色々新事実が判って面白いのと、映画も公開という事でエリザベス1世、ヘンリー8世を関係を新設しました。
思いっきり、カキコしてくださいませ(笑)
今までの経緯を知りたい方はアルカサル-王城-続き③のコメント欄後半をご覧下さい
「イブの息子たち」に出てきていたヘンリー8世の妻は
・ムキエル
・旗本退屈男
・コロンブス
・マルコポーロ
・無名の端役
・ダ・ヴィンチ
あと誰だっけ??(苦笑)
思いっきり、カキコしてくださいませ(笑)
今までの経緯を知りたい方はアルカサル-王城-続き③のコメント欄後半をご覧下さい
「イブの息子たち」に出てきていたヘンリー8世の妻は
・ムキエル
・旗本退屈男
・コロンブス
・マルコポーロ
・無名の端役
・ダ・ヴィンチ
あと誰だっけ??(苦笑)
キャサリン・キャリー
ヘンリー・キャリー
が、最初の結婚相手ウィリアム・キャリーとの間の子供達。でも、やっと読み終えた「ジ・アザー・ブーリン・ガール」の中では、この2人ともヘンリー王との間に出来たとなっています。
キャサリンと名付けたのは、侍女として遣えていたキャサリン・オブ・アラゴンにちなんで、ヘンリーと名付けたのは、もちろんヘンリー王にちなんでなんだそうですが、もちろんこれは小説の中の描写なのでウソかもしれません。
この2人とも、大きくなると宮廷に遣えるようになって、結構出世します。
ヘンリー君は後に結婚し、12人もの子供をもうけます。あっぱれ。
メアリーは、夫ウィリアムが熱病で死んでしまった後、しばらく独身でしましたが、平民ウィリアム・スタフォードと出会い、半ば駆け落ちみたいに結婚をします。相当一族の顰蹙をかったようですが、「真実の愛」を貫きます。
で、息子が生まれますが、10歳ぐらいで死んでしまったようです。
小説の中では、この息子のことは言及されておらず、アンという娘が出てきます。アンと名付けたのは、もちろんアン・ブーリンにちなんでです。
ウィリアム・スタフォードとは、地味だけれど幸せな人生を送ったようです。
謎のトラボルタくん、戦うエリザベス本人だったりするのかも。
予告CMを見てると、男装して馬に乗ってるシーンなんかが出てくるし~(苦笑)。
ヘンリー8世が太り始めたのって、馬上槍試合で事故った後みたいですね~。
落馬して太ももに怪我をしたので、それ以後運動しなくなっちゃったのだとか・・・。
ホルバインがあの肖像画を描いた時には、既に今なら「メタボ」とか「生活習慣病」と言われるような病にかかっていたのかもね~(苦笑)。
「ヘンリー8世梅毒説」は死後100年くらい経ってから言われ出したらしく、ウィキ英語版の「Syphilis(梅毒)」の記事中では、息子のエドワード6世共々「罹患の疑い」となってます。
アン・ブーリンの姉(または妹)のメアリの子供たちについては、結局のところ「ヘンリー8世の実子だ」という確かな証拠はないようですね。
「実子じゃない」というほうの証拠もない・・・のかな?
「実子だとすれば、当時の王の実情からして認知しないのは不自然」という意見もあれば、「実子だけど、アンとの結婚の障りになるから認知しなかった」という意見もあるという状況ですね~(苦笑)。
ちなみに、姉のキャサリンは40代前半、弟のヘンリーは60まで生きたようです。
そこそこ長生き。
弟のヘンリー君が12人の子持ちだったことは↑でKE007さんが書いていらっしゃいますが、キャサリンのほうも同じくらい子だくさんだったみたいです。
二人とも、実にあっぱれ!
