すずめ休憩室

日々のこと、好きなこと、飼っていたペットのことなどなど・・・。
気の向くままにつづってみました。

エリザベスゴールデンエイジ

2008年02月19日 | アルカサル-王城-(歴史関係)
時は1585年、幾多の苦難の末、イギリスの女王となったエリザベスはプロテスタントの処女王として国を治めていた。独身のエリザベスに対し、求婚とは名ばかりにさまざまな思惑を持った各国がイギリスを狙う。最大の敵はヨーロッパ全土をカトリックの国にしようしているかつての義兄・スペインのフェリペ2世・・・そんな中、自らを売り込もうと1人の男がエリザベスのいる宮廷を訪れる。海賊にして探険家ウォルター・ローリーその人だった・・・


自ブログのコメント欄でひっそりと話題にしているエリザベス:ゴールデン・エイジ を見てきました~

前作「エリザベス」から10年・・・イギリスでは「女王の時代にイギリスは栄える」といわれる言葉にもなってますがエリザベス1世の統治世(黄金時代=ゴールデンエイジ)を舞台にした作品です。

ん~なんか見てて豪華さと迫力に押されつつ、個人的には少し悲しかったな・・・
私はどうしても「女性の立場」から見てしまうからなんでしょうけど、「独身の女王」というメリットを国益の為に最大限利用しつつも、自分自身の「女しての幸せ」に関しては放棄しているというか、いや正確には放棄しようと思っていつつもそれを捨て切れなくて苦しんでいるトコロが・・・。
何にしても頂点に立つ人と言うのは色んな決断に際して凄い孤独感に襲われると思うんですが(それを乗り越えられる人だけが頂点に立てれるのかもしれないけど)そういうのがヒシヒシと感じました

ウォルターに恋心を持ちつつ、理性ではそれを押さえ侍女のベスに「なりたかった自分」を投影させて満足しようとしていても、実際に「なりたかった自分」はけして「自分ではなりえない」と判ってしまった時に見せた感情の爆発・・・そんなトコロとかね
個人的には「行っちゃえ!!行っちゃえ!!GoGo!!」とか「そこで抱きついちゃえ~!」と思いながら見てたんだけど(爆)ほんとなんでそこまで我慢するの?と思ったくらい

史実のエリザベスは公然の愛人がいたりと必ずしもそうでは無いと言われていますが、この映画では国を第一に考えそれらの色んな感情や障害を乗り越えての彼女を描き、それがあの神々しいまでのラストの姿に通じているんだなーと

主演のケイト・ブランシェットは前作からのこの10年で2児の母となられたそうなんですが、実生活で母となったことでの演技の深みというか、ラストのあの表情に自分がすべての国民の母である事を悟ったエリザベスと実際に母となっている彼女が重なり、母親となった人が持つ慈愛みたいのも感じましたね


それにしても、てっきりウォルターってエリザベスの愛人と言われているロバート・ダドリーと海賊でありながら爵位を授与されたドレイクを合わせた架空のキャラかと思っていたらウォルター・ローリーって実在の人物なんですね~
そして侍女のベス(エリザベス・スロックモートン )やメアリの監視役のアミアス・ポーレット実在の人物なんですね~ビックリでした

歴史モノは好きなんですが、それほど賢くない私、今回拙宅の常連さんでもあるKE007さんやB型さんにこの時代やこの映画の色々なお話をお聞きしてから見たのでとっても楽しく拝見できました。

桐生操さんの本だったかな?エリザベスが自分の臣下や侍女の結婚に煩く、結婚前に妊娠しようものなら物凄い怒ったと書かれていた記憶があるんですが、そういう事とか(ウォルターとベスの関係が判明したシーン)、B型さんやKE007さんの教えてもらった「赤には殉教の意味がある」とか(メアリ女王の処刑のシーン)、「歴史映画の衣装の史実性が実は60%程度」だとか、「当時イギリスでは赤毛が流行って、化粧も鉛おしろいを使い、眉を抜いていた」こととか(劇中でもエリザベスのチリチリ赤毛はカツラの使用という設定でした)、また敵国のフェリペ2世が王子ではなくイザベル王女を連れているシーンが多々あるんですがwikiによると王子より彼女の方を溺愛していたという話も載っていたりして、そんなのが映画を見ながらフムフムと検証できて面白かったです

私自身、前作「エリザベス」を見ていないので見ていればもっと楽しめたのにな~と思いますが、エリザベス1世と言う歴史的偉人とその時代背景を題材にしつつ、愛や女としての葛藤なんかも書かれていて歴史好きの人にもそうでない人にも楽しめる仕上がりとなっていると思います


こっそり続いているチューダーネタの詳細を知りたい方はこちら →ヘンリー8世とその家族

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72 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ありがとうございます^^ (たれぞ~)
2008-07-23 12:56:21
KE007さん
例の「ブーリン姉妹」の映画ですね~
こうやつて映画紹介を読むととっても面白そうに感じるんだけど、そんなに違うものなのか?!

10月の映画情報をチェックして、こちらでも公開されそうなら見に行ってきます

それはそうと・・・
私、アン・ブーリンって英国で人気がないと勝手に思ってましたわ
だって正妃を追い出して、寝取ったあげくに処刑という波乱万丈な人生なんですもの~

確かに娘エリザベスの時代に国は栄えたけど、あまり「国母」というイメージじなかったのよねぇ・・・

面白いわ
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日本でDVDが発売されるそうです。 (KE007)
2008-07-22 23:45:30
この映画のDVD、8月販売開始だそうです。

その広告に、エリザベス女王の母アン・ブーリンとその妹(姉???)を物語の映画が日本でも公開されるニュースが載っていました。幻滅するような出来の悪さと、こちらでの公開が超短期で打ち切りになったという理由で、日本で公開なんてないかと思っていましたが、どうやらやるようですね~。

http://www.kazoishi.com/film%20review/boleyn1/boleyn.html

を参照ください。

キャストは良いのに台本が駄目っていう映画の代表作だと思いました。

日本は映画観るの高いから、観て「無駄だった~」ってなるかもしれません。風景と衣装はとてもいいんですけどね~。
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高っ!! (たれぞ~)
2008-05-09 12:40:13
見てきました~!!
5040円ですかっ!!高いな~(苦笑)
中古でないのかな~と思ったら今年の2月に発売されたばかりの本なんですね~

「緑は愛の色」・・・
なんてロマンティックなフレーズ
ランカスター公がどの女性への愛を緑色に込めたのかが判らないけど、キャサリンに対してなら青池ファンとしてはちと悲しい

表紙が以前見せてもらった絵に似ていて、面白そう~
読んだみたいが・・・漫画でさえ未読を溜めているのに活字が読めるのが~(汗)

そして苦悩の日々は続く(爆)
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日本で翻訳本売ってます。 (KE007)
2008-05-09 04:44:49
ちょっと前に、「キャサリン」をゲットしました、というご報告をしましたが、これ、日本で翻訳本出てます。もともとこれは1960年代に書かれた結構古い本ながら、史実的には随分としっかりした内容だそうで、「その筋」の方達向けに翻訳されたんでしょうか?少なくとも、青池先生は読んでいらっしゃると想像してます。

緑は愛の色
ランカスタ-公爵夫人の物語
近代文芸社

日本版密林書店で調べましたら5,040円もしますよ~。どこかの図書館にあるかもしれませんね。

まだ、最初の数ページしか読んでません。読む本が山積みになっている私…。
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あららん (たれぞ~)
2008-05-02 12:51:24
そっか~本屋にありませんでしたか!!
私の買ったのはコミックスの方なんで、他に好きな漫画家さんがいるとか猫好きな人にはいいけど、青池さんだけの作品を読みたいとなると勿体無いよね~

