今日一日だけ生きてみよう

卯月タラの日々のつぶやき

市役所へ。

2011-03-14 23:49:46 | タラの日記

ようこそ、卯月です。
計画停電の予定だったのと、買い物や市役所の用事などがあったため緊張していて、昨夜はよく眠れなかった。
結局、今日の停電は見送られたのだけど、明日はあるかもしれない。
とりあえず、電気がついているのはありがたいことだと思った。

午後、郵便局に行く用事のあった息子が、ついでに買い物してきてくれるといって、いろいろ食料品を買ってきてくれた。パンやカップ麺の類は何もなかったと言っていた。パンはなくてもご飯はあるし、カップ麺も家にいつもあるので、今はそれほど困らないけど、この状況がいつまで続くのかわからないというのが不安。

所得税の確定申告の締切りが明日に迫っていて、もう申告書はできあがっていたのだけど、家を売ったことで住民票の添付が必要なので、市役所出張窓口に出しに行ったときにそこで住民票をとって添付すればいいやと軽く考えて、3時半頃に家を出た。
電車が動いていないので、1時間に1~2本しかない市内のミニバスを使って隣の駅に出て、出張所のあるビルに行くと、「2~9階は休業中」と張り紙がしてあった(出張所は8階なのだ)。「市役所にご用の方は本庁へ」とあり、思わず「嘘だろ~!」と口から出た。
こんなときに、市役所の出張所が閉まってるって何だよ?
バスターミナルに走って戻り、市役所を通るバスを待つ。4時15分のバスに乗り、着いたのが4時半。
出張所が閉まってるせいで、市役所は大混雑で、めまいがした。住民票なんて、いつもは出張所ですぐに取れるのに。
23人待ちで、その後もどんどん人が訪れてきていた。
それでも市役所の人の応対が速くて、5時に住民票が取れた。
が、走って別棟の申告書受付所に行くと5時2分で、係のおじさんが一人で片づけをしながら、「今日はもう締めました」と言う。
「もう片づけちゃったので、今日は受け付けできません」と冷たく言われて泣きそうになりながら、「出張所に行ったら閉まってて、慌ててバスに乗ってここまで来たんですが、混んでいて、添付する住民票を取るのにすごく時間がかかって今になっちゃったんです。明日出直さないとダメなんですか?」と粘ってみた。
おじさんは迷惑そうに、「ちぇっ、困るんだよな、こういうの。申告書はできあがってる? 出すだけなの? じゃあちょっと待ってて」と、ぶつぶつ言いながら2階に上がって、住所氏名などをひかえるための用紙を持ってきてくれた。
「まあこんな状況だし、じゃあ受け付けますよ。住所と名前を書いて」と言われて書いて、申告書を渡して、「無理を言ってすみません、ありがとうございます」と頭を下げたけど、気分が悪くて吐きそうだった。

バスを乗り継いで帰ると、頭がぐらぐらして倒れそうだった。
苦手な市役所、急な予定変更、バス、混雑。
このところの精神的な疲労にそれが重なって、「被災地の方たちのストレスはこんな生易しいものじゃないだろう、しっかりしろ、自分!」と思いつつも、自分の限界を感じた。
万年床に倒れ込んで、知らない間に2時間ほどが過ぎていた。眠っていたらしい。

元気が出ないけど、不安でパソコンを開けている。節電しなくちゃいけないのに。
住んでいる場所がずれていただけで、こうして安全に暮らしている。おびただしい数の犠牲者が出たのに。

本当に、早くみんなの安全と安心が確保されますように。
被災地の方々が、生きる力を持ち続けられますように。

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時間が経つにつれて。

2011-03-14 00:20:34 | タラの日記

ようこそ、卯月です。
大地震から2日。
気分が悪くて夕方まで寝ていた。
ニュースを見ている。
福島原発で爆発があったため、原発の運転が止まり、電力不足が起きている。
私の住んでいる地域も、明日は朝9時20分から昼の1時までと、午後6時20分から10時まで、計画停電の予定だ。
夜は暗いし、暖房も使えないし、心細い。
そろそろ食料もなくなってきてて、明日は買い物に行かなくちゃ。

テレビで被災者の方々の涙をたくさん見た。津波に呑み込まれた町の惨状を見た。
避難所の大人たちの恐怖とイライラが子どもたちに伝わり、夜泣きや赤ちゃん返りが起きている、とネットで知った。
つらい。
ようやくさっき、ネットで募金をしたけど、ほかに何ができるか思い浮かばない。

3日以内に震度6の余震が起きる可能性70%と聞いて、それでまた被害が広がるのだろうか、東京も揺れるのだろうか、と不安でいっぱいだ。
助ける側に回らなくちゃと思うのに、自分の恐怖でいっぱいいっぱいになっている。
最初の大きな揺れが起きたとき、きっとこれで自分は死ぬんだと思った。そのときはそれでもいいやと思った。
緊張が続いていて、昨日はまだ元気だった。
今日(ほんとはもう日付がかわって昨日になっているが)になって、少し緊張がとけたのと、何が起こったのかがわかってきて、精神的にすごくまいっている。

被災者の方々も、救助・支援に当たっている方々も、みんながんばっている。
応援したいのに、その力が出ない。

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