介護職という仕事柄、お年寄りの昔話を聞く機会が多く、現在では世代も変わりつつありほとんど戦争体験は聞かれなくなりましたが、10年ほど前は大正生まれの方が多くそのおかげで戦争体験の話を聞く機会に恵まれていました。
そして、原爆体験のお話も3人の方から聞くことが出来ましたが、その中の男性の体験談は、一度も聞いた事がないたいへん印象深い話をされ、僕に大きな疑問を投げかけたのです。
その男性も三重県在住で、県内で内地勤務をされていたのですが、昭和20年の7月末か8月に入ってすぐの頃に広島の第二総軍という部隊に配属になったそうです。
そして、8月3日か4日には広島に移り、各地から多くの兵隊さんが集まり、運命の8月6日の朝、屋外に出て集合する途中、その男性は忘れものに気づき、宿舎へ入った直後、広島上空で原子爆弾が爆発。何が起こったのか分からない状況の中で宿舎が倒壊し、数時間後、ようやく助け出されて、何が起こったのか理解したのだそうです。
被害状況を確認する為、歩いてゆくと死者や負傷者が沢山いて、死体が浜辺や河川沿いに積まれていたそうです。
そして、最も印象深く残ったのは、同じ第二総軍に所属していた、李グウ公という韓国の王子様のお話でした。8月6日、李グウ公の御つきの吉成中佐という方は、李グウ公と共に第二総軍司令部に行く予定だったのですが、体調を崩され、李グウ公は一人で司令部へ向かい、その途中に被爆されたそうです。体調を崩された吉成中佐はそのおかげで被害の免れたのですが、リグウ公がなくなった為、責任を取って自殺したのだそうです。
この二つの出来事から、僕は疑問がわき、色々考えてみたのです。
まず一つは、原爆が投下される数日前に、たくさんの兵隊さんが広島に集められたという事と、その中に韓国の王子様がいた事です。
原爆投下を設定するにあたり、ち密な諜報活動もなされていたのだから、多くの兵士が集まる事も、その中に韓国の王子様がいる事も分かった上で、原爆投下が行われたとみるのが妥当です。
第二総軍という組織が広島に編成されることが、事前に外に漏れていたという事は、情報を流した人が存在したという意味であり、日本の兵力を一気の消耗するチャンスを与えたという事になります。また、韓国の王子様が原子爆弾で亡くなったとなれば、韓国の国民感情は、反米感情よりも、アメリカと戦争を始めた為に王子は被害を被ったのだという想いから、反日感情を抱く人が多いと予測し、大東亜戦争後の朝鮮戦争への介入も勘定に入れての作戦だったのではないかと思われる。
では、正義はどこにあるのかという問いには、答えを持ち合わせていませんが、なにか触れてはいけないものに触れてしまった気がしてならないので、個人の妄想でしかありませんが、未来に向けて、あえてここに記述しておくことにしました。
そして、原爆体験のお話も3人の方から聞くことが出来ましたが、その中の男性の体験談は、一度も聞いた事がないたいへん印象深い話をされ、僕に大きな疑問を投げかけたのです。
その男性も三重県在住で、県内で内地勤務をされていたのですが、昭和20年の7月末か8月に入ってすぐの頃に広島の第二総軍という部隊に配属になったそうです。
そして、8月3日か4日には広島に移り、各地から多くの兵隊さんが集まり、運命の8月6日の朝、屋外に出て集合する途中、その男性は忘れものに気づき、宿舎へ入った直後、広島上空で原子爆弾が爆発。何が起こったのか分からない状況の中で宿舎が倒壊し、数時間後、ようやく助け出されて、何が起こったのか理解したのだそうです。
被害状況を確認する為、歩いてゆくと死者や負傷者が沢山いて、死体が浜辺や河川沿いに積まれていたそうです。
そして、最も印象深く残ったのは、同じ第二総軍に所属していた、李グウ公という韓国の王子様のお話でした。8月6日、李グウ公の御つきの吉成中佐という方は、李グウ公と共に第二総軍司令部に行く予定だったのですが、体調を崩され、李グウ公は一人で司令部へ向かい、その途中に被爆されたそうです。体調を崩された吉成中佐はそのおかげで被害の免れたのですが、リグウ公がなくなった為、責任を取って自殺したのだそうです。
この二つの出来事から、僕は疑問がわき、色々考えてみたのです。
まず一つは、原爆が投下される数日前に、たくさんの兵隊さんが広島に集められたという事と、その中に韓国の王子様がいた事です。
原爆投下を設定するにあたり、ち密な諜報活動もなされていたのだから、多くの兵士が集まる事も、その中に韓国の王子様がいる事も分かった上で、原爆投下が行われたとみるのが妥当です。
第二総軍という組織が広島に編成されることが、事前に外に漏れていたという事は、情報を流した人が存在したという意味であり、日本の兵力を一気の消耗するチャンスを与えたという事になります。また、韓国の王子様が原子爆弾で亡くなったとなれば、韓国の国民感情は、反米感情よりも、アメリカと戦争を始めた為に王子は被害を被ったのだという想いから、反日感情を抱く人が多いと予測し、大東亜戦争後の朝鮮戦争への介入も勘定に入れての作戦だったのではないかと思われる。
では、正義はどこにあるのかという問いには、答えを持ち合わせていませんが、なにか触れてはいけないものに触れてしまった気がしてならないので、個人の妄想でしかありませんが、未来に向けて、あえてここに記述しておくことにしました。