すずめ休憩室

日々のこと、好きなこと、飼っていたペットのことなどなど・・・。
気の向くままにつづってみました。

エジプト展とサクジの呪い

2008年02月25日 | お出かけ(道内)
行ってきました~!!
待ちに待っていた「吉村作治の早大エジプト発掘40年展
今回はお友達も行きたいと言っていたので2人での観覧です。
雪道なのでJRと地下鉄で行こうということになり、まずは新札幌駅のイタリア居酒屋「クッチーナ」でランチ


私が頼んだ活アサリと青海苔の白ワイン風味スパゲティ たけのこフリット添え

サラダとソフトドリンク付きのランチで1050円です
ガーリックにアサリと生青海苔の風味がよくマッチしてます

そして丁度携帯でアンケートに答えるとデザートがサービスで付くという事で挑戦して戴いたのが、こちらのハスカップのアイスクリーム

ハスカップの甘酸っぱさにヨーグルトの酸味が良くマッチして、パスタの食後で油っぽい口の中がさっぱり。お味もとても美味しい

腹ごしらえも済んで、地下鉄に乗り向かった先は道立近代美術館
札幌は雪が多いところですが、地下鉄が東西南北に走り、とても便利な街ですよね


お天気はあいにくの雪だったのですが、初めての週末ということもあり、かなりの混雑。
日本人ってエジプト好きですよね~(自分もだけど・爆)

特に吉村教授はTVでもよく出ている方だし、エジプト現地に置いての日本発掘調査隊の第一人者。知名度は抜群ですもんね。そんなのもこの混みようの理由の一つなんでしょう

今回は吉村教授と早稲田大学隊の発掘の軌跡を展示しているようで、早稲田隊の発掘の様子など吉村さんの解説つきでのVTRが館内のあちこちで流されていましたが、やはり目玉は吉村隊が発掘し新聞紙上でも話題となった未盗掘のセヌウの青いマスク。そしてツタンカーメンと王妃アンケセナーメンの銘の入った青いファイアンス製の指輪でしょうか。
かつて司令官だったというこのセヌウという名のミイラは埋葬者の名前が判っているミイラでは最古のものなんだそうですよ(中王国時代)

そして2つの指輪。
ツタンカーメンの銘が入った遺物が王墓以外からでるという事自体も珍しいのですが、なによりもアンケセナーメンの銘の入った遺物というものが殆ど発掘されていなく、この指輪が発見されたときも新聞等で大々的に報道されていたのが思い出されました。

今回は写真でしか展示されていませんでしたが、2007年にこの早稲田隊はもう一つ大きな発見をしています。今までにあまり見つかっていない黒いおはじきの様なファイアンス製のビーズ装飾が多数付いたセベクハトの人型棺の発見をしているのです。
確か、それまでアメリカの博物館に似た様なモノが1体保存されているそうですが、これも日本では未公開なんですよね~まだ調査段階ということなんですが、これからの調査が楽しみです

きらびやかな黄金の副葬品はありませんでしたが、自分の持っていた知識とすり合わせも出来たりして、楽しいひと時を味わえました

やっぱりこういう古いモノに浸れるひと時と言うのは何よりのリフレッシュになるみたいです、私(笑)

さてタイトルを見て不思議に思われているかもしれませんが、この後たれぞ~さんはとんでもない事に巻き込まれてしまうのでした・・・続く