そういえば、別荘の日記、アップされてましたよ~。
外伝も、ネームがぎゅうぎゅうらしいです・・・(笑)。
で、例のチューダー朝サイトに質問のコーナーがあったので、そこに問い合わせのメールを出しておきました。
いいお返事が来るといいのですが。
メアリーは40そこそこで死んでしまって、ちょっとかわいそうな気がします。でも、旦那に愛され、子供達も出世したので、あの世で喜んでいるんじゃあないでしょうか。
とうとう600ページにも及ぶ本を読んじゃったので、今度は何を読もうかといろいろ考えてます。続編みたいなので、「ブーリン家の遺産」とかいうのがあって、それに傾いていますが、日本の歴史小説も読みたいし…。
別荘、私も読みましたよ~。3回ぐらい読み返さないとしっかりつかめないシロモノかもしれませんね~。(笑)いつもの連載のペースで書いたら5年分ぐらいのものを60ページにまとめたんでしょうね~、先生は。凄すぎ…。
これから、発売時期にこっちに来る出張者を割り出さないといけません。根回し、根回し…。
http://www.elizabeththegoldenage.net/site.html
(やっぱり音が出ます)
紫のドレスのエリザベスが出たら(動画をスキップしたい場合は画面右上の「SKIP INTRO」をクリック)、画面左側の「THE GOLDEN AGE」の文字列をクリックしてみて下さい。
トラボルタ君、左手には何も持ってませんでした~。
それに、女王様本人にしては少々ごつい感じ・・・(苦笑)。
紫のドレスのエリザベスのところから、「WARRIOR」→「THE GOLDEN AGE」→「BUILDING THE GOLDEN AGE」→「COSTUMES」と進んでいきますと、衣装とスケッチを並べて展示しているページが現れます。
4番目が例の赤い衣装のもので、スケッチの段階で既にトラボルタ君が描かれているところを見ると、この衣装とセットでデザインされた物なのでしょうね。
日本語版の公式サイトの中にも、衣装デザインをされた方の
「(エリザベスは)時には衣装の力を借りながら、自らをプロデュースしていった」
というコメントが掲載されてました。
エリザベスがこの赤い衣装を着用しているのがどういう場面なのか、まだ映画を観ていない私には判らないわけですが、「赤」というとどうしても「勝負服」をイメージしちゃうんですよね~(苦笑)。
とすると、それとセットのトラボルタ君は、やっぱり「闘う女王様」?!
ちなみに、スワロフスキー製だそうです。
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今日の「デザイナー」と呼ばれるような人たちは、チューダー朝時代には存在せず、「ドレスメーカー」や「小間物商」などが当時の洋服やアクセサリーなどを人々に提供した。英国において、「有名デザイナー」といわれるような職業が出てきたのは、もっと近代になってからのこと。確かにエリザベス1世は多くのドレスメーカーを抱えていたが、具体的なドレスメーカー達の名前などは知られていない。自分の着るドレスや自分の付けるアクセサリーなどに、自分のアイデアを織り込んだことは想像できるが、具体的なデザインを自らで考えたとは思えない。
史実とハリウッド映画を混同しないように。映画のコスチュームはあきれるほどいい加減で、それは、たとえ「エリザベス」とか「ゴールデンエイジ」などというような大作であったも同じ事。映画のコスチュームデザインは、あくまで、物語の同時代に描かれたであろう絵画をベースにしたりしているものの、いかに上出来な映画であれ、60%以上の精度があることは絶対無いといえる。特に最悪なのは、ショータイムでシーズン2が始まる「チューダー家」という番組で、笑っちゃうほど間違いだらけなコスチューム。
ハリウッドは、いかに視聴者を楽しませるかを考えているので、史実は二の次。
エリザベスがしている「踊る人形」飾り物は、明らかに史実に忠実なシロモノではなく、どちらかというと近代的なデザイン。
チューダー朝時代に実際にあったアクセサリー類に関しては、イボン・スキャリスブリックの本に詳しく説明がされてある。そこには、エリザベス女王が実際に使ったアクセサリーなどの写真が掲載されている。誰がどのような素材をつかってアクセサリーの製作を行ったかなどに関しても言及がある。
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ちょっと本当に知りたかったこととはずれているかなと感じるものの、歴史映画があまり史実に則していないってのは、ちょっとビックリしました。ま、言われてみれば、それもそうかなと思いますが。
他にも、返事がありますが、また後ほど。
私も、原文読んできましたが・・・。
本格的に歴史を研究されてる方からもコメントをいただけたみたいですね~(汗)。
私としても、トラボルタ君が史実そのままだと思っていたわけでなく、あくまでも「この映画の中での意味付けがどうなのか?」ということが知りたかっただけなのですけれど・・・(滝汗)。
でも、なるほど・・・確かに「エリザベス」の衣装デザイナーの方は、昔の絵画はもちろんのこと、最近のデザインからもインスピレーションを得たみたいなことをコメントしてたような(苦笑)。
詳しい方には、わかるものなんですね~!
それにしても・・・。
「チューダーズ」の衣装には、ちと違和感があったのは確かだけど、ハリウッドの歴史映画ですら精度は6割ですかい!
