和紙を作る家に嫁いだ嫁のブログ

親子五代に渡り受け継がれた和紙作りの伝統を守るべく今日も奮闘する『和紙を作る家』に嫁いだ嫁のブログ

夏越の大祓い(なごしのおおはらい)

2022-06-25 13:00:00 | みゆきの日記
『夏越の大祓(なごしのおおはらい)』の神事が行われた夏至の日(6/21)、
元伊勢内宮皇大神社さんにお参りしてきました。


この日は、三重県二見ヶ浦の夫婦岩の間から昇った太陽が、

元伊勢内宮皇大神社さんのご神山 日室嶽(ひむろだけ)の頂上に沈み、

毎年 夏至の日の太陽が沈む時間に合わせて神事が執り行われます。





本殿にお参りしてから、日室嶽を臨む遥拝所へ🚶



神事が始まる頃には、雨が本降りになってきました。


『大祓詞(おおはらへのことば)』を皆で唱和したあと、


小さく切った紙と切り麻(きりぬさ)を身に振り掛け、




「祓いたまえ浄めたまえ、祓いたまえ浄めたまえ、………」と三回繰り返しながら、

自己祓いしました。

夏越の大祓、
この半年の間に知らず知らずのうちに溜まった心身の穢れや、厄災の原因となる罪や過ちを祓い浄め、

これから迎える夏を元気に乗り切り、残り半年間の息災を祈願する神事です。



神事を終え、
日室嶽に沈む夕陽を仰ぎ見ていると、
それまで降っていた雨が、不思議と止みました。




少し陽も差し、とても神秘的な瞬間でした。

今年も、娘と三人で夏越の大祓いの神事にお参りする事が出来、
残りの半年も清々しい気持ちで過ごせそうです。