今日、NHKのクローズアップ現代でジャニーズ性加害の問題を扱っているのを思い出して、リアルタイムではないがNHKプラスでさっき見た。内容は、私がメディアに対して望んていたことに近い内容だった。出演していた弁護士も、まだまだ、ツッコミが足りないとの指摘だったが、ジャニーズ事務所が、「性加害があった」、「謝罪をして補償をする」ことを述べたのと同様に、NHKは裁判の結果がでた2004年あたりまで遡って、当時責任者であった人たちの意見が述べられており、自分たちの責任は重いとの言葉があった。また、民放の責任者あるいは担当者にインタビューをした結果も扱っていたのは、評価に値する内容だった。
ジャニーズ事務所が会見を行い、性加害があったと初めて認めた。
クローズアップ現代は5月に、この問題を報じて以降、取材を継続してきた。元ジュニアたちが明かしたのは、今なお続く性加害のトラウマだった。
そして、問題の背景として指摘される“メディアの沈黙”。
なぜNHKも含め、テレビ業界は長年、ジャニーズの性加害問題に向き合ってこなかったのか。
そして、二度と被害を起こさないために何が必要なのか検証する。
NHKと民放では、スポンサーとの関係において大きく異なるので、民放もぜひ同様に意見を発してほしい。各メディアが、自分たちで、忖度というか、真実追求より、利益優先に走った原因を調べるあるいは意見を述べること、今後の具体的アクションを示すことが急務ではないだろうか。
10月の番組再編に、何らかのアクションが見れないようなメディアは私は信用できない。まあ、私は以前から、エンジニアとして技術に関する報道を、見聞きしてキャスターやコメンテーターはほとんど信用できないと思っていたのだけど。。。
今、これを書きながら、ニュースゼロを見ているが、ジャニーズのニュースキャスターがニコニコしながら、ラグビーの話題を語っているが、すごい違和感を感じる。とても、まともには聞けない。実際、今このブログを書いていて内容は聞いていないのだが。。。。TVがついていて、バックグランドサウンドとして、音が流れているという状態。
有働さん、櫻井さん、小川さん、宮根さん、過去の古舘さん、久米さんは古すぎるかな?、その他、朝の番組はあまり見ないので、キャスターの名前が思い浮かばないが、キャスターと言われる人たちから、このNHKのクローズアップ現代で、聞けた担当者、責任者の意見として、忖度はあったのか、どうして忖度したのかなどの意見をぜひ聞きたい。
NHKの報道番組「クローズアップ現代」(クロ現)が11日放送され、NHKを含むテレビ各局がジャニーズ事務所の故ジャニー喜多川前社長による性加害問題を報じてこなかったことを反省し、取り上げた。
番組キャスターのNHK桑子真帆アナウンサーは「被害者に事態を動かす役割を担わせてしまった。
この事実を重く受け止め、責任を痛感しています」と真剣な表情で語った。 番組では、最高裁がジャニー氏の性加害を認定した2004年ごろのNHK、民放それぞれの関係者、元関係者ら53人に取材を打診。その中から40人に取材できたとした。
現在、性加害問題を担当しているNHKの社会部デスク、松井裕子氏がスタジオ出演し、NHK元司法担当記者の「芸能ネタは民放や週刊誌に任せておけばいい。NHKの報道では扱わないという風潮だった」という回答などを紹介した。
その上で、松井デスクは「週刊文春」が過去に性加害を追及していたが「週刊誌の報道であること、芸能スキャンダルとみなしていたことによって、ニュースで扱うに値しないという声があった」と解説。「(男性に対する)性被害の意識の低さもあった」と続けた。
桑子アナは「ドラマやエンターテインメントの部門では問題に向き合おうとせず、報道では性被害や芸能界で起きる問題の意識の低さがあったと言える」と同調した。
「ジャニーズ性加害問題当事者の会」から相談を受ける蔵元左近氏もスタジオ出演。「クロ現」の取材、検証に「率直に申し上げてまだまだツッコミ不足」と鋭く指摘。
「今回のような事件を再発しないことを考える上では、NHKの組織上、体制上の問題があったと思う。
それを究明するような徹底的な事実調査が必要。そのツールの一つとして、第三者委員会の設置も必要に応じて行われるべき」と提言した。
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