でもね、量子もつれという問題の本質に取り組むと物理学の研究者の世界では干されちゃうという状況が何十年も長く続いた中で、
その存在を実験で証明しようとした物理学者たちの人となりが、もう最高に最高だった。
なんか、物理学者というと、難しい数式を黒板に書いては考え込んでいる人たち、というイメージがあったのだが、映画オッペンハイマーでもそうだったが、
そういう「理論と数式」の物理学者と、それを実験で証明していく実験屋の物理学者の両輪で物理学の世界というのは進んでいくのだな。
宇多田ヒカル コメント
オファーを頂いた時「絶対にやりたい!」と思いました。
今年の春に発表したベストアルバムにまつわる一連の取材の中で、最新曲「Electricity」は量子もつれという現象がテーマで、
人と人の間の目に見えない結びつきを歌にした、と語る私の姿が番組製作陣の目にとまったらしいのです。
ナレーション初挑戦でしたが、現場の皆様のおかげで和やかに、学者たちのインタビューに感動して時折泣きそうになりながら、最後まで楽しく収録できました。
一視聴者としても放送がとても楽しみです!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます