温故知新~温新知故?

音楽ネタが多いだろうけど、ネタのキーワードは、古きを訪ねて新しきを知ると同時に新しきを訪ねて古きを知るも!!

三体0(ゼロ)球状閃電 劉 慈欣 著 読了

2025-01-24 16:06:55 | 
三体0 球状閃電を読み終えた。
この三体は著者劉慈欣の三体3部作の発表前の作品だということだったが、日本では発売順序が三体三部作の後に発売され0(ゼロ)ということになったようだ。
三体という本は、有名で以前から読みたいと思っていたが、図書館の予約の数が多く、タイミングを見計らって読もうと思っていた。最近。仕事を辞めてから時間位余裕ができてきたので、そろそろ読みたいと思って、この前日譚である「三体0 球状閃電」をまず読んだ。三体は三部作で、その前にこの前日譚である「三体0 球状閃電」が発表されたのだが、日本では発売順序が逆になったようだが、私は前日譚から読むことになった。
内容は、最新兵器や原子、量子の話題まで、私には大変興味深いものだった。また、最近見た「量子もつれ」、「オッペンハイマー」に通じる内容で、それもグッドタイミングだった。
また、私は1年間中国で生活した経験があり、中国名は現地発音で発音することにしているので、この本で最初のページに登場人物の中国読みのルビをふった名前の人物一覧があるのが非常に助かった。また、この本は、読んでいて、最初にルビがふってあり、何回かはルビなしだが、何回かに一度再度ルビがふられている。日本の本でも登場人物の名前が覚えられないことが多く、なんどもページをもどって、名前の読みを確認することが多いので、日本の通常の本でも、ぜひ、このようなことを標準として欲しい。
最新兵器や量子など幅広い内容で大変面白かった。著者は兵器やミクロな原子、量子などの知識が豊富だと感じた。
原子爆弾より怖い最新兵器があることを知り、またそれが各国で研究されているのだろうと思うと、怖くなる。原子爆弾だけが怖いのではないという現実をつきつけられる。ダイナマイトは通常の使われる爆弾となっている世の中を考えると、原子爆弾より怖い兵器が現実となった際には、原子爆弾もダイナマイトのような存在になってしまうのかと思うと人間の欲望というのは制御できないものだなぁ〜、怖いなと改めて思う。
前日譚でこの面白さならば、三体は。。。。と期待が膨らむ。三体を読むのが楽しみ。
激しい雷が鳴り響く、14歳の誕生日。
その夜、ぼくは別人に生まれ変わった――両親と食卓を囲んでいた少年・陳(チェン)の前に、それは突然現れた。
壁を通り抜けてきた球状の雷(ボール・ライトニング)が、陳の父と母を一瞬で灰に変えてしまったのだ。自分の人生を一変させたこの奇怪な自然現象に魅せられた陳は、憑かれたように球電の研究を始める。その過程で知り合った運命の人が林雲(リン・ユン)。
軍高官を父に持つ彼女は、新概念兵器開発センターで雷兵器の開発に邁進する技術者にして若き少佐だった。
やがて研究に行き詰まった二人は、世界的に有名な理論物理学者・丁儀(ディン・イー)に助力を求め、球電の真実を解き明かす……。

世界的ベストセラー『三体』連載開始の前年に出た前日譚。三部作でお馴染みの天才物理学者・丁儀が颯爽と登場し、“球状閃電”の謎に挑む。
丁儀がたどりついた、現代物理学を根底から揺るがす大発見とは? 《三体》シリーズ幻の"エピソード0(ゼロ)"、ついに刊行。
いつものように、興味を引いたキーワードを挙げておく。
ー球電ー”雷兵器?”
ー僕は冗談のつもりで言った。「雷で人を殺す」彼女がうなずいた。
ー三ページ目はまた焼け焦げている。
 四ページ目は無傷。
 五ページ目はまた焼け焦げている。
 六ページ目は無傷。
ー”この雷兵器は攻撃目標の特定性”
ーサーチロッド防御システム ー”アクティブ防護システムの一種。アクティブ防護システム(active protection system,APS)は、戦車などの装甲戦闘車両において、 積極的に敵の対戦車兵器を無効化するために開発された武器システム。” https://ja.wikipedia.org/wiki/アクティブ防護システム
ーマクロレベルのしわは存在しないのか?あるいは、マクロレベルの基本粒子は存在しないのか?・・・答えはイエス。それらは存在する。
ー筐体の中にあるマザーボードに搭載されたICチップの三分の二が消失していた。
ー今回の出張の主目的は、世界ではじめて実用化された竜巻予報システムの見学だった。
ー球電は第一次世界大戦における戦車、あるいは第二次世界大戦における原子爆弾にも匹敵する決定的な兵器であり、・・・・
ーマクロ原子核の捕獲にはうってつけの天候だ。

