今日一日だけ生きてみよう

卯月タラの日々のつぶやき

一人じゃない。

2010-06-20 15:54:08 | タラの日記

ようこそ、卯月です。
昨日、カウンセリングから帰ってきたら、不動産屋Aリビングさんから電話があって、おととい申し込んだマンション、やっぱり保証人を立ててほしいと言ってきたとのこと。
保証人は立てられないから保証人の要らないところをと探してもらったはずで、担当の人も「保証人は要らない物件だと確認してあったはずなんですが、先方にそう言われてしまうとどうにもならなくて。申し訳ありません」と平謝り。
結構気に入ってた物件だったので、ショボン。
またふりだしに戻ってしまった。
こんなことでは、いつ引っ越せるかわからない。
売却をお願いしてる不動産屋さんは「内覧したいというお客様が待っています」とせっついてくるし。

昨夜、何かとお世話になりっぱなしのお友達Nさんに電話で泣きついた。Aリビングに行っても決まらなかったらそのときはちょっと考えるから電話してねと言ってもらっていたのだった。
Nさんは、URに入れるように力を貸してくださると言う。URなら、保証人がいなくても、家賃を1年分前払いすることで入れるのだけど、その1年分というのが、私にとっては到底用意できないお金なのだ。
Nさんは人脈のあるかたなので、いろんな仲間に声をかけて力を貸してもらえるように頼んでみるから、とりあえず2~3日待って、と言ってくれた。
URに入れたらそれは申し分ないことだけれど、私なんかのために力を貸してくださるかたが、そんなにいるだろうか。
ここはNさん頼みしかもう手がないし、Nさんがどれほど人徳のあるかたかよくわかっているのだけど、それでも不安。

今日はほんとは団地の草取りの日だったのだけど、朝起きたら気分が悪くて、洗濯をやっとしたらまた寝てしまった。
ずっと寝ている。
娘も昨日学校だったので疲れているらしく、まだ寝ている。
多分、学校の疲れだけじゃなく、家のこともあると思う。
こんなにあちこち見に行っては断られてたら、私だってめげる。子どもたちも疲れてきている。

昨日のカウンセリングの最後に、先生が「早く、安らげる家が見つかるといいですね」と言ってくださった。
本当にそうだ。

今週は私の誕生日がある。
去年の誕生日に、R子さんが贈ってくれた腕時計が、今も時を刻んでいる。R子さんはもういないけれど。
毎年必ず贈り物をしてくれていたR子さん。誕生日にそれを思い出して、私はまた泣くのだろう。
「私だと思って、いつでも身につけていて。なーんて、彼氏でもないのに気持ち悪い?」と腕時計にメッセージを添えてくれたっけ。
本当に、腕時計がR子さんの身代わりになるとは思いもしなかったあの日。
どうして、どうして私を置いていってしまったの?と、問いかけが頭をぐるぐるする。

どんな気持ちで誕生日を迎えるのだろう。
引越し先探しのドタバタの中、R子さんを亡くした悲しみの中。
そんな中でも、私は生きて、誕生日を迎えようとしている。
「何か買ってあげるよ。何がほしい?」と娘が言ってくれた。
家族がいる。Nさんをはじめ、仲間と呼べる人もいてくれている。
一人じゃない。
一人じゃないよ、自分。