英王室、人種差別を「懸念」 メーガン妃発言受け声明: 日本経済新聞
世界中で頻発する「東アジア人差別」を、なぜ日本人は問題にしないのか 黒人差別反対運動の陰で大きな矛盾 | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
最近、上のように、人種差別や女性差別やその他の差別に関しての話題が多い。このような問題に対して、コメンテイターやその他のインフルエンサーが、皆、人間として同じあるいは平等であるなどの視点の意見が多い。しかし、私はこれでは解決しないと思っている。例えば、今日の朝のサンデーモーニングでコメンテイターがどんな人間でもDNAは約99%は同じと言っていたけど、まさに1%は違って、差別をする人はそのような小さなところを大きな違いあるいは大きな問題と捉えて差別しているという事実があると思う。
最近ホモサピエンスという本を読んだばかりだけど、アジア系の人間はホモサピエンスではなくホモ・エレクトゥスという種に分けられたとは厳密には生き物としてのルーツが違うらしい。また、ホモサピエンスはネアンデルタール人とは生き物としては違うルーツだといわれていたが、最近ホモサピエンスのDNAはにはネアンデルタール人のDNAが入っていることがわかったとのことである。このような細かい違いは、アジア人(ホモ・エレクトゥス)と欧米人(ホモサピエンス)は違うから、云々かんぬんという差別につながることになりうる。
私は、ここ、20年、30年は欧米人と共同開発をするプロジェクトの仕事をしている。このような仕事をする初期にフランス人と仕事をする機会があったときに、フランス人は、それまで付き合っていた日本の企業の人とは違う議論が多くて、想定外の論点が多くて、それまで入社以来何年か積み上げてきた仕事のノウハウとは違った問題に出会うことが多かった。そこで、結構フランスの文化に関する本を読んで、宗教はカソリックで、仕事は罰だという概念があることやフランスの親は子供を官僚にするのが目標だと思っていることを知った。(現在もそのような考えかは、社会の変化があるので疑問)それに、当時から離婚がすごく多いということも知った。
そこで、それ以来、彼らと共同開発する上で、彼らとわかりあうのではなく、違いを知ることが大事と思うようになった。違いを理解するというのではなく、ただ知るという事が大事である。仕事上のルールや法律などはグローバルスタンダードという考え方で、理解し合うことあるいは同じルールや価値観を共有することは可能であるけど、生活の中のまさに小さな細かい違いは到底理解し合えないと思っている。そこで、お互いどれだけ違っているかを知ることが大事だと思っている。
例えば、日本人は会議が開始する時刻の5分前には、会議室に集まるなどは暗黙のルールあるいは新入社員時には、「5分前には会議室にいるように!」と上司から叩き込まれる。しかし、欧米人は会議の始まる時刻に、自分の席を立つあるいは最近ではパソコンの会議ボタンをクリックするのが常識である。数分遅れで会議開始は、ほぼ常識。これを、欧米人に徹底させるのは、ほとんど無理と言ってもいいだろう。よって、日本人は5分前に集まり、欧米人は定時というのを受け入れるべきだと思った。私は5分前に集まるのは良いことだと思っているので、欧米人に合わせて、欧米人はどうせ遅れるから、定時から5分遅れまでで良いというのにあわせて自分の行動指針に変えようとは思わない。ただ、自分が5分前に来ているのだから、「彼らは遅れてきてけしからん」と怒らないことにしている。これは一つの例だが、仕事上の日本社会での常識が他国の価値観では常識ではないことを知るべきである。そして、その違いを知っていれば、腹が立つことが少なくなる。会議などで、イライラしたり、起こったりすることは自分の不利につながる。もちろん、演技として怒ったふりをすることは必要だったり、重要だったりするのは承知している。
このような考えを持つに至って、昨今のTVなどの議論を聞いていると、皆日本の常識にとらわれて偏っていることを知らない人がすごく多いと思う。日本以外の国の人と共同作業をする、共同開発をする際には、お互いの違いを理解するのではなく、違いを知ることが大事だと思う。
対欧米人でなく、対中国、韓国に対しても日本の常識と照らして、理解できない、常識はずれと言う前に、お互いの日々の生活インフラ、文化、政治、常識の小さな違いを知る必要があると思う。
英王室は9日、ヘンリー王子とメーガン妃が米テレビ番組で息子のアーチーちゃん(1)の肌の色を懸念する声が王室内であったと発言したことを受け、エリザベス女王の代理声明を発表した。「(夫妻が)この数年がどれほど困難だったかを知り、家族全員が悲しんでいる」とした上で、「提起された問題、特に人種の問題は懸念される」とした。