中居さん&フジテレビ問題〜TVキャスターやMC、コメンテーターの任期は基本3年、長くても5年位制限すべきだと思う〜

2025-01-23 18:55:48 | 映画、TV、ミュージカル、エンタ
ここ1週間ほど、メディアは中居さん&フジテレビ問題で大騒ぎという感じだが、これについて提案がある。
今回の出来事は、ある人があるポジションに何年もとどまることが一因だと思う。
企業のトップや政界の実力者が何年もそのポジションにいることや、大統領の任期や首相の任期、政治家の再選などは、任期に制限のある場合が多いが、TVキャスター、MC、コメンテーターの任期は長いこと勤めた方がギネスに載ったり、長期だとかいって賞賛される傾向があるが、私は今後このようなことが起こらないための方策として、TVキャスター、MC、コメンテーターの任期を制限すべきだと提案したい。
政治家や企業では長年トップを務めると色々腐敗する要因となりがちだが、TV、メディアでも同様だろう。むしろメディアの方が、報道番組のキャスターなど、長期にわたって、そのポジションにいることによって、権力や発言力がどんどん強固かつ権力範囲が広がっていくだろう、また報酬などがどんどん上がっていくと思う。それは、その人あるいは番組の公平・公正な判断、意見を妨げることになると思う。
よって、今期の出来事をきっかけとして、TVキャスター、コメンテーターの人気を3年あるいは5年などに限ることを提案したい。

PERFECT DAYSをAmazonプライムで見た〜何も起きない日々、でもPERFECT DAYS〜

2025-01-22 16:10:51 | 映画、TV、ミュージカル、エンタ
これも、先の「オッペンハイマー」と同じく、え、「PERFECT DAYS」、Amazonプライムで見れるじゃんと言う感じで見たいリストに追加しておいて、正月明けに見た。「オッペンハイマー」より先に見たかな。
感想は、下にあるように何も起こらない、普通のトイレ清掃員の日々が描かれる。でも、PERFECT DAYSなんだよね。私も長いこと生きているし、長いこと仕事をしてきたけど、その日々は、ちょこちょこ、思いがけない想定外のことが起こるけど、どっかの映画のヒーローのような大きな出来事が起きるわけではなく、淡々と過ぎていく、でも、それがPERFECT DAYSなんだよねと思わさせてくれる。すなわち、いい映画ですと言うことか。
役所広司さんの演技は素晴らしい。
kooyo
5つ星のうち5.0 これはすごい。すごい映画を観てしまった。
最初から最後まで何も起きない。
映画って最初は静かに始まっても途中で何か起きるものでしょ?
そりゃそれがストーリーであり、映画というものなのだから。

映画が始まり、
そろそろ何が起こるだろう、
あれ?いや、何か起こるだろう
あれ?
何も起こらないまま終わってしまったぞ!?
なんだこれは??

もうひとつ、ネタバレになってしまいますが、感想のブログを下に紹介しておきます。この映画のストーリーのほとんどが書かれているので、ネタバレが嫌いな人は読まないことをお勧めします。
しかし、この映画は、話の筋がわかっても楽しめると私は思います。なんせ、何も起きないのだから・・・・・。


主人公の平山は東京下町の「押上」にある、歩くと床が軋む古アパートで一人暮らしをしている。
まだ薄暗い朝、二階で寝ていた彼は近所のおばちゃんが箒で外を掃除するシャッ、シャッという音で目覚め、せんべい布団を畳むと一階におりていって歯を磨き、髭を小さなハサミでちょちょっと整える。

二階にもどって苗木たちに霧吹きで水をやり、背中に「The Tokyo Toilet」と書かれた作業着に着替えて一階におり、扉を開けると決まって空を見上げて微笑む。
・・・・・・・
ある日、公衆トイレで泣いている子供を見つけ手を引いて外に出してあげると、それを見つけた母親が駆け寄ってきて、子供の手を消毒し、お礼もなしに立ち去っていく。その母親にとって平山は「汚い存在」でしかない。

・・・・・・・
にもかかわらず、平山は不幸じゃない。
でも、今の平山の朝起きてから夜眠るまでのルーティンには、彼の「いつもの幸せ」がぎっしり詰まってる。
平山自らがどんなときに「幸せを感じるのか」を探して、追い求めて、確立した「自由へのルーティン」のように感じる。
・・・・・・・



Amazonでオッペンハイマーを見た。〜アインシュタインが出てくる、量子もつれなどの話題が私的にはマイブーム〜

2025-01-21 22:09:11 | 映画、TV、ミュージカル、エンタ
【本予告】『オッペンハイマー』3月29日(金)、全国ロードショー
2024年にAmazonプライムにオッペンハイマーがあったのでリストに入れておいて、2025年になって三が日明けだと思うがやっと見た。何せ3時間の長編だ。吹き替えもあるようだが、Amazonプライム版は、日本語字幕だ。しかし、直訳に近いもの、私のように英語の練習と思ってみる分にはかえっていいかも。でも、これだけ難しい言葉が多いものは吹き替え版のほうがいい。
感想は、以下に引用した方が厳しい評価をしているが、私はそれほどでもなく、可もなし不可もなしというところか。ただし以下のサイトの指摘は全く同感。
しかし、上で書いたように吹き替え版を見て評価したほうが良さそう。そのようなチャンスがあれば、ぜひもう一度見たいのは事実。
2024年のアカデミー作品賞を含む、7部門を受賞。
かなり期待していたが・・予想外であった。
この映画が「つまらない理由」を、箇条書きにしてみる。
・基本、ダイジェスト映画でしかない。
・「間」が無さすぎる。
・台詞が、すべて厨二的。
・音楽で誤魔化してる。
・女性の裸や、SEXシーンで誤魔化してる。
・フラッシュバック的な映像演出で、誤魔化してる。

