ようこそ、卯月です。
20日の午前中、URの窓口と銀行に行って、部屋の本契約を済ませました。
8月の5日に鍵を受け取ります。
引越屋さんに見積もりに来てもらわないといけないのだけど、昨日今日と、ボーっと過ごしてしまいました。
昨夜遅く、母から電話で、姉の入院が今月25日に決まったとのこと。
1か月以内にという話だったのだけど、胃カメラをのんだところ、食道と胃にも転移が見られたので、即ということになったらしい。
このまま病院から帰れないかも、と、不安がよぎる。
「あんな不摂生をしていたら、誰だってガンになる」と母は言っていたけど、姉がただならぬ量の酒とタバコに溺れていったのは、ただの不摂生ではない。
彼女の計り知れない孤独を思うとき、胸が掻き毟られる気がする。
「あんたの育て方のせいじゃないか。愛情が足りなかったんじゃないか」と母を罵ってやりたい衝動を、ぐっと抑えた。
母だって辛くないはずはないのだ。
犯人捜しをしたって、意味はないのだ。わかっている。
母を、姉の子どもたちを、支えていかなくては。
それでも誰かを責めずにいられない。
この運命を、呪わずにいられない。
どうしてなの?
ただ普通に、平穏に暮らしたいだけなのに。
こんな思いをして、その先に何があるのか。生き延びる意味があるのか。