温故知新~温新知故?

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クレイジージャーニー「戦争ジャーナリスト桜木武史」を見た〜桜木武史さんってすごい〜

2017-11-10 17:46:52 | 映画、TV、ミュージカル、エンタ
クレイジージャーニー 2017年11月8日 17.11.08

クレイジージャーニーはバラエティだ。だけど、今回は重い。
桜木武史のプロフィールや経歴は?戦場ジャーナリストになった理由とは?【クレイジージャーニー】 | ナゴミから見た世界
こんにちは、ナゴミです。
2017年11月8日に放送される「クレイジージャーニー」で戦場ジャーナリストの男性が出演されます。
戦場の・・といったらゆったりお話しする「渡部陽一さん」を思い出したのですが、今回は桜木武史さんという方です。

この戦争ジャーナリストの桜木武史さんという人、とても見かけは戦争ジャーナリストには見えない。鉄砲などの武器は持たないというので、同行した反政府軍の仲間から、寝ているうちにたくさんの銃を周りに置かれるなどからかわれたとのエピソードを紹介している。
取材した、通訳や仲間を戦闘後失っている。
彼の言っていた戦争で「死」を伝えるのではなく「生」を伝えたいという言葉に、感動した。総戦争があろうが、皆生きていて、日常がある。それを伝えたいということだそうだ。通常はジャーナリストは戦争の悲惨さを伝えて、私も戦争は悲惨だと簡単に言うが、実は戦争に巻き込まれた人は、戦闘(1時間以内とか)以外の多くの時間は普通の日常を生活しているという事実を忘れてしまっている。私も忘れていて、その事実をこの番組で知った。彼は反政府軍の食事係として彼らの一員になり、彼らの日常をレポートすることを仕事としている。すごい人だ。こういう人が日本にもいることは誇りだ。TVのコメンテーターとか、ニュースキャスターとかジャーナリスト気取りの人は、彼の爪の垢を煎じて飲んでほしいものだ。
ネット上にも色々投稿されている。本も読んでみたい。素晴らしい番組でした。
シリア 戦場からの声 | 桜木 武史 |本 | 通販 | Amazon
内容紹介
「もっと民衆蜂起の生の声を聞いてもらいたい…!」5 度にわたりシリア内戦の現場に入り、自らも死の恐怖と闘いながら、必死で生きる人々の姿をペンと写真で描いた貴重な記録。
「私は2012 年から2015 年まで計5 度に渡り、シリアに足を運んだ。そこで暮らしている人々の声に耳を傾け、彼らと一緒に時を刻んだ。現場に足を運ばなくとも、ネットから流れ出る情報をかき集めれば、シリア情勢はある程度は把握できる。しかし、情報からでは内戦下で暮らす人々の心境は直に伝わってこない。それが私には悔しかった。もっと彼らの生の声を多くの日本人に知ってもらいたい。その思いが私を原稿に向かわせた。」(「あとがき」より)

他レビューにもあるとおり、シリア内戦の現地取材によるルポ。歴史的にも貴重な資料になり得る内容ではないだろうか。これを母語で読めるのはありがたいと思う。
全体的に「人間ドラマ」っぽい書きぶりで、登場するシリア人がみんな優しすぎて何だかもう、って感じ。そうは言っても、戦争を美化するような本ではない。書いてある現実は、やはり「悲惨な戦争」としか言いようがない。紛争地に暮らす人も、銃を持って戦う戦闘員も、やはり人間なのだ。
著者自身に万一のことがあった場合に遺体をどうするか、現地の仲間と話し合う場面がある。
私が長年愛聴している反戦歌?の一部が脳内再生されてしまった。 If I die and still come home , Lay me where the rose is sown...
本書にバラの花は登場しないけれど。
リアルなんだかロマンチックなんだかわけがわからない感じだが、読んで損はない。ぜひ、多くの人に読んでほしいと思う。

クレイジージャーニー「戦場ジャーナリスト桜木武史さん編」感想。世界の厳しい現状に触れても結局自分の現状は変わらない - furumiichanのブログ
最後に番組内で桜木さんが「新聞になった数字の数だけ、1人1人生きている人間がいたことを知って欲しい」みたいなことを言ってた。

桜木武史の経歴や家族!戦場で取材する理由やジャーナリストになったきっかけ | ココアのマーチ
クレージージャーニー出演の桜木武史の過去・経歴や収入は?右顎って?戦場ジャーナリストの理由や妻はいるの? | 知りTYPE
桜木武史(戦場ジャーナリスト)のwiki経歴や家族、シリア取材理由や出版本は?【クレイジージャーニー】

森弘一郎(パフォーミングアーティスト): 情熱大陸を見た〜ユニークな踊りに感動〜

2017-11-08 22:22:46 | 映画、TV、ミュージカル、エンタ
情熱大陸 パフォーミングアーティスト/森弘一郎 2017年11月5日

日曜日に森弘一郎(パフォーミングアーティスト): 情熱大陸を見た。
森弘一郎(パフォーミングアーティスト): 情熱大陸
北欧の芸術大国、デンマークを魅了する日本人パフォーミングアーティストに密着!
建築や家具など、独創的な芸術で知られるデンマーク。舞台芸術においても次々と革新的な表現を生み出すこの北欧の小国で、女王からも称賛され高い評価を受けている日本人がいる。

見ていただければすぐわかると思うけど、彼の踊りはいわゆるロボットダンスより一つ越えている感じがする。ユニークさを感じた。
日本人は踊りに関して得意ではないという感じだったけど、踊りで世界的に有名な人いっぱいいるなあ。彼のユニークさは、デンマークで活動しているというところもある。
Mori Koichiro - Show Reel

Mori Koichiro @ Dotcolor Studio

森弘一郎(もりこういちろう)オフィシャルページ | 情熱大陸に出演のパフォーミングアーティスト – 森弘一郎(もりこういちろう)オフィシャルページ | 情熱大陸に出演のパフォーミングアーティスト
森弘一郎のダンスや経歴がカッコいい!デンマークの歴史に名を残した! | しゅんの旬なブログ
ダンスを始めたきっかけは、10歳の頃にみた「マイケル・ジャクソン」
雷に打たれたような衝撃を受けたそうです。

| 障子の穴から世界を見る!ちまたの話題研究所
TIME DROP : Mori Koichiro + A.Lee



プロフェッショナル仕事の流儀を見た〜「“壁医者”になるな。“ヤブ医者”になれ」=「”壁エンジニア”になるな。”プライドを捨てたエンジニアになれ”」〜

2017-10-24 18:47:07 | 映画、TV、ミュージカル、エンタ
昨日久々にプロフェッショナル 仕事の流儀を見た。整形外科医、人工関節の権威者の話だった。
杉本和隆(2017年10月23日放送)| これまでの放送 | NHK プロフェッショナル 仕事の流儀
「“壁医者”になるな。“ヤブ医者”になれ」

その中の言葉「“壁医者”になるな。“ヤブ医者”になれ」が良かった。それは無理だと知識で、挑戦する前に壁を作るな、挑戦すべきという話だった。これは私のエンジニアとしての仕事として考えると、「”壁エンジニア”になるな。”プライドを捨てたエンジニアになれ”」という感じかな。挑戦しないで理屈を振り回し、それは理屈やデータでこう、こうだから絶対ダメだ、不可能だというエンジニアが周りにいっぱいいる。これらの管理だけのエンジニアからはクリエイティブなアイデアは絶対生まれない。ブレークスルーもない。ドイツのドクターは、どちらからいうとそういうやつが多いかな、でも、挑戦的なクリエイティブなやつもいる。そういうやつと仕事をするのは楽しい。

アーヘン出張前にファウンダーを見た

2017-10-09 23:36:06 | 映画、TV、ミュージカル、エンタ
実はアーヘン出張前の20日ころファウンダーを見た。
映画『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』予告

映画『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』7月29日(土)ロードショー
主演は、そうか、バードマンの俳優可、どおりでうまいと思った。
ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ : 作品情報 - 映画.com
「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」でアカデミー主演男優賞にノミネートされたマイケル・キートンが、マクドナルドの創業者レイ・クロックを演じる、実話をもとにしたドラマ。