>シャティヨン
へぇ~!そんなに複数箇所もあるんですか!!
確か猫のことってフラン語で「ル・シャ」といいませんでしたか?
そのシャも意味もあるのかな~とも思ったりして

>castle
あはは・・・(苦笑)
王様のお城は空中楼閣だったのかしら??
でもさ、絶対王権以前の時代に王様が目指していたそれを考えるとなんか意味深な繋がりすら感じちゃうよね
返信する
城つながり?! (知らなかったB型)
2008-05-02 03:16:04
私も昨日リアル書店に行ってみたけれど、「猫本2」は見つけられませんでした~。
立ち読みで済ませようと思ってるのだけど、どーすべえ?(苦笑)

↓によると、フランスには「シャティヨン」って付く地名がたくさんあるようで、どこが本命なのかわからないっすね~(苦笑)。
ロワールは「Loire」だと思うのだけど・・・。
http://en.wikipedia.org/wiki/Ch%C3%A2tillon

↑の一番上に書いてあるのだけど、「シャティヨン/Châtillon」とは、フランス語で「小さい城」という意味らしいです。
「カスティリア」とは城つながり~(笑)。

ついでに英語の「castle」を引いてみたら・・・
「build castles in Spain」で
「空中楼閣を築く/(たわいもない)空想にふける」だって。
知らなかった~(苦笑)。

しかし・・・スペインって、そんなイメージなんかい!(爆)
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フランスみたいです (たれぞ~)
2008-05-01 23:00:46
作中にロワール地方のシャティヨンの修道院という表記があるんですね

んで、今回「猫本」の題材となった「猫」はその修道院に掲げてある「笑い顔の猫」のレリーフの由来に関する話なんですが、それが言い伝えか青池先生の創作なのかがわからなくて・・・

日本帰省の折には、読んでみてくだされ~
返信する
シャティヨン (KE007)
2008-05-01 22:02:02
作品を読んでませんので完全にちんぷんかんぷんですが、

http://en.wikipedia.org/wiki/Ch%C3%A2tillon%2C_Italy

これでしょうか、シャティヨンって。イタリア、それも結構国境近辺です。
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ロンドン塔ですか~ (たれぞ~)
2008-05-01 20:16:55
リンクありがとうございます~

ほうほう1位がロンドン塔なのね~
お城というより、罪人を閉じ込めるところというイメージが強いんだけど1位とは。
イギリス人の価値観はよくわからん(笑)

それにしても建築年をみると結構古いのね~

なんか冷え冷えと寒そうだわ
ここに閉じ込められて、尚且つしっかりとした意思を持ち続けたエリザベスはやはり並大抵ではなかったのかもね。

それはそうと「猫本」2を読みましたよ~
マルタン修道士のちょっとズレた真面目っぷりがおかしくて、青池ワールドを堪能できました
シャティヨンの修道院って一体何処なんでしょうね~??
返信する
英国の城10選 (KE007)
2008-04-26 03:35:47
昨日、テレビを観ていましたら、トラベルチャンネルというケーブル局で、「英国の城10選」なる番組がやっていました。

10位 ウィンザー・キャッスル
9位 ハンプトン・コート
8位 エジンバラ・キャッスル
7位 聖マイケル・マウント
6位 ステアリング・キャッスル
5位 カーナーヴォン・キャッスル
4位 リーズ・キャッスル
3位 ティンタジェル・キャッスル
2位 ウォリック・キャッスル
1位 ロンドン・タワー

やっぱり、ヘンリー君ゆかりのお城が多いな~、と言う感じです。

ロンドン・タワーでは、首のないアン・ブーリンの幽霊が出るんだそうで。

各お城の写真と詳しい記事は、こちらをどうぞ。
http://www.travelchannel.com/Travel_Ideas/Museums_and_Culture/Castles_and_Palaces/ci.Britain's_Top_10_Castles.artTravelIdeas?vgnextfmt=artTravelIdeas

それぞれのお城のサイトへのリンクもついていますよ。

今日は、複雑な家系図から逃避するために、こんなコメントを書いてみました。へへへっ。
返信する
ありがとうございます~ (たれぞ~)
2008-04-25 21:44:45
いつもいつも和訳ありがとうございます~

それにしても・・・
なんか入り乱れていますな~(苦笑)
名前だけ追って行ってても何がなにやら・・・

あちこちで婚姻関係親戚関係となるのもそうだけど、同じ名前多すぎ!!
日本も昔はこういうのだったけど、同じ名前ってなかったからまだ理解できたが、ジョンだのトマスだのイザベラだのジョアンだのコンスタンシアだの多すぎ~

私の脳みそなら紙に書いても判るかどうか・・・

でも親族による結束や婚姻の結束ってこの時代にはないようなもんだという事だけは理解できました(爆)
いやいつの時代もそんなもんか・・・

その時代の真の権力者を見分ける能力を持つものだけが生き残れるちゅーことなのね
返信する
違ってました~(苦笑) (やっちゃってたB型)
2008-04-25 13:08:25
前回コメ、迷子になりかかったどころじゃありませんでした~(苦笑)。

 第3代ケント伯トマス・ホランドは後妻ジョアンの甥
  ↓
 第3代ケント伯トマス・ホランドは後妻ジョアンの兄(or弟)
でした~。

叔父と甥の関係にあるのは、ハンチントン伯ジョン・ホランドと第3代ケント伯トマス・ホランドでございます~。

やっぱり、系図書かなきゃダメか~(苦笑)。
返信する
かたじけない… (KE007)
2008-04-25 06:02:13
B型殿。ろくに吟味しないとこうなっちゃうんですね~。おっしゃる通り、「公現節の反乱」じゃないと意味がありませんね~。お恥ずかしながらRISINGに反乱という意味があったことをすっかり忘れていました。それ以上にEPIPHANYという言葉を辞書でひいたとき、ちゃんと読んでいませんでした。

勉強不足です。

訳しているときに、なんだか変だな、というところは必ず間違っているんですよね。あ~。

ところで、この原本バークシャー・ヒストリーのサイトは、本当に気合が入っているというか…。このサイトだけじゃなく、他の英国歴史のサイトも本当に気合の入ったものばかりですよね~。いつも感心してしまう私です。

また何か探して、ますます混乱したいと思っています。
返信する
裏切ってましたか~(爆) (迷子になりかかるB型)
2008-04-25 05:11:06
長文のご紹介、ありがとうございます♪
原文は↓ですよね?
berkshirehistory.com/articles/earls_revolt.html

リチャード2世の復位に失敗したこの事件の時、まだ存命してたはずのエドマンド・オブ・ラングリーがどうしていたのか気になってはいたのですが・・・。
(ほら、一応リチャード在位中には摂政をやっていたわけですし)
復位計画に加担していたのに良心がとがめたかビビったかした長男のラトランド伯エドワード・オブ・ノリッジと一緒になって、ヘンリー4世サイドにチクっちゃったってことですか~(苦笑)。

この時捕まって処刑された首謀者3人組のうち、ハンチントン伯ジョン・ホランドは最初の妻イサベルの噂の相手(苦笑)、第3代ケント伯トマス・ホランドは後妻ジョアンの甥、首謀者ではないかもしれないけど彼らに加担して民衆に殺されたトマス・ル・ディスペンサーは娘コンスタンスの夫ですから、ラングリー氏の立場もかなり微妙ですよね~。

コンスタンスと残された5人の子供達、ヨーク公父子からは何がしかの援助を受けられたのでしょうかね~。
愛人関係にあったエドマンド・ホランドは、処刑された時子供のいなかった兄・第3代ケント伯トマスの後を継いで4代目になった人なので、夫の存命中から関係していたとすればやはり複雑な立場と言えなくもない・・・(苦笑)。

この事件の別名で、原文「Epiphany Rising」となってるところ、事件の起きたのが新年早々だったので「エピファニー(公現節)の反乱」というのかと解釈してたんですが、如何でしょう?

