クリニック行ってきた~。
自分の社会性の低さ、人間関係の下手さについて、グダグダ愚痴を言った。
小さい頃から家庭で自分の思ったとおりのことを言うと母に罵倒され、姉に馬鹿され、学校で素のままで何か言ったりやったりすればいじめられ、「自分を出すとろくな目にあわないな」と学習した。
集団に溶け込めない、交じれないことを嫌というほど自覚して、そこから逃げて、結婚後は在宅やフリーの仕事を転々。
人に交じって働くのは無理だと思ってそうしてきたんだけど、それって逃げてきたってことでは? だから成長していないのでは? 等等。
自分のことを「ワガママ、問題児」と言ったら、「それって自分自身にたいして誠実っていうことだよね」と先生は言ってくれた。
過去がこうだった、だから…と言い続ける私に、先生は「感情を押し殺すのでなく、爆発させるのでもなく、相手の反応を見ながら、相手の意見も聞きながら、自分を主張する、ということが、これからできるようになりますよ」と言い、「だって、自分の意見を言えてよかったって思った経験ないもん。いつも嫌な思いするもん」と口を尖らせたら「言えてよかった、っていう体験を、これからすればいいんです。これからできますよ」と言ってくれた。
「いじめられたのは子どもの頃の話。今のあなたはたくさんの人に愛されていますよ。自信を持ちましょう」と言ってくれた。
「これからできる」「今からでも大丈夫」っていう言葉は、私の心を明るくした。
人生のすべてがダメになったわけではない。未来は変えられる。未来は私のものなんだ、と思った。
帰りにデパートに寄ったんだけど、節電のためか冷房がきいてなくて、汗がダラダラ流れて、頭も痛くなって、気分が悪くなってしまった(でもなんだかんだ買い物はした)。
フロアによってとかコーナーによってとかで涼しさが違うとかは勘弁してほしい。暑いのも嫌だけど、温度差で具合悪くなる。
10日に姪(義姉の娘)の結婚式があるので、フォーマルのバッグとかアクセサリーとかを買った。スーツはこの間ネットで買ったのだった。おめでたい席なので、ちょっと華やかにしたかったんだけど、親族だし歳も歳だし(私が)、もうヒラヒラした服でそういうところに出るのはちょっとなあって思って、控えめに黒のワンピ+グレーの七分袖ジャケットにした。
バッグも、スパンコールのリボンのついたやつに惹かれつつ、ぐっとこらえてなんでもない黒のバッグを選んだ。
つまんないなあ…と思ったけど、普段はまだまだヒラヒラ着るもんね。
帰り、マジ気持ち悪くなって倒れそうだったんで、駅からタクシーで帰ってきちゃった。家に入ったら、なんだかおさまった。
逆に、「お母さん、妙にテンション高いんだけど、どうしたの?」と息子に聞かれた。私は自覚なし。普通に喋ってたんだけどな。
娘が「寝不足だからじゃない?」と言った。娘の目から見てもハイテンション? どうしたんだ、自分。
夕方6時ごろ、疲れてたので頓服のんでちょっと寝よう…って思ったのだけど、結局眠れなかった。
あ、そうそう。
もうずいぶん前にマイブームで(いや、私だけでなく実際に人形界では大ブームだったのだけど)買い集め、連れ歩き、写真まで取り捲りしてた「ブライス」ちゃんが、今年10周年というのでアニバーサリーモデルが発売されたのよ。
今でもブライスのメルマガが来るので、それで知って、懐かしさと「おお! 10年か!」という感動で涙が出そうになり(夫の死後、私を癒してくれた大切なものの一つなのだ)、思わず買ってしまい、今日届いたのだった。
なんというか、この10年が思い起こされる。感慨というか。ブライスちゃんに、あんなにも支えてもらっていたのだ。あらためて、ブライスちゃんに感謝し、ブライスちゃんにしがみつきながら必死に生き延びた自分に「すごく寂しかったよね、よくがんばった」と声をかけたい気持ちになった。
ちなみに、当時買い集めたコたち(一部、あげたり手放したりしたけど)は、引越しのときにバッグにしまったまま、まだ出してあげてない。近々出して、新しいコと対面させよう。
あ、TSUTAYAちゃんから「Mother」(なんかこの間はスペルを間違えてた! 「Mouther」ってなんだよ??)No.4と5を発送しましたのメールが来ていた。結局No.5は見ないで返して、また予約リストに入れ直したのだ。
これで最後まで見られる。
結末が楽しみです。
これから変われる。今からでも間に合う。
誰からも愛されないって思ってた(子どもたちは私を思ってくれてるけど、私から子どもに求めてはいけないと思うんだ)。
「あなたは一生懸命生きているし、それを表現しようとしている。そこが魅力的だし、人に好かれる人だと思いますよ」と言ってくれた先生に感謝。
私は自分のことをまだ自分で肯定できないので、そばに肯定し続けてくれる人がいるって本当にありがたい。
方位磁針、かな? 私が自分を見失っても、自分に帰れる道をいつも示していてくれる、お守りのような人。
いつか私は自分の方位磁針を持つんだ。自分で「どっちが北?」とかって自問自答しながら、歩いていくんだ。希望を捨てない。