この映画、メジャーではないみたいで、上映館を探すのに苦労した。なんとか新宿で見つけて見ることができた。映画館は角川シネマ。小さな映画館だった。おかげで。9月20日ころだったけど、私の見たのは14時ころだったけど、満席だった。
上映中の作品 | 角川シネマ新宿
感想としては、良い俳優、良い内容という感じで満足だった。最初にミルクシェーカーを売るあたりが、技術屋としては面白かった。創価セールストークとしてそういうことをいうのかって感じ。その後は、フランチャイズを嫌がる創設者と主人公であるレイ・クロックとのやりとりがビジネスとして、それぞれその通りという感じで緊張感がありおもしろかった。おすすめの映画です。っていってももう上映館はないかも。当然飛行機でもやっていない。所詮フライトで見れる映画なんて、売れ線しかないからね。
感想はアマゾンなんかではないですね。その他ネットからいくつかひろうと。
かつてのマクドナルド、現代のアマゾン~『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』 -- 朝日新聞GLOBE
ビッグマックがその地でいくらで売られているか――。そんな「ビッグマック指数」と呼ばれる各国・地域別の購買力比較の方法があるぐらい、いまやマクドナルドは世界どこにでもある。29日公開の米映画『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』(原題: The Founder)(2016年)は、グローバル化の象徴でもあるこの企業の誕生の舞台裏を描いた。「大」が「小」を飲み込む米国の企業文化など作品に込めた思いについて、ジョン・リー・ハンコック監督(60)に電話でインタビューした。

米マクドナルド社のウェブサイトを見ると、「レイはマクドナルド兄弟のレストランを見いだした」「兄弟は新たなエージェントを探していたところ、レイが好機だと見てマクドナルド社の前身にあたるマクドナルド・システム社を創設した」と書かれている。だが今作で描かれている関係性は、そんな生やさしいものではない。契約社会であるはずの米国にあって、時に契約すら無視しながら「大」が「小」を飲み込んださまが描かれている。

「マクドナルドの店舗に行くと、ブロンズの盾があって、『創業者レイ・クロック』と書かれている。米国でもたいていの人は彼が創業者だと思っているよ。でもこの映画が出たことで、多くの人が疑問に思うようになった」とハンコック監督。「思うに、今作を見た人の約3分の2は、レイを好きになれないと思うだろう。『もうマクドナルドでは食べない』と言う人たちもいた。でも残る約3分の1は、彼なしではマクドナルドは世界的にこれほど拡大していなかった、とビジネスの観点から感心するだろう。『レイはやるべきことをした』と言う人もいた。彼がいい人物か悪いやつか、人によって見方は分かれるところだろう」

今作の冒頭、レイが営業マンのセールストークの練習をしている場面がある。彼が参考に聴いていたレコードのスピーチは、当時の営業マンに人気を博した話術の伝道師、故デール・カーネギーを思わせる。「そう、まさにカーネギーのような名前から作り変えてアルバムのレーベルにしたんだ」とハンコック監督は言った。

マクドナルド創業者を巡る因縁と決別「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」 - エキレビ!(2/2)
果たして「創業者」は誰なのか

猛烈な皮肉が込められているのは、日本語で「創業者」という意味の『ファウンダー』というタイトルだ。レイ自身は何も発明していない。彼は訪問販売のセールスマンであり、他人が作った商品を客に売り込むのが仕事だった。それと同じことを、巨大なハンバーガーチェーンを使ってやってのけた。しかしレイは自らの名刺に「Founder」と印刷し、そして現在彼はマクドナルドの創業者とされている。

【一足先に映画レビュー】The Founder/ファウンダー(ネタバレなし) | わたし、ペルーで踊ってます。
自分にとって真のサクセス(成功)とはなにを意味するか?
ビジネスって?
自分ならどっちの人生を選ぶ?
などなど、自分の価値観が問われる映画です。
見応えがあり、かなりインパクトがありました。色々と考えさせられました。

はてなブックマーク - 映画「ファウンダーハンバーガー帝国のヒミツ」感想ネタバレあり解説 創業者の名はクロック。なんで? - モンキー的映画のススメ
BT_BOMBER 面白そうだけど普段通ってる映画館ではやってないので観にいくか迷ってる
2017/07/30 リンク
DaysLikeMosaic >企業家になりたい人やビジネスで成功したい人は主人公に共感し、彼のようになろう!って思うかもしれないし、上昇志向の少ない人は虫唾が走って、つまらない!って思ったりと、立ち位置で違う感想になるような作品

