ようこそ、卯月です。
12日の朝、クリニックと学校に予定の確認の電話を入れてみた。
クリニックは予定通り行って大丈夫とのことだったけれど、学校は「こんな状況なので、説明会は延期または中止します。後日、またご連絡します」ということだった。
こんな中、都心に出るのは怖いと思っていたので、正直ホッとした。
小田急多摩線は、各駅停車が20分に1本の間隔でスピードを抑えて運行していた。
隣の駅まで行って、そこからバス。バスは通常通りに動いていた。
クリニックで地震の話をした。
先生は怖くなかったの?と聞いたら、「そりゃ怖いですよ。でもすぐに震源地が宮城だとわかったので、命に別条はないなと思いました」と言っていた。それでも地震の後、夜寝るまで頭がぐらぐらしていて、地震のときの記憶が残っていた、とのこと。
震源地が離れているからと冷静に考えられたのはすごい。
私なんて、このまま東京も壊滅するかもと、夜中までテレビにかじりついていた。
寝不足と余震の気持ち悪さでくたくただったけど、先生に「怖かった」と言えてよかった。
先生も怖かったんだ、と分かち合えた気がして、少し楽になった。
乗り物酔いのような気分の悪さはまだ治らない。
昨日より今日のほうが、疲れている分、ストレスが強い気がする。
帰ってからもテレビのニュースばかり見ている。
自分も家族も無事で、家も壊れていなくてライフラインも今のところ大丈夫な私でも、こんなに気が休まらず、ショックとストレスでぐったりしているのだから、被災者の方々のダメージは計り知れないものがあると思う。
みなさんの不安や悲しみが、少しでも早く和らぐよう、安心できる暮らしが取り戻せるように、心から祈ります。
今日はゆっくり休もう。