ケンのブログ

日々の雑感や日記

大相撲五月場所も終わって。

2019年05月27日 | 日記
大相撲夏場所十四日目。
優勝争いは平幕の朝乃山が2敗でトップ
横綱の鶴竜が3敗でこれを追うという展開だった。
この日、朝乃山が勝ち鶴竜が負けると
朝乃山2敗、鶴竜4敗となり
残り一日で2差なのでこの日
十四日目で優勝が決まる。
十四日目、朝乃山は大関豪栄道との対戦だった。
立ち会い豪栄道が左の回しちょっと深いけれど
かなりいいところをとったように見えた。
いつもの豪栄道ならこれだけまわしに手がかかったら
引き付けて出るなどなにかの攻勢を
かけることがほとんどだ。
ところが豪栄道は何もしないでじっとしているかのように見えた。
豪栄道が攻めてを欠いているうちに
朝乃山がだんだん自分の体勢を整えて
豪栄道を寄り切ったように見えた。
豪栄道って攻め急いで相手にかわされて
負けるということはまあしばしばあるけれど
まわしを取った上で攻めてを欠いて
負けるということはあまりない。
朝乃山は勝って2敗をキープしたけど
豪栄道はなんかちょっと不自然な負け方だなと思った。
そう思ったとき、そういえば明日トランプ大統領
相撲観戦にくるんだなということが心に浮かんだ。
トランプさんのことが心に浮かんだとき
これきっと鶴竜も負けてトランプさんが
くる前の日に優勝が決まるかもとなんとなく思った。
鶴竜の相撲、相手は栃の心。
栃の心、立ち会い変化した。
立ち会いに変化することがほとんどない栃の心。
なんか不器用そうで
変化してもそこにつけこまれる可能性も
高いようにも思える。
その栃の心が立ち会い変化した。
鶴竜はこの変化にばったりと手を
ついてあっという間に負けた。
この瞬間、鶴竜4敗、朝乃山2敗となり
朝乃山の優勝がトランプさんのくる前の日に決まった。
おまけに栃の心も10勝目をあげ大関復帰を決め
八方めでたしとなった。
トランプさんがくる前の日に優勝も決まり
栃の心の大関復帰も決まった。
なんとなくこれでトランプさんを出迎えるための
警備の準備のひとつが完了したように思えた。
優勝が決まっていない状態でトランプさんを
迎えるのと優勝が決まった状態で
トランプさんを迎えるのでどちらが警備がしやすいか。
それは優勝が決まっていた方が警備がしやすいのは
素人でもわかる。
急に優勝決定戦という事態になったりすれば
トランプさんの来場当日に
警備上不確定なことが起こりやすくなる。
とりあえずトランプさんの来場当日の
不確定要素は優勝が決まることで
かなり減ったなとなんとなく思った。
昨日、トランプさん来場。
最近の相撲は本当にスピード相撲で
両方の力士がまわしを引いて四つに組む前の
つき押しで勝負が決まってしまうことが多い。
しかし、トランプさんが来場してからの
相撲はほとんどが立ち会いから四つになる
展開だった。
なんか、昭和の時代の土俵を見るような思いだった。
無難に土俵上の出来事が展開しているようにも思えた。
トランプさんがくる前日
当日とちょっといつもと違う土俵を見ているような気がした。
たまたまそうなったのか、なんとなくそうなったのか
それとも僕の思い過ごしなのかそれはちょっとわからない。
思えば昭和47年名古屋場所
ハワイ出身の高見山が
初優勝したときニクソン大統領の手紙が
表彰式で読み上げられたと記憶している。
僕はそのとき小学校4年生だったけれど
高見山優勝して、ニクソン大統領から
手紙ももらってほんとうによかったなと思った。
それに日本の相撲にアメリカの
大統領から手紙がくるなんて夢のような話だなと思った。
当時はまだそういう時代だったし、、、。
それから47年くらい経過して
朝乃山がトランプさんがひょうひょうと読み上げる
表彰の文句に聞き入り
大統領のトロフィーを受け取ったとき
やはり、ほんとうによかったなと思った。
ほんとうに滅多にない機会だし。
優勝してアメリカ大統領からトロフィーって
一生の思い出になると思う。
ほんとうに一言で相撲といっても
いろんな種類の思い出があるなと思う。