今回の出張の時飛行機で『マンチェスター・バイ・ザ・シー』と『メッセージ』を見た。〜他にもみたけど〜

2017-06-24 11:59:51 | 映画、TV、ミュージカル、エンタ
いつも出張時は、映画を見るのが楽しみ。劇場でお金を払ってまで見たくないというのが本音だけど、楽しみではある。今回は行きはLH帰りはラッキーにもANAのデュッセルドルフからのダイレクト便。映画のメニューの豊富さは日本の航空会社が一番。どちらか覚えていないけど、確か『マンチェスター・バイ・ザ・シー』の方だと思ったけど、行きのLHでは日本語版がなかったと思った。それで、帰りにANAでみたと思う。でも、見ているうちに何処かで寝てしまって、2度見た。両方ともそうかもしれない。この頃途中で寝てしまうものが多い。
映画『マンチェスター・バイ・ザ・シー』予告編

映画『マンチェスター・バイ・ザ・シー』公式サイト
マンチェスター・バイ・ザ・シー : 作品情報 - 映画.com
「ジェシー・ジェームズの暗殺」「インターステラー」のケイシー・アフレックが主演し、心を閉ざして孤独に生きる男が、兄の死をきっかけに故郷に戻り、甥の面倒を見ながら過去の悲劇と向き合っていく姿を描いたヒューマンドラマ。
アメリカ、ボストン郊外で便利屋として生計を立てるリーは、兄ジョーの訃報を受けて故郷のマンチェスター・バイ・ザ・シーに戻る。遺言でジョーの16歳の息子パトリックの後見人を任されたリーだったが、故郷の町に留まることはリーにとって忘れられない過去の悲劇と向き合うことでもあった。

以下の感想にもあるとおり、リー役のケイシー・アフレックの演技がいい。おすすめです。
「見事な構成、ケイシーの繊細な演技」マンチェスター・バイ・ザ・シー AuVisさんの映画レビュー(感想・評価) - 映画.com
見事な構成、ケイシーの繊細な演技
リーが現在体験することと、過去に経験したこと=記憶を交互に描く構成が、驚くほど緻密であると同時に有機的だ。兄の訃報を受け帰郷するリー。提示される過去は、幸福な時期も確かにあったことをうかがわせる。一体どんな転機を経て、感情を殺し他人を拒絶して生きる現在に至ったのか。徐々に明かされる過程がスリリングであり、切なさを否応なくかき立てる。
この映画が改めて認識させるのは、「自我」が記憶の集積にほかならないこと。リーの人生をたどり疑似体験する行為は、観客自身の人生をアップデートするほどの力を秘めている。
結果論ではあるが、リー役がマット・デイモンからケイシー・アフレックに代わったのも成功要因だろう。デイモンの顔立ちや表情は善人、陽気、楽天的、武骨なキャラには向くが、リーの罪悪感、喪失、悔恨、諦念といった複雑な感情は、ケイシーの繊細な演技とニュートラルに整ったルックスでこそ効果的に表現できた。

止まった時間が動き出す瞬間
過去に犯した罪の大きさ故に、その瞬間から時間も風景も感情も停止してしまったかのような男の状況を、監督は史上稀に見る大胆かつ巧みなカットバックと、同じ色彩を湛えたまま波に揺れる港町の情景を使って観客に伝えようとする。人はあまりに強い衝撃を受けると、そこから一歩も抜け出せないまま、ひたすらぼんやりと時を過ごすこともある。これほどリアルな時間の演出がかつてあっただろうかと思う。だからこそ、止まった時間が少し動く気配を見せる幕切れに感動と歓びが伴うのだ。何も起こらないのではない。時が徐々に稼働しようとするかすかな変化に心をそば立たせよう。

もうひとつは『メッセージ』
映画『メッセージ』本予告編

映画『メッセージ』 | オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ
メッセージ : 作品情報 - 映画.com
解説
「プリズナーズ」「ボーダーライン」などを手がけ、2017年公開の「ブレードランナー 2049」の監督にも抜擢されたカナダの鬼才ドゥニ・ビルヌーブが、異星人とのコンタクトを描いた米作家テッド・チャンの短編小説「あなたの人生の物語」を映画化したSFドラマ。ある日、突如として地球上に降り立った巨大な球体型宇宙船。言語学者のルイーズは、謎の知的生命体との意思疎通をはかる役目を担うこととなり、“彼ら”が人類に何を伝えようとしているのかを探っていくのだが……。