ま、予算やら何やら、いろんな事情があるのかもしれないけど・・・(苦笑)。
2番目の方のコメント中に、メアリ・スチュアートが処刑のシーンで着ていた赤いドレスに絡めて「殉教」という言葉が出てきましたが・・・。
「赤」には、カトリックではそういう意味合いがあるらしいですね。
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確かにいろんなサイトでこれを見たわね。でも、小さくてよく見えないから、どんなデザインなのか今ひとつはっきりしないわ。ブローチかペンダントか、そんな感じですね。この手の者は16世紀に大変人気のあるアクセサリーで、通常デザインには何かしらの意味があったようです。例えば、エリザベス1世がペリカンの形をしたブローチをつけた絵画がありますが、ペリカンというのはキリストの犠牲を象徴してるんです。
これらのアクセサリーは通常、つける人のリクエストに合わせて特別に、宝石細工人にデザインをさせ、職人に作らせたんだと思います。アン・ブーリンは、ヘンリー8世へのプレゼントとして嵐の中で揺れる船に乗る女性を表現した宝石を送っていますが、これは、アンの大嵐(宮廷のスキャンダル、世間の厳しい目、政治的困難)の中を果敢に潜り抜けてゆこうという気持ちがこめられています。
映画の中でエリザベスは、このアクセサリーを物語りの冒頭のところで身につけていますが、そのときの衣装は血のような赤色のドレスで、丁度暗殺されるかもしれないというようなシーンです。恐らく、衣装の色とアクセサリーのデザインはそのシーンを物語るためのメタファーになっているのかもしれません。(後に、メアリー・スチュアートが処刑される場面では、緋色のドレスを着ていましたしね。)
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そうですか、緋色には殉教という意味が…。凄い。
いや~、このチューダー朝サイトは、結構使えるなって、感激してます。これからも質問をバシバシしてしまおうっと。ふふふ。
タダでさえ、宜しくない脳みそがますます宜しくない状態になってますので、日本語が変かもしれませんがせ、ご了承ください
>B型さん
サイトみてきました~!!
なんか素敵なデザイン画でしたわ。
例のトラボルタくんは赤い服の時にしか付けていないのですね~
赤い色(服)が殉教という意味だとは知りませんでした。でもふと思ったのですが、エリザベスってフェリペ2世からの結婚の申し出を断る時に「国家と結婚していますので」と言ったと言われているでしょ?
なので赤い色は自国に自らを捧げた決意
トラボルタくんはその国家の象徴(エリザベスの旦那様の役)という解釈も出来るんじゃないかなーとふと思ってしまいました
映画をみていないので、トラボルタくん&赤い服が作中どのシーンで着られているか、ちょっと気になりますよね
>キャサリンとヘンリー
おお~そんなに子沢山だったのか!!
案外、ブーリン家って多産系の家系なのかもしれませんね。だとするとヘンリー8世がそういう事もアンに期待した部分もあったのかも~
死産や流産を繰り返し、アンが多産系ではないという事実での失望が寵愛を失せさせてしまった部分もあるのかもね。
う~ん・・・色々妄想が膨らみますわ
>KE007さん
サイトへのご質問&和訳ありがとうございました
ハリウッドの超大作であっても衣装に関しての史実が60%とは・・・かなりビックリでしたわ(苦笑)
見ての面白さに重点をおくので、衣装ってのはあまり重要視されていないんですね~
歴史モノは好きでも専門家じゃないとそういう部分まで気が付かない観客も多いから仕方が無いのかな???
でも最初の方と2番目の方でも解釈の違うトコも面白いですね~
はたしてこういうブローチみたいのが当時使われていたのか気になります。
エリザベス1世の時代って海賊を奨励(という黙認)していたほど、国家としてはさほど裕福じゃなかったはず・・・
衣装や宝飾品にどれだけのお金をつぎ込めたのかも疑問ですが、ああいう方たちの衣装代は一般ピープルな私たちの想像が付かないことをしているからなぁ・・・(苦笑)
気持ち的には一時は牢屋まで入れられたエリザベスだからあまり華美なのもイメージとして沸かないんですけど、対外的な見栄もあるんでしょうし
>トラボルタくんをつけたシーン
なるほど~!!そういうシーンですか!!
国家に殉教するつもりなのか、それとも戦う意思の表れなのか・・・どちらにしろ何らかの意味はありそうですよね
うう~ん、これまた楽しみになってきました!
こんなサイトがあったとは知りませんでした。このさいとはとっても使えそうです。
http://www.costumersguide.com/
一番下のサーチの所にエリザベスと入れるといろいろ出てきますが、冒頭のページに既にエリザベス系のニュースが満載、って感じです。もうすぐ公開のメアリー・ブーリンの映画のコスチューム情報もいっぱい出てるし。
これは、いいものを教えて貰いました。
「サーチ」じゃなくて、「リサーチ」というところをクリックすると、いろいろな映画のタイトルが出てきますから、そのタイトルをクリックすると、様々は衣装の写真などがドーンと出てきます。で、それらの写真をさらにクリックしますと、バーンとでかくなって、凄いです。
たれさま、早く風邪を治して、映画を観に行ってくださいね。ちょっと遠いかもしれませんが。B型殿も。
私は、今日DVDを借りてきます。
では、よい、週末を。