あー、それにしても・・・ちゃんとした系図を書いたほうがいいかな~(苦笑)。
私も、自分で書いていても途中でわけ分からなくなっちゃったりしてますよ~(爆)。
返信する
漫画ネタ~。 (KE007)
2008-04-24 05:03:07
リチャード2世復位画策のお話を和訳しちゃいました。これは、漫画化出来そうな血なまぐささがあります。

しかし、欧州の王家ってどこかで必ず血が繋がっていたりするのに、じゃあ仲良くしましょ、ってならないんですね。血で血を洗う残虐な世界だわ!

それはそうと、私は完全に頭の中で系図がぐちゃぐちゃになってしまってます。もう、追いついていけません~~(涙)

+++++++++++++++
反逆を企てた3人の伯爵 - 失敗に終わった王暗殺計画

1399年のリチャード王の王位剥奪直後、親戚や旧友やら(ケント伯、ハンチントン伯、サリスベリー伯)がウエストミンスターのアボット邸に集まり、新年になったら反乱を起こし投獄されているリチャードを救出し再び王座に就かせようという計画が練られた。このいわゆる「オックスフォード陰謀計画」は、バークシャーのバーナード・ブロカスのような人達に歓迎された。このようなサポートを盾に勢い付いた首謀者達は、ソニングの司教宅での当時7歳のイザベラ王女との密会の際、この陰謀話を漏らしているほどである。しかし、最終的に彼らの企てはほとんど何にもならなかったのである。

かつて一度消え去った事すらあるリチャードのいとこが自らヘンリー4世を名乗って王座に就いた。オックスフォードで開催される王主催のトーナメント(騎乗試合)に出席することになっていたが、それが大変危険だという情報を得たため、オックスフォードではなくウィンザーに向かいその城の所有権を宣言しようとした。謀反者の中にラトランド伯爵という協力者がいたが、彼は謀反になんとなくいやな感じをもっており、父であるヨーク公を通してこの新しい王に警告を送ったのである。3人の首謀者達は、ラトランド伯爵に裏切られたというわけである。
新年のトーナメントに出席するための道化師の仮装をしたまま、謀反者たちの一群はオックスフォード城の門のところに辿り着いた。時は、1月4日の夕方。400百余名の武装した騎馬隊はその多くが上流家庭の出であり、その誰もがこの謀反のことを知らない(はずの)王とその息子達を殺し、国王の座を奪い返そうと意気込んでいた。驚いたことに策略などは不必要で、城砦の中へは簡単に入ることが出来た。しかし、探しても探しても要人達を見つけることは出来ず、聖堂参事会会員の一団共々新王はすでに去ってしまった後であることにやっと気付いたのである。謀反者たちが接近してきていることを知らせに市長が城塞に到着した時には、王はすでに数時間前に命がけでロンドンに向かっていたところであった。ロンドンに到着すると、王は、謀反者たちを打ち負かすべく軍を駆り集めハンスロー・ヒースに野営して、ロンドンに入ってくる前に敵を打ち破る手筈を整えた。

ケント伯とその追随者達がコルンブルックやメイデンヘッドなどといった場所で橋を占拠することで時間稼ぎをしようとしている一方で、サルベリー伯は自らの無防備な謀反軍を西に向かって退却させた。サルベリー伯は、リチャード王が脱獄に成功し何百何千という兵を引き連れて王位を奪回しようとしているという嘘を女王に伝えることもう一度望みを復活させようと、まずソニングで一旦兵をとめた。まだ年若い女王はこの嘘話を大いに喜び、王位奪回軍に参加することに同意した。更に、女王は大いなる誇りと喜びをもって、侍者たちに憎むべくランカスターの紋章を捨て去り、もう一度夫のホワイトハート(白い牡鹿)の紋章をつけるように命令した。

サリスベリー伯は、ウォリングフォードやアビングドンに進軍する前にリーディングに入り、そこでも更なる援助が得られるよう尽力した。ベイル・オブ・ホワイト・ホース(オックスフォード大学の近くにある広大な丘陵地)を通過するときは、見かける人たち全てにリチャード王を助けるべく用意しおくよう語りかけた。ファリングトンでは、純粋で人の言うことを疑わない田舎の人たちを相手に、王様に謁見させてやるなどといった大茶番劇までも打ったほどである。その王様とは、モーデレンという名の一介の坊主で、ただのそっくりさんであった。

その頃、メイデンヘッド橋の戦いは既に3日目を終わろうとしており、ケント軍の後援は王軍から荷馬2頭、馬車2台、2輪戦車をなんとか獲得することに成功さえしていた。最終的にケント伯は、リチャード王に仕えるべく、メイデンヘッドにある食料の全てを持ち、ほとんど全ての町民を引き連れて町からこっそり抜け出した。これをきっかけに、王軍は反乱軍が作ったバリケードを突破し、反乱軍の追跡・粉砕が可能になった。ケント伯とサリスベリー伯はサイレンチェスターで落ち合ったもの、同市の土地管理人を始め市民達の新王に対する忠誠は強く、この2人は逮捕されてしまった。2人は身柄の安全を保障された上でここで1日半拘束されたが、彼らを救援しようとする動きが市民感情を逆なでし、彼らの同志ラルフ・ラムレイと共に斬首されてしまった。

ハンチントン伯とグローチェスター伯もすぐに捕まり、裁判されることもなく斬首されてしまった。これら首謀者たちの頭は、見せしめのためロンドン橋の柱に突き刺し晒し物となった。この謀反に荷担したほかのメンバーたちは縛り上げられ、すでにオックスフォードに到着していたヘンリー4世の元に連れて来られた。その数、29人。トーマス・ブラント、ベネディクト・シェリー、ウォルッシュ、ボールドウィンらがその中におり、オックスフォードの城壁(今はブロード・ストリートのあるところ)のすぐ外側にあるグリーン・ディッチで全員処刑された。その残虐さは想像を絶するほどたっだと言う。残りのメンバー(例えばベルナルド・ブロカス)は、裁判をするためにロンドンに連れて行かれた。


「三伯爵の謀反」と言われているこの史実は、他に「救世主の出現」とか「オックスフォードの陰謀」などとも呼ばれている。

返信する
Beaufort! (興味津々のB型)
2008-04-24 04:42:11
コンスタンスが結婚したトマス・ル・ディスペンサー(初代グロスター伯)は、1400年1月にリチャード2世の復位を画策して失敗した一派に与して亡くなってます。
この二人の子供達のうち、リチャード3世の王妃アン・ネヴィルの母方の祖先となるのが末っ子のイザベルですが、1400年7月頃に生まれたようです。
コンスタンスに愛人エドマンド・ホランドとの娘エレノアが生まれたのが1406年頃、ホランド氏がビスコンティ家の娘と結婚したのも1406年だった模様。
W不倫ではなかったみたいですね~よかったよかった(何が?:苦笑)

ジョン・オブ・ゴーントは、なんだかんだ言って子や孫達が王や王妃になったんだから、ご本人の野心はさぞや満足したことでしょう(笑)。
ただね~、王や王妃になれば幸せな人生を送れるわけじゃないですからね~(特にこの時代は・・・)。
兄弟同士で争うハメになっちゃったり・・。
そうでなくても、王族ともなると政略がほとんどだからいろいろとあるみたいですし、マンガ化しようと思えばいくらでもネタが転がっていそうですが・・・。

あまり取り上げられない理由は、知名度もあるでしょうけど、やっぱりあれがネックになってるのかな~(苦笑)。
同じ名前がごろごろいて、家族関係も複雑だったりするから、読者が混乱しやすい・・・・とか?(爆)
きっちり史実に沿って描こうとすると、かなり大変そうですよね~。

