A先生にお会いしてきた。
50分という限られた時間の中で、私はあれもこれもいっぱい聞いてほしくて、多分マシンガンのようにまくしたてたので、脈絡も時系列もめちゃくちゃだったと思うけど、A先生は真剣に親身になって聞いてくださった。
答えやアドバイスがほしくて行ったわけではない。それを、彼女はちゃんとわかってくれていた。
聞いてもらえたら、それだけでいいと思っていた。
彼女は、私が思っていたとおりに、話を聞いてくださった。
そして、思ってもみなかった「魔法の言葉」(いや、ポポポポ~ン♪じゃなくてだな)を、私にかけてくれたのだ。
それはここには書かないけど、私は砂漠にいて、死にかけていて、自分がここで死ぬのは運命だから諦めようって思ってたところに、女神様がお水を持って現れて、「あなたの運命は違うよ。私につかまって」と言ってくれたような感じの言葉だった。
いや、彼女がそういうつもりで言ったかどうかは知らないけど、私はそう感じた。
心理学はエセ学問、臨床心理士は占い師と変わらない、と、2ちゃんとかでは見る。一生自分の心と向き合わない、ある種幸せな人たちは、好きなように言えばいい(何もわからずに言ってるんだろうけど)。
あ、占い師を馬鹿にするつもりはない。そういうやり方で人を救っているのなら、救われた人がいるならば、そうやって生きていけばいいし、私がどうこう言う筋合いもない。
私は学校に入ったばかりで、まだ何もわからない。
勉強して経験を積めばA先生のようになれるのかどうか、わからない。
多分、彼女の持つ人間性によるところが大きいのだろうと思う。
誰でもが魔法を使えるのではないのだろう。
A先生だって、誰彼かまわず魔法の言葉を撒き散らしているわけではないと思うし、受け取る側がキャッチできないことだってあるから、「カウンセリングは魔法」「カウンセラーさんのところに行けば救ってもらえる」と安易に思ってもらっても困る。
基本、立ち上がるのは自分、だから。
カウンセラーさんが一生おんぶしてくれるわけではないので。
なんだか何を伝えたいのかわからなくなってきた。
ただ、最近私は自分を「悪魔」だと思って暮らしていたので、「あなたは悪魔ではない。愛されて生きる価値がある人間だよ」というメッセージを受け取れた気がして、いつかはそういう、口先だけでない本当の心からの共感をもって人の話を聞けて、相手に「自分は生きるに値する人間だ」っていう大切なことに気づいてもらえるような、そういう人になりたい、そう思った。
「心理学を学ぶと、人は暴言を吐くようになる」っていうのも2ちゃんにあった意見だけど、それって私のことでしょうか??
まあ、そんなのは私だけでしょう。
あ、でも、女神様にも暴言を吐くしかやりようのない場合だってあるんでしょう。
いや、「女神様」とは表現したけど、A先生は人間だし。人間でなければ私だって付き合えないし。
ずーっと「女神様」でいられる人はいないし、いたらその人は重病だと思う。
うーん。
私はあらためて、A先生を尊敬してるってことを再確認した。
助けてもらった。
そして、「助ける」ってこういうことなのだ、ということを知った。
長くなりました。
カウンセリングって、本当に深い。
一生懸命勉強していく、と心に誓った日でした。
しばらくコメントいりません。私は「悪魔」なんで。
そして今日も歩いているので。