感想は下にあるのはう〜ん?という感じ。いまいちメッセージの意味が読み取れなかった。こっちも途中で寝て2度見たかも。1位になるほどとは思わなかった。わたし的にはこれはあまりお薦めではない感じ。
「今年暫定1位のSF映画。原作読むとさらに発見あり」メッセージ AuVisさんの映画レビュー(感想・評価) - 映画.com
今年暫定1位のSF映画。原作読むとさらに発見あり
まず、構成が巧み。言語学者のルイーズが異星人とのコンタクトを試みる話に、彼女の娘を中心とする家族のエピソードが時折挿入され、終盤に相互の関係が明らかになって「なるほど!」となる。家族のエピソードはルイーズ自身の変化に関わっていて、異星人の「目的」にもからんでくる仕掛けだ。
原作小説を読むと、ルイーズたちが調査する宇宙船で起きる危険な出来事や、ある外国政府がもたらす危機的状況とルイーズらの対応など、ストーリー上のサスペンスと映像的なスペクタクルをもたらす要素の多くが映画オリジナルであることにも感嘆させられる。
接近遭遇、コミュニケーション、人類の進化など、過去の代表的なSF映画に登場した要素も多いが、緻密な構成とセンスの良いVFXのおかげもあり、知的好奇心と情緒を刺激するオリジナルな傑作に仕上がった。SF好きを自認する人なら見逃してはならない。

わたし的にはこの人の感想に近いかな。
頭いいのか、悪いのか?
予告編では、かなり知的で面白そうな映画に思えたが、全く的外れでガッカリ。
タコ星人からのメッセージを解く天才学者に二時間以上も付き合わされた挙句、全くの盛り上がりもなく終わりなんて。異星人同士の会話がこんな不明瞭なまま、めでたく撤収って。こんな事で双方納得できたの? 少なくとも観客は納得できないぞ! 久し振りに「金返せ!」とさけびたくなったよ!
せめて、二人のタコ星人は”ジョンとヨーコ”と命名すれば、少しはわらえたのに(笑)



驚き!ニッポンの底力「自動車王国物語2」を見た。〜布の車はいいね〜

2017-05-21 16:24:32 | 映画、TV、ミュージカル、エンタ
昨夜、驚き!ニッポンの底力「自動車王国物語2」を見た。
NHKドキュメンタリー - 驚き!ニッポンの底力「自動車王国物語2」
近年、安全運転や事故防止に欠かせないツールとなってきた衝突防止システム。その性能を極めようと格闘する日本の技術者の研究現場を大紹介。そして、自動車の軽量化や燃費に多大な貢献をしている日本製の“強くて軽い”究極の鉄・「超ハイテン」の秘密を製造現場から探る。さらに、いま日本で独自の進化をとげているプレミアムバスの魅力や製造過程も大公開。そのほかニッポンの自動車の最新情報を盛りだくさんでお届けする。

スバルなどが紹介されたが、私のお目当ては下のリモノ。私も透明なクルマや柔らかいクルマ、床のない車を提案したことがあるけど、クルマの既成概念をぶち壊すという意味で、この柔らかい布のクルマは大変興味がある。
rimOnO personal mobility | 超小型モビリティ リモノ | home
のりものから "NO" をなくして リモノ です。
株式会社 rimOnO(リモノ)は、経済産業省出身の 伊藤慎介 と、znug design(ツナグデザイン)の 根津孝太 が、2014年に設立した「新しい乗り物」の会社です。プロトタイプの設計を担当した ドリームスデザイン の 奥村康之 も、2016年に役員に加わりました。

私も透明なクルマ、床のない車など提案してきた。透明なクルマのコンセプトの中には柔らかいクルマという狙いも入っている。他にも温めているのは、プラスティック絵の具で彩色と言うか絵を書いたクルマ=表面は滑らかでなくて凸凹、汚れたらまた上塗りすればいいなどのアイデアもあたためている。クルマの固定概念から離れた提案をしたいといつも思っているので、このリモノも大変興味がある。一度ぜひ伊藤さんと根津さんにはお会いして色々語り合いたい。
超小型モビリティ「rimOnO(リモノ)」が切り拓くクルマ社会の未来とは? - 価格.comマガジン
“乗りモノ”から“No”をなくそうという思いでネーミングされた「rimOnO(リモノ)」は、社長である伊藤慎介さんとデザイナー兼技術責任者を務める根津孝太さんによって開発された。
「社会を変えるにはキーとなるプロダクトを作ることが大切で、自分はその当事者になりたい!」と経済省を辞め、株式会社rimOnOを起業。
小回りが利くコンパクトな車体で、新たな自動車ライフの提案ができそうなことは理解できた。しかし、どんなに小さくて速度が出なくても自動車は自動車。屋内に侵入できるほどになれば、人との接触は高確率で懸念される。そんな疑問に答えてくれたのは、デザイナー兼技術責任者の根津さん。「ぶつかった時の衝撃は速度と車重に比例するため、軽量でスピードの出ないrimOnOはドライバーと歩行者双方に安全です。さらに、rimOnOの外装素材はクッション性のあるウレタンを布で覆ったもの。もしも人とぶつかったとしても、ショックをやわらげてくれます」。



驚き!ニッポンの底力「自動車王国物語」を見た〜自動運転トラック、キーワードは「人間が機械をコントロール」〜

2017-05-14 15:07:31 | 映画、TV、ミュージカル、エンタ
今日、驚き!ニッポンの底力「自動車王国物語」を見た。
NHKドキュメンタリー - ザ・プレミアム 驚き!ニッポンの底力「自動車王国物語」
番組内容
重さ34トンの巨体で時速110キロの“モンスター消防車”! 無人で稼働する世界最大級のダンプトラック! 画期的なアイデアから生まれ一世をふうびした軽自動車! 世界一のシェアを誇るタイヤメーカーが苦闘の末に開発した伝説のタイヤ! 60年変わらぬ“生活の道具”として世界から厚く信頼される4輪駆動車! …自動車王国を彩るさまざまな車の世界を楽しく探求。国産の歴史的名車がずらりと並ぶ博物館からお伝えする。

以下のコマツの無人ダンプの話題が一番面白かった。GPSで世界中のダンプを管理しているというのは昔から聞いていたけど、すべての車にGPS、を備えることの意味がよくわかった気がする。いま、自動運転が話題になっているけど、その前にすべての車両にGPSをつけるということが大事な気がした。すべてのくるまにGPSが備えられれば色々なことが考えられる。まずは油温や、油圧、水温などの情報が蓄積されれば、故障の解決には非常に役立つ。また、自社の車が今どこを走っているかを知ればそのデータを使って交通渋滞情報の精度アップやリアルタイム性向上などに役立つだろう。プライバシーの問題を乗り越えれば、更にもっと色々なビジネスが考えられるし、使えるだろう。この放送の中で、機械が全て自動でするのではなく、人が器械を使うということが大事あるいは、そう考え直したらうまく行ったとの言葉が非常に印象的だった。私は自動運転のレベル5の達成というのを目標にするのは、ちょっと違うかなと思っている。人が使うのが自動車で、あくまで人間が最後はコントロールできるようにしておくのがエンジニアの基本だと思う。マリンでは、自動的な制御は、かならず人間が手動で緊急時はコントロールできるようにという規制があるけど、それが大正解だと思う。
感想:NHK番組「ザ・プレミアム」「驚き!ニッポンの底力 自動車王国物語」(2014年11月1日(土) 放送) - セントラル・ステーション分室
・建設用車両
 コマツ製の鉱山で働く無人ダンプ。重さ200トンで300トンの荷物を運ぶ。遥か離れた管理センターで見ているだけ。鉱山のダンプ運転というのは単調なためドライバーが集めにくく自動化のニーズがあった。GPSで見守りつつ、無人ダンプがコンピューターで自動で走る。現場の人がリモコンスイッチを押すとショベルカーの近くに移動してくれたり、救急車両が近づくと自動でとまってくれたりする。
 1990年代、盗まれたショベルカーでATMを破壊して金を奪うという事件が多発した。コマツは車にGPS連動システムを取り付け、盗まれたらエンジンがかからないようにした。コマツは売った車全てをGPS・ネットワークで管理し、車の情報を完全把握。故障もすぐ見つかるし、また無駄にアイドリングをしている場合にアドバイスしたり。機械を売るだけでは無く、管理のサービスも売っている。