世界中で頻発する「東アジア人差別」を、なぜ日本人は問題にしないのか 黒人差別反対運動の陰で大きな矛盾 | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
日本では、米国での黒人差別問題が盛んに取り上げられる。その一方で、米国や欧州で起きている東アジア人差別はほとんど問題にされない。イギリス在住で著述家の谷本真由美氏は「アメリカや欧州では、日本人や中国人といった東アジア人が明らかに差別されている」という——。
最近、上のように、人種差別や女性差別やその他の差別に関しての話題が多い。このような問題に対して、コメンテイターやその他のインフルエンサーが、皆、人間として同じあるいは平等であるなどの視点の意見が多い。しかし、私はこれでは解決しないと思っている。例えば、今日の朝のサンデーモーニングでコメンテイターがどんな人間でもDNAは約99%は同じと言っていたけど、まさに1%は違って、差別をする人はそのような小さなところを大きな違いあるいは大きな問題と捉えて差別しているという事実があると思う。
最近ホモサピエンスという本を読んだばかりだけど、アジア系の人間はホモサピエンスではなくホモ・エレクトゥスという種に分けられたとは厳密には生き物としてのルーツが違うらしい。また、ホモサピエンスはネアンデルタール人とは生き物としては違うルーツだといわれていたが、最近ホモサピエンスのDNAはにはネアンデルタール人のDNAが入っていることがわかったとのことである。このような細かい違いは、アジア人(ホモ・エレクトゥス)と欧米人(ホモサピエンス)は違うから、云々かんぬんという差別につながることになりうる。
私は、ここ、20年、30年は欧米人と共同開発をするプロジェクトの仕事をしている。このような仕事をする初期にフランス人と仕事をする機会があったときに、フランス人は、それまで付き合っていた日本の企業の人とは違う議論が多くて、想定外の論点が多くて、それまで入社以来何年か積み上げてきた仕事のノウハウとは違った問題に出会うことが多かった。そこで、結構フランスの文化に関する本を読んで、宗教はカソリックで、仕事は罰だという概念があることやフランスの親は子供を官僚にするのが目標だと思っていることを知った。(現在もそのような考えかは、社会の変化があるので疑問)それに、当時から離婚がすごく多いということも知った。
そこで、それ以来、彼らと共同開発する上で、彼らとわかりあうのではなく、違いを知ることが大事と思うようになった。違いを理解するというのではなく、ただ知るという事が大事である。仕事上のルールや法律などはグローバルスタンダードという考え方で、理解し合うことあるいは同じルールや価値観を共有することは可能であるけど、生活の中のまさに小さな細かい違いは到底理解し合えないと思っている。そこで、お互いどれだけ違っているかを知ることが大事だと思っている。
例えば、日本人は会議が開始する時刻の5分前には、会議室に集まるなどは暗黙のルールあるいは新入社員時には、「5分前には会議室にいるように!」と上司から叩き込まれる。しかし、欧米人は会議の始まる時刻に、自分の席を立つあるいは最近ではパソコンの会議ボタンをクリックするのが常識である。数分遅れで会議開始は、ほぼ常識。これを、欧米人に徹底させるのは、ほとんど無理と言ってもいいだろう。よって、日本人は5分前に集まり、欧米人は定時というのを受け入れるべきだと思った。私は5分前に集まるのは良いことだと思っているので、欧米人に合わせて、欧米人はどうせ遅れるから、定時から5分遅れまでで良いというのにあわせて自分の行動指針に変えようとは思わない。ただ、自分が5分前に来ているのだから、「彼らは遅れてきてけしからん」と怒らないことにしている。これは一つの例だが、仕事上の日本社会での常識が他国の価値観では常識ではないことを知るべきである。そして、その違いを知っていれば、腹が立つことが少なくなる。会議などで、イライラしたり、起こったりすることは自分の不利につながる。もちろん、演技として怒ったふりをすることは必要だったり、重要だったりするのは承知している。
このような考えを持つに至って、昨今のTVなどの議論を聞いていると、皆日本の常識にとらわれて偏っていることを知らない人がすごく多いと思う。日本以外の国の人と共同作業をする、共同開発をする際には、お互いの違いを理解するのではなく、違いを知ることが大事だと思う。
対欧米人でなく、対中国、韓国に対しても日本の常識と照らして、理解できない、常識はずれと言う前に、お互いの日々の生活インフラ、文化、政治、常識の小さな違いを知る必要があると思う。