そうそう、ボーフォート家のネタを調べていて分かったのですが、第1世代の4人のうち、少なくとも3人はフランスで生まれてるんですと。
「ボーフォート(Beaufort)」っていう家名は、ゴーント氏が所有していたフランスの城の名前から付いたらしいのです。

・・・てことは、何かい?
もしかして、愛人だけ任地に連れて行ってたってことか~!(怒)

気を取り直して・・・。

この「Beaufort」、実は個人的にかな~り気になってたんです。
英語読みだとボーフォートですが、仏語読みだとこれ、「ボーフォール」なのですね~!(笑)
そう、「アンジェリク」や「しまりんご」に登場するボーフォール公(実在のモデルがいます)と同じ名前なんですよ~。
ただ、2つの「Beaufort」に関係があるのかどうかはまだ確認できてません。
肝心のランカスター公所縁の「Beaufort」を検索すると、アンジューだったりシャンパーニュだったり、どちらとも判断付かないもので(苦笑)。
返信する
もう何がなんだか・・・ (たれぞ~)
2008-04-23 22:37:48
一度でっかい紙に系図を書いてみないと何がなにやら・・・(苦笑)

>コンスタンスとエドマンドは結婚してません

ん?
ってことは愛人関係ってことなんでしようか??
あっいつも見ているサイトさんでも愛人になってますわ~

W不倫?(爆)
愛人(愛妾)がいて、庶子というのはよくあることだけど、女性側にも愛人がいて、そういう記述が残っているというのも凄いなー

>ジョン・ボーフォートの娘ジョアン
wiki(日本語のほうね)をさすらってきました~
凄いなー庶子のままだったらこういう事も無かったんでしようし。
ジョン・オブ・ゴーンドの中で予感があったんでしょうか?

ただ単に婚姻による勢力の拡大を狙っていただけだったのかも知れないけど(笑)

それにしてもすんごいドラマだなぁ・・・
こういうのも漫画にしても面白いと思うんだけど、誰も手をつけようとしないのはやはり知名度の無さ?(苦笑)


王様だって青池さんが取り上げるまでは日本での知名度って殆ど無かったと思うけど、今はこんなに人気だもんな~
そう考えると先生って凄いなーと改めて思います

あっいよいよ、「猫本」が発売されましたね~
今週末はお出掛けなんで来週注文しようと思います♪
返信する
ホランド家&ボーフォート家 (訂正しまくりのB型)
2008-04-23 04:05:06
イサベルの噂の相手のジョン・ホランドの生年、私が読んだウィキ英語版などでは1352年となっていたのですが、1358年説もあるんですね~。
と、そのことを他の系図サイトに確認しに行って、またまた複雑な家族の関係を発見~(苦笑)。

と、その前に・・・。
前回、エドマンド・ホランドをイサベルの娘婿だなんて書いてしまってますが、コンスタンスとエドマンドは結婚してません~。
娘がいたようですが庶子だった・・・ってことで、訂正です。
それから、エドマンド・オブ・ラングリーの再婚相手のジョアン・ホランドとエドマンド・ホランドの長幼が逆だったようです。
ジョアンが姉、エドマンドが弟ってことで、これも訂正しておきます。
うっっ、この間から訂正しまくりだわ~(滝汗)。

このホランド姉弟と、ジョン・オブ・ゴーントの息子&孫と結婚したマーガレット・ホランドは、ジョン・ホランドの兄トマスの子供達にあたるわけなのですが、トマスにはもう一人エレノア(アリエノール?:Alianore)という娘がいまして・・・。
この方、リチャード・オブ・コニスバラと結婚して第3代ヨーク公リチャードを生むアン・ドゥ・モーティマーの母親だったんです~!

いや~、ヨーク公家だけでも複雑なのに、さらに第3代ヨーク公リチャードと結婚したセシリー・ネビルは・・・ジョン・オブ・ゴーントとキャサリン・スウィンフォードの間に生まれたジョアン・ボーフォートの娘だったりするんですね~。

もう、何処でどう繋がってるか、本人達も把握しきれなくなっていそうですよね~(苦笑)。

ちょっと話が前後しますが、↑に書いたマーガレット・ホランドと(ランカスター公とキャサリンの息子の)ジョン・ボーフォートの娘ジョアンは、スコットランド王ジェイムズ1世と結婚してるんですね。
そして、生まれた5人の娘達はそれぞれヨーロッパ各地の王侯に嫁ぎ、息子は王位を継いでジェイムズ2世になった・・・。
ボーフォート家のメンバー、庶子から嫡子に格上げされただけのことはあったということか~。

ただ、この家系のイングランド王位継承権はヘンリー4世によって「認めない」と宣言されてたはずだったんですよね。
最終的には、チューダー朝に繋がる血筋はボーフォート家の流れなのですが、これ、サイトによっては「正統性が疑わしい」なんて書いてあったりしますね~(苦笑)。

話がずれますが・・・ランカスター公を名乗ったのって、4人しかいないようなんです。
ランカスター公位は、ヘンリー5世が王になった時に王位に組み込まれてしまったとかで、現在もエリザベス2世がタイトルを保持しているらしいです。

君主の次男がヨーク公を名乗るという伝統は、15世紀のエドワード5世の弟のリチャード・オブ・シュルーズベリーが最初のようです。
en.wikipedia.org/wiki/Richard_of_Shrewsbury%2C_Duke_of_York
返信する
あほや~ (たれぞ~)
2008-04-21 15:00:37
>B型さん
そっか~コンスタンシアの義理の娘婿ね!
なんかグッチャグッチャになっておりますがな~脳みそ

すんごく年下の愛人なのかな??と思ったら
イザベル1355年生まれ、ホランド1358年生まれってことで3才しか違わないんですね
愛人説も出ても不思議じゃない訳か~

イギリスの王もランカスター公家とヨーク公家とそれぞれにいろいろとあるみたいですが、やはりどちらかをないがしろにするその恨みつらみが子々孫々へ伝わるというのが縮図のようにて出てますね・・・

それにしても判りにくいことこの上ナシだわ・・・欧州史

名の絵のバリエ少なさすぎ・・・(涙)


>ヨーク公
現代では王太子が存命知中の国王の次男がこの名前を継ぐそうですが、エドムンドが初代ヨーク公になった時はこの慣習は無かったはず
何時頃から国王の次男=ヨーク公となつたのかしら??

ヘンリー8世の頃にはすでに次男=ヨーク公みたいでヘンリー8世も一時「ヨーク公」を名乗っていたみたいなんだけど・・・



>KE007さん
お風邪ですか??
ご無理なさらないように~
気候の変わり目なのか、こちらでも結構風邪引きさんがでてますわ

キャサリンの本まで出ているなんで、さすが英語圏
日本でもあるのかしら
面白そうなネタがあったら教えてくださいませ~
返信する
きゃ~!! (KE007)
2008-04-19 04:42:01
風邪をひいてゴホゴホやってます。咳がとまらな~い。

B型殿!実は本屋から20%引きのクーポンが送られてきたので、前から欲しい欲しいと思っていた「キャサリン」という歴史フィクション本を買ってきたのが昨日!このキャサリン。そうです。ゴーントさんの愛人で~す。ずっしりと重い本ですが、いろいろなところで超面白いという批評を読んで、どうしても欲しかったのです。

面白いネタがあったら報告しますね~。

しかし、ホーランド家の皆さん。もう少しわかりやすくして欲しいですね~。ホランドA、B、C、Dみたく。(それじゃ、どこかの情報部か…。)

ホランド家に関するちょっと面白げな記事を見つけたので昨日翻訳しかけましたが、この通りゴホゴホしててなかなか先に進みません。

週末に気合で治さないと。
返信する
エドマンド! (分かり難かったB型)
2008-04-19 04:32:06
↑の投稿文、ちょっと分かり難いので補足します。

イサベルの娘婿のエドマンド・ホランドと、イサベルの死後エドマンドの妻になったジョアン・ホランド
 ↓
イサベルの娘婿のエドマンド・ホランドと、イサベルの死後エドマンド・オブ・ラングリーの妻になったジョアン・ホランド

