起きた戦争の大半は、みんなが高をくくっているうちに起きたんだと思うよ」~

「世の中の不幸の大半は、誰かが高をくくっていたことが原因なんだってば」。

確かに。

「俺はよ」「自殺するヤツが大嫌いなんだ。人間だけだぜ、逃げるように死ぬのは。えらそうじゃねえか。どんなに酷い環境におかれたって、動物は自分から死のうとはしねえよ。自分たちが生き残るために他の動物がどれだけ犠牲になったかしっているからだ」

確かに。

「世の中に酷くないことなんてないでしょ?生まれたときから、死ぬのが決まっているというのがすでに酷いんだから」

う~ん、う~ん確かに。でも死ぬのが決まっているから人生楽しく過ごせる面はあるよね。死があるから生きている実感が湧くもんね。


アルフレッドP.スローンJr『GMとともに』

2007-07-10 21:41:26 | 小説以外 

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ドラッカーが序文にて永遠の名著と誉めている。スローンはMITスローンスクールというMBAの名前にもなっているので知っている方もたくさんいらっしゃるでしょう。

この本500ページの大著ですが、ドラッカーの書いた序文からして面白い。

「古くは~プラトン・アリストテレス~、統治(ガバナンスという問題に関しては似て非なるも2つの考え方がある。片や制度的アプローチ、独裁を防ぐための明確な枠組みを基礎にした制度的権力交代。もう一つは、「君主の教育」と呼ばれる統治者の人格や徳を重んじるもの。実際には両方のアプローチが必要である。~」

スローンは稀な読書家でなんと経営を学ぶために合衆国憲法を幾度も読み直してどうあるべきか、思いをめぐらせていたのだそう。

そしてスローンがもっとも重きをおいたのがプロフェッショナル・マネージャーの存在だった。それは従業員の模範として核となる役割を担っているという確信的信念に基づくものだった。

彼の名言を紹介

「求められるのは正しい判断であって、愛想や人当たりのよさではない」


映画(DVD)『死ぬまでにしたい10のこと』

2007-07-08 08:36:58 | 映画

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死ぬまでにしたい10のことHPより』

1.娘たちに毎日愛しているという

2.娘たちの気に入る新しいママを探す

「愛せないときもある

でも夜空に星が輝くかぎり

私の愛を決して疑わないで

それだけは本当に信じて

神様だけがよく知っている

別れのときがいつか来ても

私の人生はずっと続く

世界は私に何もしてくれない

こんな人生のどこがいいの?

あなたなしじゃ私は生きられない」

カナダ・スペインの映画。アン役のサラ・ポーリーという主役の演技が光る。若いゆえに病気の進行が早く、気づくのが遅かった。余命2、3ヶ月。悔やんでもしょうがない。さてどうしよう。そこからストーリーはドライブする。


『殯りの森』と世界報道写真展

2007-07-07 21:23:12 | 映画

●『殯りの森』 シネマ・アンジェリカにて

◆この映画を観た世の大概の男性は感じると思うが、重木にジェラシーを感じた。

で、一緒に観にいった女の子に「真千子」羨ましい??ってきいたら、「いやっ」だって。

そりゃそうだろうな。

◆お金をかけず、自然に賭けた。これは、監督の美的感覚、力量。純粋に「スゲッー」と思う。

◆人に介入していくってこういうことだったのか。

この映画は認知障害の人たちと介護する人のコミュニケーションが内容の一つといっていいと思うが、介護する側の人が、始めはされる側の「重木」の黄色のリュックを触っただけで、「何してんねん」と突き飛ばされるシーンがある。で、その後、介護する側の人の背中には黄色のそのリュックが背負われている。まさに介入の結果、受容されたのだと思う。

◆生きているという意味には2つある

1つ、食べる、寝る、大・小便をする。

2つ目は、ぬくもり、喜怒哀楽、情熱、達成感といった「実感」である。

自然に賭けただけに映像がとても美しい。観て良かった、凄くよかった。

ちなみにアンジェリカの一つ違う通りに「藩」(確か)という本格的なコーヒーをいただける喫茶店があったのですが、ものすごく美味しかった。

●世界報道写真展

 映画の後、もう何回目かわからないが、恵比寿の写真美術館で観る。世界では、いまだ紛争、あるいは戦争が絶えない場所が多く存在する。一次情報ではない。が、今回のような写真を観ると、多くの人が死んでいる「事実」から眼を背けたら終わりだ、と思う。自分に出来ることを模索したい。


新たなる購入本

2007-07-04 00:23:52 | 日記・エッセイ・コラム・メモ

Dvc00036_1 伊坂幸太郎『グラスホッパー』

鈴木、鯨、そして蝉。

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白石一文『草にすわる』。人間の生と死をテーマにした内容の本が多いので、この本も興味深くよめそう。

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Dvc00038_1 小松成美『中田英寿 誇り』。

『鼓動』から『誇り』へ。


マイノリティがいい

2007-07-02 22:05:43 | 日記・エッセイ・コラム・メモ

マイノリティとは少数派。

少数派は、多数派に真正面から立ち向かうか、一匹狼的に淡々と無視する。戦う場面で。この場合、力がない少数派は一気に潰される。ところが、力があると、力関係は逆転する。多数派は多い分だけ脆いから。内部崩壊するように仕向ければいい。

以前、●キンゼーのコンサルタントの方が、あるHPでマイノリティになろうという文章を書いていた。100%共感した。何よりも「取り分、分け前が多い」(笑)というところに。

自分で言うのもおかしいが天邪鬼(あまのじゃく)なので、みんなと行動すると何だが腹立たしくなる時がある。集団の発するプラスの雰囲気は最高なのだが、負の雰囲気は、もう最悪。集団の中にいると、非常識なことも普通っぽく見えるからなおさらたちが悪い。不条理の条理化だね。用心しないと、いつの間にか自分も染まっちゃう。


群れて安心するなよ

2007-07-01 00:18:15 | 日記・エッセイ・コラム・メモ

1.長いものに巻かれろ

2.和をもって貴しと~~

3.中立が一番

。。。。本当にむかっ腹が立つ、考え方、ポジショニングだと思いませんか。俺は思うね。

1.金魚のフンめ!!

2.本音がね~だろ、理解し合えるわけねーじゃねーか。

3.なんの責任も負いたくねーだけだろうが。

って思っちゃうのは俺だけですか。

3つの考え方、ポジションに共通するのが、主体性のなさ、曖昧さだと思います。要は、楽で、安心、なのかもしれません。よくグループ内で話すときと、二人で話すときで、全く違う態度、言動をする人がいて、悪気も全然無く、平然とそれをやってのける人がいますが、信用できるわけないですよね。