物語は、以下の時間軸で構成されている。

・第二次世界大戦前後の「オッペンハイマーの人生」。
・ソ連へのスパイ容疑を告発された、いわゆる「オッペンハイマー事件の聴聞会」
・告発の黒幕とされる「ストロースへの公聴会(白黒)」。

この3つを、行ったり来たりして進むのだが。
まず、シーン数が膨大すぎる。この映画は、最近の映画では長い「3時間」あるのだが・・それでも「尺」が足りない。
そして、私的には、「量子もつれ」のTV番組見たばかりだったので、以下の感想でアインシュタインの記述は面白かった。本当にアインシュタインとオッペンハイマーは出会えるチャンスがあったの?その辺りも調べてみたいですね。
アインシュタインの出番が結構多めでしたw
似てる! w
て言うか似すぎてて意識を持っていかれ過ぎて困った
むしろアインシュタインの映画観たくなるw

てかオッペンハイマーとアインシュタインてそんなに親交あったのか?



昨年末に「量子もつれ」を見た〜この世界の実態は、すべてホログラフのようなものかも?だって〜

2025-01-19 23:04:13 | 映画、TV、ミュージカル、エンタ

でもね、量子もつれという問題の本質に取り組むと物理学の研究者の世界では干されちゃうという状況が何十年も長く続いた中で、
その存在を実験で証明しようとした物理学者たちの人となりが、もう最高に最高だった。
 なんか、物理学者というと、難しい数式を黒板に書いては考え込んでいる人たち、というイメージがあったのだが、映画オッペンハイマーでもそうだったが、
そういう「理論と数式」の物理学者と、それを実験で証明していく実験屋の物理学者の両輪で物理学の世界というのは進んでいくのだな。

宇多田ヒカル コメント
オファーを頂いた時「絶対にやりたい!」と思いました。
今年の春に発表したベストアルバムにまつわる一連の取材の中で、最新曲「Electricity」は量子もつれという現象がテーマで、
人と人の間の目に見えない結びつきを歌にした、と語る私の姿が番組製作陣の目にとまったらしいのです。
ナレーション初挑戦でしたが、現場の皆様のおかげで和やかに、学者たちのインタビューに感動して時折泣きそうになりながら、最後まで楽しく収録できました。
一視聴者としても放送がとても楽しみです!

年始ブログトラブル

2025-01-14 12:07:58 | その他
昨日、投稿したように年始よりGooブログがDDos攻撃を受けたらしくてトラブルでした。
そして、昨日、トラブルを連絡フォーマットに記入して送ったところ、本日復帰しているようです。
2025/1/10 16:40 追記
現在、引き続き調査中となっているのは以下の事象です。
・外部サイトへの共有の際、OGPのサムネイルが表示されない
・記事投稿時に、一部サイトのリンクが挿入できない
・メール投稿がエラーになる場合がある

また、現在一部のお客様でアクセスできない場合があることを確認しております。
1月2日に暫定復旧しているとのアナウンスがありましたが、上の記述にあるように、一部に入っていたらしく(Xやブログのコメントを見ると、一部って半分以上じゃないの?などの記述がありました。)私は昨日13日まで復旧していなかったので、フォームに記入した次第です。
数日から、最悪1週間くらいで復帰するものと思っていましたが、10日以上かかりましたね。仕事でブログを使っている方は大変だったでしょう。そういう方にはあってはいけないトラブルですね。
9日か10日くらいに、wifiでなくて携帯でなら一時的につながっていたので、これでもうすぐ完全復帰だろうと思っていたのですが、その後数日経ってフォームを送ってやっと解決です。
よって、今回この不具合に対するGooの対応はひどく非常に不満です。GooはXで投稿するということで、それも確認したりしていましたが、たいした情報の更新はなく、上に引用したのもGoo Blog上なので、アクセスできない人はこの情報も携帯でアクセスしない限り見れません。
こんな対応では、このブログのアーカイブを引き継いで、他のブログにすることや他の方法にすることを考えたりする必要があるかもしれません。
年末には、娘と孫が浜松に29日、30日と浜松に来て、彼らを浜松駅に送ってその足で東京に行き、三が日とその後の土曜日曜を東京で過ごして、6日に浜松に戻ってきて、やっと落ち着いてブログでもと思ったらこの不具合だったので、この不具合に対する怒りは結構なものです。
波乱とは言えない些細なトラブルですが、2025年はどんな年になるのやらです。


Gooブログに繋がらない

2025-01-13 21:43:00 | その他
正月から、Gooブログに繋がらない状態が、今日まで続いています。
投稿したいトピックがあるけど、iPhoneしか繋がらないので、投稿できずにいます。
これくらいの内容ならなんとか投稿できますが。。。
本当に困っています。