はぁ~~(溜息)。
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続ホランド家 (更にこんがらかるB型)
2008-04-19 04:18:19
ジョン・ホランドは、イサベルではなくコンスタンシアの義理の娘婿です~。

イサベルの娘婿のエドマンド・ホランドと、イサベルの死後エドマンドの妻になったジョアン・ホランドの兄妹には、実はマーガレットという妹がいるのですが・・・。
この女性の最初の結婚相手が、ジョン・オブ・ゴーントと愛人キャサリンの長男ジョン・ボーフォートで、子供が6人います。
そしてジョンの後、ヘンリー4世の息子のクラレンス公トマスとも結婚してるのね~。
最初の夫の甥(half-nephew)と再婚したことで家族関係が複雑になるし、さらに名前のバリエも少ないときてるから、もう誰が誰やら(苦笑)。

イサベルの噂の相手ジョンに話をもどしますと、彼は半分血の繋がった弟リチャード2世に最期まで仕えていたそうで、ヘンリー4世が王位についた後、リチャードの復位を画策して失敗、処刑されたということです。
そりゃ、ランカスター側からはよく思われてないはずだわ~!

ところでこのホランド家の Holland は、15世紀までは Holand や Holande と綴られていたらしく、英国ランカシャーに住んでいた一族と関係があるようですが、家系図が途中で繋がらなくなっているので確かなことは不明~(苦笑)。

実は、エドワード3世妃フィリパの実家であるエノー(Hainaut)伯爵家が持っているタイトルの一つにホラント伯というのがあって、これも Holland と綴るらしいのですが、こちらはオランダに領地があったようです。

それにしても・・・ほんとに、何で同じような名前ばかりつけるのか!
聖書由来とか、歴代の王にあやかって名付けようとすると、どうしても選択肢が少なくなると思うんだけど・・・。
言ってもしょうがないことだけど、歴史好きには厄介なことこの上ないわよね~(苦笑)。
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系図の海~ (たれぞ~)
2008-04-18 15:07:59
彷徨ってきましたよ・・・ぜいぜい

Holland, John(男)とHolland, Joan(女)と似たような名前があるのでこんがらがりそうになりました

なるほど~義理とはいえ、娘婿との不倫疑惑と不義の子ですか・・・それが事実ならすんごいことですよね~
温厚(だと言われていた)エドムンドがリチャードくんに遺産を残さなかったのも頷ける話・・・びっくりです

かつてイザベルの子孫に悪名高いリチャード3世がいるという話にもなりましたが、

イザベル
 ↓
リチャード・オブ・コニスバラ
 ↓
第3代ヨーク公リチャード 
 ↓
途中、エドワード4世&エドワード5世
 ↓
リチャード3世(弟)

貧乏のまま亡くなったリチャードくんの無念がリチャード3世に引き継がれたのか?!(爆)

あれ??
今更ながら気が付いたけど、イギリス王家って家督を継ぐ男子が「エドワード」その弟でヨーク公に「リチャード」なのかしら??


プランタジネットから続くエドワード3世の家系を見てみると

エドワード3世(長男)
 ↓
エドワード黒太子(長男)
 ↓
エドワード(夭折・長男)
リチャード2世(次男)

エドムンド・ラングリー(5男)
 ↓
エドワード(長男)
リチャード・コニスバラ(次男)
 ↓
リチャード(3代ヨーク公・長男)
 ↓
ヘンリー(長男・夭折)
エドワード4世(次男)
リチャード3世(8男)

ちなみにロンドン塔へ幽閉された兄弟も
エドワード5世(長男)
リチャード(ヨーク公)

となってる~
すんごい高確率だと思うんですけど、偶然??
それとも慣習??


それと「Holland」ってオランダって意味になるんですね~
私はてっきりオランダのって「ネーデルランド」が由来だと思っていたのだけど、この「Holland家」もなにか関わりがあるんでしようか?

なんか奥が深いぞ~!!
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ホランド家 (混乱しそうなB型)
2008-04-17 03:08:42
イサベルの愛人とされているジョン・ホランドは、リチャード2世の父親違いの兄でございます~(汗)。
母ジョアン・オブ・ケントと(正式には)2度目の夫トマス・ホランドとの間に出来た息子の一人で、母方からエドワード1世の血を引いてます。
で、この人、1386年にはジョン・オブ・ゴーントの娘エリザベス(フィリパの妹)と結婚して、スペイン遠征にも同行していた模様。
以前別のコメント欄で、ランカスター公夫妻が描かれているものとして紹介したフロワサールの年代記の絵の中で、夫妻の前で騎馬試合(joust)をしている二人の人物の一方が、実はこのジョン・ホランドなんですよ~。
しかも、この時ジョンがフランスの騎士から試合を申し込まれた理由が、どうも女性問題だったらしいのです・・・もしかして女癖が良くなかったのか?(苦笑)

イサベルとジョンとの宮廷スキャンダルについては、検索してみたところ、チョーサーが何か思わせぶりなことを書いていたらしいですが、それも別の人物の覚え書きをもとにしたものに過ぎず、証拠は何一つないとのことです。
↑で貼ったサイトさんの説明だと、リチャード・オブ・コニスバラがエドマンドの実子ではないとしている歴史家の方は、彼が1385年生まれだと信じている・・・とのことですが、1375~76年生年説のほうが圧倒的に多いように思われます。
40才近くまで叙爵されなかったというのは、確かに謎ではあるんですが・・・(苦笑)。

エドマンドがイサベルの死後に再婚したジョアン・ホランドと、イサベルの娘コンスタンス・オブ・ヨークとの間に娘がいるエドマンド・ホランドは、共にジョンの兄トマスの子供達ですと。
いつもながら、同じ名前が複数いて混乱しそう~(苦笑)。

さてさて、疑惑のリチャード君は貧乏なまま斬首されてしまったわけですが・・・。
その息子の第3代ヨーク公リチャードは、父方の伯父からヨーク公爵位、エドワード3世の血を引く母方の叔父からはマーチ伯位と広大な領地を受け継ぐという運のよさでしたが、最期は斬首されてしまうという、波瀾万丈な人生だったようで(苦笑)。
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え~!! (たれぞ~)
2008-04-16 21:48:25
と、お約束どおりに叫んだたれぞ~です(笑)

いつも英語ダメダメな私の為に和訳をありがとうございます

ひゃ~!!
イザベルの身長にも驚きましたが、やはりなんと言ってもびっくりしたのがイザベルの愛人の話!!

ひぇぇぇぇ~!!


確か「アルカサル」中でも快活な性格とありましたし、あと「変わったもの好き」という表現もあったように思うのですが、あれってただの末っ子の特性というか、青池さんによる性格付けじゃなく、こういう部分を参考に書かれていたという可能性もあるんですね~

リチャードの異母兄というと。ブラックプリンスの子供ってことですよね??
系図サイトをみてもそれらしき人が見つかせないんだけど・・・

そしてイザベルの死後にエドムンドの再婚相手の名前が「Joan Holland」(ジョアン・ホーランド)と読めるんですが、ここにもなんか繋がりを感じてしまいます

ホーランド家ってこの時代どういう位置づけだったんでしょうね??
少なくとも王家と婚姻関係を持てるという事はそれ相応の高位貴族だとは思うんですが・・・

そして・・・その不義の子疑惑のリチャードくん、その系図サイトによると死因が1415年に「打ち首」になってます~(涙)


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その、「え~!!」をお届けします。 (KE007)
2008-04-16 03:07:03
訳しちゃいましたよ~。

たれ様、「え~~!!!」と叫んでください。
(なんだかタブロイド記者にでもなった気分…)

++++++++++++++++
なぜエドモンドは彼女(イザベル)と結婚したのか。この結婚は、間違えなく兄ジョン・オブ・ゴーントが自らのカスティーユにおける王座を確保するための策略の一部だったと言えよう。

ゴーントは、イザベルの姉コンスタンチェ(コンスタンザ)と結婚している。これら若い女性2人は、異母兄庶子に殺害され王位を奪われたカスティーユ王残酷王ペドロの娘であり後継ぎでもある。王位はこの異母兄が騙し取ったのである。

エドモンドの立場にしてみると、この結婚は、大して良い利益をもたらすというものではなかった。エドモンドとイザベルは、カスティーユの権利をゴーントとコンスタンザに渡さなければならず、そればかりか、イザベラの所持品といえば、今着ている服とわずかばかりの宝飾品ぐらいしかなかったのである。

イザベルはキングス・ラングリーに埋葬されている。好奇心旺盛な19世紀のビクトリア朝史家が彼女の墓を掘り起こして調査をしたところ、随分と小柄な女性であったことがわかった。約4フィート8インチの身長だったと言う。(141センチ)

イザベラがロラード派を贔屓にしていたため、歴代志略(カトリック系)には彼女のことが良くかかれていないそうだ。確かに少なくともロラード派の聖職者を遺言執行者として一人抱えてはいたが、それだけでロラード派を贔屓にしていたと判断するのは短絡的過ぎるように思われる。(ロラード派というのは、大雑把に言ってみれば初期のプロテスタントのようなもの。正統派牧師達はロラード派を心底嫌っていたといわれる。)

イザベラは、3人(エドワード、コンスタンチェ、リチャード)の子供に恵まれた。また、どうやら愛人もいたようで、リチャード王の異母兄ジョン・ホーランド卿(ハンチントン卿)がそうだったようである。もしこれが本当であれば、イザベラの男に関する趣味の悪さが伺える。なぜなら、このホーランド卿という人物はとんでもない極悪人で、少なくとも2件の殺人に関与したといわれているからである。

イザベラが1393年に死去したとき、次男リチャードに年金が与えられるよう宝飾品をリチャード王に残した。王は約束を守り、結構気前よい年金を支給した。それは、イザベラが残した宝飾品の価値以上の支給額であった。次男リチャードは決して自分の土地を持つこともなく、王から受け取る年金のみが主要収入源だった。つまり、かれは貧困者として人生を終えたのである。

++++++++++++

注:
その1:次男リチャードは、ある歴史家によると、イザベラの愛人ホーランド卿との間の子供という説が。当時、親の遺産は長男が継ぐものの、次男もそれなりの財産が分け与えられるのが普通でしたが、父エドモンドはこの次男リチャードにコイン1つ、刀1つ、2番目に良いベッド1つだけしか分け与えていない事実(実質上、遺産はゼロ!)をみると、ますます次男リチャードの生まれが怪しくなります。

その2:「年金」というと日本語的にニュアンスが変ですが、この場合、王が次男リチャードに与えた年俸のようなもののことです。英国の歴史映画などを観ていますと、「あそこの長男は年額2000ポンドも頂いているのよ!」とか、「あそこの未亡人は年額200ポンドしかないんですって!」とかいうせりふが良く出てきます。たとえば、ジェーン・オースティンの作品(歴史映画じゃありませんが)には頻繁に出てくる言い回しです。王からもらうわずかな年金で惨めに暮らす様を形容して「PAUPER」つまり「乞食(=貧困者)」と言っています。ちなみに、「王子と乞食」の「乞食」は「PAUPER」と言う単語が使われています。「王子」の「PRINCE」と韻を踏んでいるんですね。あ~、かわいそうな次男リチャード君。
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イサベルに○○が・・・? (読んでなかったB型)
2008-04-16 02:22:46
王様とマリアの身長は、具体的に何センチかということは分かりませんが、年代記作家のアヤラによる描写があります。

王様は、(以前こちらでも取り上げましたが)スペイン語版ウィキに載っているように「背が高かった」と。
マリアのほうはというと、「small in stature」ということで小柄だったみたいです。
これも、以前こちらで話題にした王様伝の↓のページに載ってます。
「Chaper VII THE BELOVED OF A KING」
elfinspell.com/PeterCh7Style.html

イサベルは母親に似たのかもね(笑)。
コンスタンシアはどうだったんでしょうね~?


ところで、昨日貼ったページ、私はイサベルの身長のことだけが目に入っていたので、下のほうはろくすっぽ読んでなかったんですが、あらためてイサベルの下の息子リチャードに関する記事共々読んでみると・・・。
またまた「え~~~!!!」と叫びそうなことが書いてありますね~(汗)。
もっとも、検索してみると、この件に付いては「証拠不十分、思い過ごし」とする意見が多いようですが(苦笑)。
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あれれ? (KE007)
2008-04-15 06:12:19
あ、吹っ飛んでなかった…。これは、なぜ???
でも、良かった。
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げ~~~!!! (KE007)
2008-04-15 06:11:01
いま、長いコメントを書いて「投稿」しようとエンターキーを間違えて押したら、全部吹っ飛んでしまった…(超涙)

吹っ飛んでしまったコメントの内容は、

(1)「ロラード派」が面白そうなので調べてみようと考えていること。

(2) B型さんが張ってくださったサイトの内容が全体的に面白いので、早いうちに和訳してたれ様にも読んでいただこうと計画していること。

(3) 5フィートない身長っていたっら、凄く小さ~。親はどうだったんでしょうね。誰か小さい人いないと、ここまで小さくはなれないような(勝手な想像) 逃亡生活していたときに丁度成長期で、ろくな物しか食べれなかったから、小さくなっちゃったんかな~。

ではでは。

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ロラード派 (KE007)
2008-04-15 06:04:51
これはまたB型殿、面白いサイトをご紹介頂き、ありがたく存じます。(武士調…)

ロラード派というのが、更に面白そうですね~。明日は、これを調べてみようかと考えています。

しかし。

4フィート8インチって言ったら、150センチないんですよね。140センチちょっとといったところでしょうか。なんと、小さいこと!

ペドロ王とマリアはどのぐらいの身長があったんでしょうね~。誰かが小さくないと子供がこれだけ小さくはないと想像してしまうんですが…。

もしかして、逃亡生活をしていたときが丁度成長期で、ろくな物しか食べられなかったんで大きくなれなかったとか…(妄想、妄想…)

いずれにしても、このB型殿が見つけてこられた記事はとても興味深い内容なので、早いうちに日本語にしようと思っていますよ~。たれ様にも楽しんでいただくために。

ではでは。
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映画&長身家系 (探してみたB型)
2008-04-15 05:21:14
映画版「王子と乞食」は、マーク・レスターとチャールトン・ヘストンが出ている1977年版が日本でも公開されていたようです。
全然憶えがありませんが・・・(苦笑)。
レスター氏、エドワード役としてはやはり年が行き過ぎていたのが災いしたのか評価はいまいちだったらしく、以後映画に出てないみたい。
ただ、この映画ではヘンリー8世ゆかりの邸宅が撮影で使われたとのことで、見所の一つになってるようです。
しかし・・・日本の密林には1977年版のDVDはないようですね~。
サウンドトラックの輸入CDは見つかりましたが・・・。
ヘストン氏の出演作ということでTV放送してくれるといいのですけど(苦笑)。

2001年版のほうは、調べてみるとTVドラマ(?)として作られたものらしく、日本で放送されたことがあるのかどうかは分かりませんでした。
こちらのエドワードとトムは二役ではなく、双子が演じているそうです。

>長身家系
ヘンリー君も妹も、そしてメアリ・スチュアートもってことはマーガレット・チューダーもヘンリー7世も長身だった可能性大ですね~。
ランカスター家&ヨーク家の方々はどうだったんでしょうね?
イサベルを検索していて偶然引っかかったのですが、↓のページによると、彼女は5フィートなかったらしいです。
100年余りの間に長身遺伝子に埋もれた・・・ということでしょうか(笑)。
「The Yorkist Age」
yorkistage.blogspot.com/2008/03/isabel-of-castle-duchess-of-york.html
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あれこれ。 (KE007)
2008-04-15 01:10:50
またまた、こんにちは~。

(1)市民図書館で「王子と乞食」のビデオを見つけて借りてきました。2つバージョンがありましたが2001年度製作版をゲット。

ルンルンでお家に帰ってボウズと一緒に観ようとしましたら、なんと、テープが完全にダメージを受けているようで、画面がひん曲がってしまっていてまともに観られる代物じゃぁありませんでした。前に借りた人が灼熱の車の中にでも置きっぱなしにしていたんでしょう!もう!! 

ということで、まだ、観てません。別バージョンを借りてこようと思っています。でも、凄く古そう…。

(2)来年の4月22日はヘンリー君即位500周年記念だそうで。最近すっかりチューダー・モードなので、500年と言う年月がとっても短く感じられます。江戸時代よりずっと昔なのに…。(どういう比較なんだ!!?) 500周年だから、映画やテレビでヘンリー君関係のお話が多いのかしらね~。

(3)たれさま~、190センチ以上の身長はヘンリー君で~す。エドワード君は若くして死んじゃったので、まだ伸びる可能性があったかもしれませんね~。ヘンリー君の妹もデカかったそうで、背が高いだけじゃなく、ヘンリー君のように横幅もあったそうで、なんだか、コワ~(爆)。

また、来ます。
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高身長の家系?? (たれぞ~)
2008-04-14 17:59:19
うわ~ヘストン死去の時にwikiも見ていたんですが、「王子とこじき」に出ていたの見逃してました~!!
なんか想像するだにかなーりワイルドなヘンリー8世になっていそうな予感がするんだけど?(笑)

見てみたいです~!!

私はあまり映画って見ないのですが、お二方が調べてくださったカキコをみると「王子とこじき」って結構映画化されているんですね~
日本公開もされたいたんだろうか??
最近のが2001年なら「エリザベス」より後になるんですもんね・・・
全く気がつかなかったぜ(汗)

>身長
エドワードくんってば、16才で亡くなってて190cmもあったんですか!!
今なら高校生だもんね。。。
長生きされていたらまだまだ伸びていたのかも?!

そういえばエリザベス女王も高身長だったと読んだ記憶があります。
痩せててヒョロヒョロと背が高かったそうで・・・。

そしてドレスも家臣の細君が自分より豪華なドレスを着ていると嫉妬したそうで、ある家臣の細君が素晴らしいドレスを着て宮殿に来たのを見て、女王もそれと同じモノを取り寄せたのはいいけど、背が高かった為、着てみると丈が足りなかったというエピソードを読んだことがあります

あの時代の平均身長ってよく判らないけど、背の高い一族だったのですね~
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違いましたか~(苦笑) (欲張りなB型)
2008-04-11 02:32:16
ということは、↓ですね~?
amazon.com/Prince-Pauper-Aidan-Quinn/dp/B0002V7TB0/ref=sr_1_2/104-3816242-9903132?ie=UTF8&s=dvd&qid=1207843336&sr=1-2

実は、ソ連版のほうの説明では「白黒」となってたもんで、「もしかしたら違うかも?」と思いつつコメント書いていたのでした~(笑)。

2001年版のエドワード(&トム)役のジョナサン君、カワエエ
~(笑)。
原作のエドワード君はまだほんの子供というイメージしかなかったので、マーク・レスター版は写真を見る限りではちょっと老け過ぎ?と思ってたんですよね~。
ちょっと調べてみたらレスター氏は1958年生まれ・・・ってことは、エドワード君を演った時は18才くらい?(汗)
ソ連版の30過ぎの女優さん演ずるエドワードも、どんな感じなのか分からないけど・・・原作のイメージは~?と言いたくなってしまうわ~(苦笑)。
眼光鋭いヘストンのヘンリー8世は観てみたいんですけどね~(我が儘)。

>190センチのヘンリー君
正月に見た特番によると、ヘンリー君の姉の孫にあたるメアリ・スチュアートも180くらいあったらしいです。
長身の家系なのかな~?
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違ってる~~ (KE007)
2008-04-10 23:05:35
ソ、ソ連????

何だかおかしいと思って、もう一度良く調べてみましたら、なんと私がチラッとテレビで観たのは2001年番でした!53年も間違ってる~~~!!!(沈没)

で、2001年版を調べてみますと、今まで作られた各種バージョンのなかでも、もっとも良い評価がされているようです。DVDで10ドルぐらいなので買っちゃおうかと考え中です。

こちらの密林書店のサイトに行くと、誘惑が多くて、深みにはまります。王子と乞食を調べに行ったのに、お勧めで掲示されているBBC製作のドラマシリーズに目が行ってしまって、何度もクレジットカードに手が伸びそうになりました。いかん、いかん。

まずは、マーク・トウェインの原作を読まなきゃと思っています。(どうも、トムソーヤの冒険のイメージが強すぎ…。カルピス劇場ので観てました。まだ、主題歌うたえる私。)

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エドワードを女優さんが! (驚いたB型)
2008-04-10 05:42:27
おや、書いてる間にKE007さんもいらっしゃってたのですね~(笑)。

1943年版「王子とこじき」というと、↓に載っているソ連版かしら~?
en.wikipedia.org/wiki/Cultural_depictions_of_Edward_VI_of_England

エドワード(&トム)役の Mariya Barabanova って女優さん、IMDbによると1911年生まれって・・・30過ぎてエドワードを演ったの~?!(驚)
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映画版「王子とこじき」 (覚えてなかったB型)
2008-04-10 05:11:13
エドワード君の登場する「王子とこじき」をもとにした映画は何作かあるようなんですが、↓こんなん見つけました(笑)。
「Crossed Swords」
tudorplace.com.ar/Pelicula/CS.htm
(お手数ですが、コピペして下さいませ)

この映画では、エドワード(&トム)役をマーク・レスター、そしてヘンリー8世役をあのチャールトン・ヘストンが演ってるんですね~。
どんな俳優さんがエドワード君を演じているのかと思って検索してみたんですが、他の映画のエドワード役の方々はあまり馴染みがなかったもので・・・(苦笑)。

↑のページの下のほうに写真がありますが、このエドワード君(トム?)はさすがに病弱っぽい感じには見えませんね。
「王子とこじき」はフィクションの部分が多いので、こういうのも有りということでしょうか(笑)。
ヘストンの王様は、ポスターの画像のほうに載っているもののみですが、眼光鋭いですね~。
本物のヘンリー8世より精悍な感じがします。
このヘンリー君なら、ちょっと観てみたいかも・・・。

キャストをみて気付いたんですが、レディ・ジェーンも、このお話に登場してたようです。
このことは、全く覚えてなかったわ~(苦笑)。

>ビバプリ
「エロイカ」の第1話が1976年冬号だったようです。
私は、少佐初登場の第2話が最初の立ち読みだったので1977年夏号からなんですよ~(笑)。
高瀬さんのデビューは1976年のビバプリ秋号、姫系で描いていらっしゃったのは3作のみで、あとは他社の学年誌中心みたいなんで、覚えていらっしゃらなくてもしょうがないです(苦笑)。
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オソオソですが... (KE007)
2008-04-10 04:22:28
実はですね~、4月6日の日曜日の夜、テレビの番組ををガチャガチャかえていましたら、なんだか中世っぽい衣装ばかりの映画がやっているんですね。で、はっと思いつきましたよ。

「これは、王子と乞食に違いない!」と。

もう終わり直前で、偽王子と偽乞食がそれぞれ本来の姿に戻る場面でしたから、すぐにこの映画だって事がわかりました。

なんで、もっと早くに気付いてればよかった~!と後悔しきり。(ウチのボウズがスポーツなんぞ観てるからだ~!!)

