ケンのブログ

日々の雑感や日記

べにばなさかう

2019年05月25日 | 日記
ラジオで今日は気温が30度を越えます。
まだ五月なのに夏の様相ですと言っていた。
暦の上ではもう立夏をすぎていて夏なのにと思った。
そう思って私鉄の線路の土手をみると
もう菜の花は咲いていなくて
土手は夏草が生い茂る感じになっている。
七十二候をみるときょうから紅花栄(べにばなさかう)
となっている。
そういえばここ一二週間スーパーマーケットの花売り場にも
紅花がでているなとおもう。

お互いに乱暴なことはやめる努力を

2019年05月24日 | 日記
ラジオを聞いていたら東京の老人ホームで
殺人があったらしいというようなことを言っていた。
容疑者の人は老人の足をもって
ろうかをひきずったこともあったとかいう話だった。
ほんとうに最近は
ひとつの仕事の専門性をみんながたかめていくという
時代ではなく
個々の人が非正規労働者などの立場で
いろんな仕事を経験するという時代に
なっているように思う。
その結果みんなの職業に対する専門意識が
薄れているような気がする。
専門知識がなくてもマニュアル通りにやっていれば
なんとかなるというような意識もだんだん
支配的になってきているのかもしれない。
職業の専門性に対するプライドをしっかりもって
やっている人だったら
足をもって床を引きずり回すという行為に及ぶというのは
ちょっと普通ではありえないことのように思う。
きっといろいろと普通ではない状況だったから
そういうことが起きてしまったのだとは思うけれど。
まあ別に専門性がなくてもいいので
お互いに気遣いあっていく気持ちが
高くなっていく世の中になるといいなとおもう。


体罰があったらしい

2019年05月22日 | 日記
今日の新聞に兵庫県のバレーボールが強い学校で
コーチが生徒に暴力をふるったというような
記事が出ていた。
僕の場合はおかげさまで中学生くらいになってからは
他人に物理的な暴力をふるったという記憶が
ないので暴力というと
なんか別の世界のことのように思うけれど
やはりお互いに気を付けないといけないなと思う。
お釈迦様は怒らないことそして
暴力をふるわないことが大切と説いておられる。
それはお釈迦様のおっしゃる通りとおもう。
しかし、ある本を読んでいたら
怒りは自分にとって大切なものを守るための
大切な心の作用という趣旨のことが書いてあった。
私たちが怒るのは自分にとって大切なものが
踏みにじられたときであると。
本にそのように書いてあるとそれもまた
真実のように思えてくる。
ただ、それでもやはり
暴力、暴言というのはなるべく避けるに越したことはないな
とは思う。

町の風景

2019年05月21日 | 日記
先週の土曜日、大阪北のターミナルから
少し離れた場所にある牛丼チェーンに入った。
お会計の時あるおじさんが
「100円お釣りって。おれ500円玉2枚出したんやで」と言った。
店員のかたは大変失礼しましたといって
お釣りを600円だした。
「にいちゃん大丈夫か。お釣りは400円やで」とおじさんが言った。
店員のかたは大変失礼いたしましたといって
お釣りを400円にした。
おじさんも600円のお釣りをそのまま
受け取らずにちゃんとお釣りは400円と申請する
正直さがあるのなら最初から
お釣りは100円ではありません400円です
と丁寧に言えばいいと思うのだけれど
やはりそこが大阪のおじさんなのだと思う。
昨日大阪南のT町というところの
ドラッグストアに入った
あるおじさんが店員に言った。
「ちょっと鼻が出てな頭も痛いんや
鼻も頭いたいのも両方止めたいんやけど
なんかいい薬あるかなあ」と。
店員の若い男の子も
まさか頭痛薬と鼻水止めの薬両方勧めるわけにもいかず
困っているようすだった。
「頭痛といっても何が原因の頭痛かわかりませんし
鼻も頭痛もと言われましても」という感じで
店員のかたも困ったような受け答えをしておられた。
「いや俺はむずかしいことはわからんからな。
だから聞いとるんや。
あんたにまかせた。はなと頭痛に効く薬たのむは」とおじさんは言った。
こういうノリのおじさん
おなじ大阪でも僕がすむ大阪北部の
ベッドタウン的な町にはあんまりいないなと思う。
一言で大阪といっても降りる駅ごとに
いろんな風景があるなとおもう。

大阪交響楽団第106回名曲コンサート

2019年05月19日 | 音楽
昨日は大阪交響楽団第106回名曲コンサートに行った。
なんかこのオーケストラを聴くのは
10年以上ぶりのような気がする。
前回聴いたときは確かショスタコーヴィチの
交響曲第五番でティンパニーの人が
曲が終わったあとでがーっと
ガッツポーズのように太鼓のバチを
掲げておられたように記憶している。
コンサートの帰りにホワイエのところで
老年のおじさんに
きょうは太鼓の人よかったなあ
終わったあとガッツポーズしとったなあ
と声をかけられた。
もう何年前のことかわからないけれど
それ以来ほんとうにひさしぶりに
このオーケストラを聴いた。
指揮は佐藤俊太郎さん
ピアノジャン チャクルムさんで
さいしょに演奏されたのが
モーツァルト ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467
オーケストラの音色はやわらかくまた
それなりにふくよかに聴こえた。
久しぶりに聴いたけどなんかいいなと思った。
ピアノの独奏はシリアスな部分あり
ききなれない装飾音などが出てくる場面あり
深い音楽だなと思う場面ありいろいろ
多様性のある表現だった。
ただピアノがいろいろ多様性に
富んでいるわりには
オーケストラの演奏はなんか
ぐっと落ち着きのあるものであるように思えた。

アンコールにファジルサイのブラックアースが演奏された。
ピアノの演奏に多様性があったことは
あるいはアンコールにファジルサイが演奏される
伏線だったのかもしれないと思った。

ピアニストは細い人で
演奏が終わったあと
ちょっとしぐさがぎこちなくてコミカルだった。

20分の休憩をはさんで次に演奏されたのが
メンデルスゾーン
劇音楽真夏の夜の夢組曲作品61
序曲
弦楽器の細やかなおとがきれいに
出ているなと思った。
スケルツォ
木管のアンサンブルがきれいだなと思った。
弦楽器はちょっと迫力不足かなと
思った場面もあったけれど
目を閉じて聴くと夢のような世界が広がっていった。
ノークターン
ホルンの調べがきれい
ワーグナーのタンホイザー序曲かと思った。
全体に情感たっぷりの演奏でいいなあと思った。
結婚行進曲
冒頭、金管のファンファーレが鳴ったときに
会場のあちこちでみんな
あっこれ聴いたことのあるメロディという感じて
目を見合わせるような感じになって
やっぱり音楽っていいなと思い
ちょっとうるうるっと来た。

なんかいい演奏会だったなと思う。