リーダーズⅡを見た。

2017-03-28 21:12:31 | 映画、TV、ミュージカル、エンタ
日曜日に先週のリーダーズⅠのディレクターズカットに続いてリーダーズⅡを見た。リーダーズⅠのディレクターズカットはⅡ度めなんだけどあまり面白くなく、途中で寝てしまった。
LEADERS Ⅱ|TBSテレビ
さてリーダーズ IIはどうかというと、内容はそれほど面白くはなかった。でも、似たような人物が本当は誰なのかというのは面白かった。
今夜放送「LEADERS リーダーズ II」モデルはトヨタ自動車、モデルとなった男たちも熱い - エキレビ!(1/4)
佐藤浩市演じる愛知佐一郎のモデルは、トヨタ自動車創業者の豊田喜一郎(何しろドラマにはトヨタが全面協力している)。これに対し、内野演じる山崎亘にもちゃんとモデルがいる。トヨタのお膝元・愛知県でトヨタ車の販売を担う愛知トヨタの初代社長、山口昇その人である。今回、劇中には山崎亘が支配人として勤める自動車販売店として「日の出モータース」という会社が出てくるが、山口昇はまったく同じ名前の会社でやはり支配人を務めていた。

そして、うちの親父の本で、神谷正太郎のサインがしてある本があったことを思い出した。
だが、そんなディーラーに対し、メーカー側の日本GMが金融の面倒を見るということはなかった。すぐさま後継社長のもと新会社を新設するため、名古屋財界から適任者を探し始める。このとき、日本GMが代表員(ロードマン)として名古屋に派遣したのが、神谷正太郎という人物である。
神谷はのち豊田喜一郎にトヨタ車の販売を託され、トヨタ自動車販売の初代社長に就任、「販売の神様」とまで呼ばれた人物だ。「LEADERS」でいえば、神保悟志演じる「神田征太郎」のモデルにあたる。今回のドラマでは、内野聖陽演じる山崎亘は、佐藤浩市演じる愛知佐一郎との出会いからアイチ自動車と関係を持つようだが、現実の山口昇とトヨタのつきあいは、この神谷正太郎を介して始まった。

それが、これ。


そんなことをお見ながら見たので、それほど面白くなかったけど、寝はしなかった。今度はⅢで神谷正太郎をメインにして描いて欲しい。

帝王の娘 スベクヒャンが終わった。

2017-03-18 09:58:49 | 映画、TV、ミュージカル、エンタ
そう、年末くらいから結構見ていたスベクヒャンが今週の水曜日に最終回だった。
この韓国ドラマは初めカミさんがハマっていた。私は何がそう面白いのかと思って全然見ていなかったけど、過去の「宮廷の諍い女」も見出したらハマったことを思い出して見出したらこれもハマった。でも、基本的に毎日17時からで、仕事で見れないことが多いので、見れる時見るという感じだった。それが今週最終回ということで、見れないことがわかっていたので先週ギャオで見た。
ドラマ 帝王の娘 スベクヒャン | BS11
【STORY】
時は6世紀の百済(ペクチェ)、第24代王 東城(トンソン)王の治世末期。加林(カリム)城の城主 ペク・カの娘チェファは、王の従兄にあたるユンと密かに情を通じており、彼の子を身ごもっていた。ユンは佐平(チャピョン)として戦に明け暮れ、チェファが身ごもっている事実を知らなかった。
そんなある日、戦地から帰ったユンはもし子供が出来、娘だったら百済を守る花という意味の“スベクヒャン”と名付けようとチェファに話す。

帝王の娘 スベクヒャン │ チャンネル銀河
6世紀の百済を舞台に、第25代武寧王の娘として実在した人物をモチーフに描いた大型歴史ドラマ。
百済(ペクチェ)中興と海洋帝国の建設という大業を成し遂げた第25代王・武寧(ムリョン)王の隠し子・スベクヒャン。異父妹・ソルヒの企みにより王女の地位を奪われたが、父親に対する孝心と祖国に対する愛を心に刻んでいたスベクヒャンは、百済の諜報団「ピムン」を導き、百済に勝利をもたらして命を落とす。ある時は敵の剣に立ち向かう非情な刺客、またある時は弱気な敵国の王に身を捧げる官女たちの唯一の友となり、百済のために力を尽くした女性。百済の香りとなって永遠の命を得た女性・スベクヒャンの人生を追う。

