和紙を作る家に嫁いだ嫁のブログ

親子五代に渡り受け継がれた和紙作りの伝統を守るべく今日も奮闘する『和紙を作る家』に嫁いだ嫁のブログ

父を偲ぶ。

2017-10-18 19:00:00 | みゆきの日記
先週、父の一周忌法要が無事終わりました。

父が亡くなって、もう一年も経つとは…

月日の経つのはホント早いです。

父は、おじいちゃんやおばあちゃんの元へ無事たどり着き、楽しく暮らしているのでしょうか?

願いが叶うなら、あと一度だけでいいので父に会いたいです。


父が亡くなってすぐ、なぜか主人と私の携帯が同時に動かなくなり、

父が亡くなった事をあちこちに知らせないといけないのに、携帯が使えず、とても不便だった事を思い出します。


そして、通夜の式の時には、動くはずのない幕がユラユラと揺れ、

父がまだあの世には行きたくない!!とダダをこねているかのような事がたくさん起こりました。


極めつけは、出棺の際の出来事。

棺が火葬する中へ入り、扉がピタッと閉まった瞬間、火葬場の中にサイレンの音が鳴り響いたんです。

携帯の緊急地震アラートが参列者のポケットの中で一斉に鳴り出したのですが、

扉が閉まったのと、本当に同時だったので、

一瞬、誰も、何が起こったのか分かりませんでした。

まだまだ死にたくなかった父は、あの世に行きたくないアピールをし、最後までパフォーマンスしてくれ、

忘れられないお葬式となりました。


先日、一周忌法要を済ませたあと、娘がポツリと言いました。

「じぃじがまた来ていたね」

法要当日、お寺と自宅で拝んでもらったあと、お墓へ参ったのですが、

娘いわく

お墓で読経していた際、強い風が二回吹き
じぃじがいるのを感じた…そうです。

私には何も感じれませんでしたが…

まだ父は、私たちのまわりに居るのですかね。

父の一周忌法要が済んだら、スマホの壁紙を父からきなこに変えようと思っていたのですが、

やっぱりもう少し父のままで置いておこうと思います。