硝子戸の外へ。

優しい世界になるようにと、のんびり書き綴っています。

おとなというひとたちは、つごうでやくそくがまもれなくなります。

2019-02-04 20:59:56 | 日記
昼食を摂りながらテレビを観ていたら、児童虐待の事件についてコメンテーターの人達が様々な意見を出していた。そして、事件の経過が詳らかにされてゆくと、酷い父親や、教育機関に対してのコメントに熱が帯びてくるのが分かった。それは、流れてくる情報ではあるけれど、嫌な気分になるものでもあった。こういう時、留めて考えてしまうと、神経に支障をきたしてしまうので、なるべく留めないように心がけてはいるのですが、どうにも、吐き出しておきたいことも出てしまう。

事件の元凶は、父親である。しかし、問題は、その子の母、そして、学校や、教育委員会、児童相談所といった公的機関に及んでいる。

多くの大人が関わっていたのに、力を合わせる事もせず、勇気も知恵も出せず、一人の暴力的な男から、少女を救えなかった。

少女の周りには大人が不在だったのだろうか。