ギャオは1ヶ月は無料ということなので、その間で見ようということだ。
帝王の娘、スベクヒャン 第1話-動画[無料]|GYAO!|ドラマ
■内容・ストーリー
ソルランがソルヒに剣を向ける。チェファはおなかを触りながら幸せそうな笑みを浮かべる。チェファは夢の中で、ユンが東城王の前にひざまずき、東城王は意味深に笑っているのを見る。

このクールは前クールの「逃げ恥」の影響で、「カルテット」「A LIFE」「嘘の戦争」「下克上受験」などドラマづいていた。あ、「タラレバ娘」も後半半分くらい見ている。どれもそれな入に面白かったけど、まだ最終回でない「カルテット」が意外性が多く一番面白かったかな。これらの日本のドラマも面白いけど、毎週1回、しかも1クールで終わり。役者もそれほど演技がうまくない人も含まれるのと比べると、韓国ドラマはすごい。毎日1時間、そして70話程度ある。だからお金の掛け方が違うのか、役者もうまい。話の展開も早い。格段にはまり方が違う。日本でも大河ドラマはそれ内に時間をかけ役者も揃っているんだろうけど、全然興味がない。大河ドラマは子供の頃親と一緒に見ていた以来見たことがない。親に強制されてみていた感が強いのかな。
現在ギャオで見逃したスベクヒャンの最初の方を見ている。人間関係や確執が親子2代3代に渡っているので、なるほどそうだったのかと面白い。まあ、1ヶ月の無料期間にどのくらい見れるかな?

NHK バリバラ | 目指せ!脱「最もズレてる健常者」を見た〜色々考えさせられた〜

2017-02-27 18:08:15 | 映画、TV、ミュージカル、エンタ
バリバラ 2017年2月26日 170226

昨日深夜、正確には今日の総長かな。全く偶然にNHK バリバラ | 目指せ!脱「最もズレてる健常者」を見た。
NHK バリバラ | 目指せ!脱「最もズレてる健常者」
昨年12月21日、総合テレビで放送した「ココがズレてる健常者~障害者100人がモノ申す!」。スタジオに集まった100人の障害者たちが、それぞれが思う健常者の「ココがズレてる」エピソードをぶつけ、腹を割って話し合った。この番組の中で、MZK(もっともズレてる健常者)に選ばれた、平成ノブシコブシ・徳井がMZKを脱出するべく1日ヘルパー体験に挑戦!ヘルパーとして障害者に接する中で、“ズレ”を埋めることはできるのか!?

タイトルから分かるように健常者が障害者に対して思うことが、障害者にとってはずれているということを示す番組だ。良かれと思うことが配慮を欠いたことなどいっぱいできてきた。なるほどということだらけだった。健常者は障害者について勝手に思いやりだと思っていることが傷つけているという事実はしっかり噛みしめる必要がある。やはり上から目線で自分は正しく、思いやりがあるなって思うことは大問題なんだなと思った。
下の玉木幸則サンの言葉は重いな。
「それぞれ歩み寄り、納得いく関係の持ち方を考えていく機会に」
優しい気持ちや、よかれと思ってやっている行動なんかが、いろんな経験とか障害者との出会いによって「ズレているんだ」と気付かされる。そこがちゃんと今回見れたんかなと思う。ちょっと怖いのが、今回の番組も、見ようによっては“障害者に合わせる”みたいな見方をされる。でも、そこは違う、ときっぱり言っておきたい。それぞれが歩み寄っていって、それぞれが納得いく、その関係の持ち方みたいなものを考えていく機会になっていたはず。今回たまたま徳井さんがMZKということで選ばれたけれども、特別変な人ではなくて、至って普通の素直な人。でも、世の中のかなり多い人が彼と同じような状況にあるんじゃないかな。小さいときから共に学び、共に考えて生活をしていれば、今よりはズレが少なくなるはずじゃないかと思う。

FBなどで、リア充自慢や価値観共有人たちだけで盛り上がっているのとは両極に位置する番組だと思う。仲良し同士で盛り上がる、前向き仲間っていうのも大事だろうけど、同程度に価値観の異なるものが意見をぶつけ合う場があるべきだと私は思う。それが民度の高さだと思うんだけど、今の日本はちょっと仲良しクラバウに偏りすぎているような気がする。日本だけでないな、世界中だろう、それが結果的にトランプやルペンを生んでいくということに盛り上がっている人たちは気がついていないように思う。