さて、私が最後だけ観れたこの映画は、なんと1943年のもので、例のマーク。レスター君の主演のものではありませんでした。43年とはいえ、もちろん総天然色で、衣装とかも結構きちんと出来ていて。この週末にでもレンタル屋に行こうと思っています。

それから。

週末にディスカウント本屋に行きましたら英国王家の本が激安で売っていたもんですから、やっぱり買っちゃいました。で、その中のエドワード君の説明に、もうすでに死期がそこまで迫ってきている頃のエドワード君は、父王ヘンリー君もそうだったようにどんどんと頭髪が抜け落ちていったんですって。やっぱり、例の病気のせいだったんでしょうかね~。でも聡明さにかけては、ヘンリー君に負けないぐらいだったそうで。

ところで、ヘンリー君、190CMも身長があったそうで。でか!

は、話が超外れてしまった...。
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違ったか・・・ (たれぞ~)
2008-04-09 16:08:30
そっか~年代まではノーチェックでした(笑)
小説などは結構ありますが漫画ではヒットしませんね~

そっか・・・シラーも火刑はしていないのね
「傭兵ピエール」でも火刑にされたのは替え玉なんですよ~
そうであって欲しいと言う願望なのかしらね


>高瀬直子さん
まったく記憶にありませんわ(汗汗)
1976というと、7歳か・・・ビバプリにはまだ微妙か?!
うーん、怪しい。

エロイカの初出がビバプリだったと思うんですが、あれも1976年ですよね??
それとも初出はプリンセスでビバプリは再録だった???
ビバプリのしか覚えていないのよ~!!

表紙の伯爵は記憶にあるんだけどなぁ・・・
でもあれも児童館でみた漫画だから、発売からは数ヶ月は遅れているかもしれんが。


>レディ・ジェーン関係
私は全く知りませんでした~
つーか、その存在を知ったのすら、つい最近だし(汗汗)
それでも映画では少しはあるんだねー

ほんと題材的にはこの時代つて波乱万丈で面白いと思うのに、意外と漫画化(もしくは映画化)されていないんですね

なんかもったいないぞー

認知度の差なのかしら・・・
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見つからない~(苦笑) (まだ探してたB型)
2008-04-09 03:41:58
シラーがジャンヌ・ダルクものの戯曲を書いていたことは、私も先日検索するまで全く知らなかったのですよ~(苦笑)。
問題のマンガについては、特に覚えていたのがライオネルとのことだったので、検索ワードに入れたらヒットしたというわけで。
他に覚えていることといえば、ジャンヌが本物のシャルル7世を見分けられるかどうか試されるエピソードがあったことくらいですね~。
シラーは劇中でジャンヌを火刑にはしなかったらしいのですが、マンガではどうだったか、残念ながら思い出せないっす(汗)。

チャイコフスキーやヴェルディもシラーの「オルレアンの少女」をもとにオペラを書いているようですが、登場人物や結末などで原作と違ってるところもあるらしいです。


たれさんが貼って下さったリンク先にも行ってみましたが、1995年発行の作品ということなので残念ながら違うようです。
(私が読んだのは、遅くとも1976年頃ですよ~:笑)
絵柄も、もうちょっと大人っぽい感じだったような・・・。
ちなみに作画担当の高瀬直子さん、1976年にビバプリでデビューされてたらしいですが、私がまだ姫系を立ち読みもしてなかった頃ですわ(笑)。

学研の公式サイトにも行ってみたのですが、掲載マンガのデータベースらしいものはありませんでした。
なにしろタイトルすら覚えてない作品なので、マンガのデータベースを作っているサイトさんも覗いてみてはいるのですが、学年雑誌系に掲載された作品を網羅している所となると残念ながら見当たらないんですよね~(苦笑)。


それにしても、ジャンヌが登場する作品って結構たくさんあるんですね~。
エドワード君のも、「王子とこじき」以外にないのかな~と思ってウィキを覗いたら、レディー・ジェーン絡みの映画がいくつかあるだけでした。
もっと取り上げられてもよさそうなものなのにね~(苦笑)。
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王子と乞食!! (たれぞ~)
2008-04-07 10:59:31
ひょえ~!!
名作「王子と乞食」ってエドワードくんのお話なのね~
そんな有名な事実、知りませんでした(汗)

wikiで調べてみたら、ホントだ・・・エドワードくんだわ(苦笑)
私はシンデレラとかと同じく王子様は架空の人だと思っていたのよ~
凄いな・・・ある意味、すんごく知られている人じゃん(小学校低学年限定で・爆)

世界史では記憶は全くないですね~
ほれ、父上は英国国教会とか作った人だし、エリザベス女王も習ったけど、間の3名は全く記憶にないもの
寝ていたか?!自分

>映画ではフェリペ君がメアリの存命中にこっそりエリザベスに求婚して

漫画はどうだっけな~確か、同じようなことがあった気がする
そしてエリザベスが恥知らずだと怒っていたような・・・
まぁ帰ったら、漫画引っ張り出して確認してみますが、漫画と映画の両方を見た人によると殆ど同じ内容だったそうなので、B型さんが読んだらびっくりするかもね(笑)

>学研のマンガ版ジャンヌ・ダルク
シラーもそういうのを書いているんですか?
それすら知らんかったよ~
B型さんの博識には頭が下がりますわ~

そうそう、こんなのはヒットしましたが・・・
これとは違う?

http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%8C%E3%83%BB%E3%83%80%E3%83%AB%E3%82%AF%E2%80%95%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%92%E6%95%91%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%83%AC%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%81%AE%E4%B9%99%E5%A5%B3-%E5%AD%A6%E7%BF%92%E6%BC%AB%E7%94%BB-%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AE%E4%BC%9D%E8%A8%98-%E6%9F%B3%E5%B7%9D-%E5%89%B5%E9%80%A0/dp/408240032X/ref=sr_1_15?ie=UTF8&s=books&qid=1207531989&sr=8-15
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エドワード君は・・・ (マンガで覚えるB型)
2008-04-07 01:43:04
エドワード君のことは、子供の頃に読んだ「王子とこじき」というお話の登場人物として知ったのが最初でした。
そっくりな二人が入れ替わってそれぞれの立場を経験するという話で、ヘンリー8世やエリザベスも出ていたように記憶してます(笑)。
この親子が実在していたということは、歴史の教科書か副読本に載っていた系図を見たか何かで知ったんだったかと。
世界史の授業でエドワード君をとり上げていたかっていうと・・・まったく覚えがないです(爆)。
ヘンリー8世やエリザベス1世はともかく、エドワードやメアリは在位期間も短かったから、教科書に名前が出ていてもスルーされてた可能性は大いにありますね~(苦笑)。

テストに出ない人物のことは漫画絡みでもない限り覚えない私です(爆)。

レディー・ジェーンに至っては、映画「エリザベス」の中でも影も形もありませんでした。
メアリは腫瘍ができたかなんかで亡くなってたような。
宮本えりかさんの「エリザベス」は未読ですが、ここらへんも同じみたいですね~。
やっぱり、映画の公開に合わせて描かれたのかしら?
メアリはエリザベスに王位継承させるのを嫌がっていたけれど、結局は「カトリック教徒を弾圧しない」と約束させて、しぶしぶ承諾って感じでした。
そういえば、映画ではフェリペ君がメアリの存命中にこっそりエリザベスに求婚して、呆れられてました。
鉄面皮にも程があるというものですよね~(苦笑)。
史実ではどうだったのかな~?

>学研のマンガ版ジャンヌ・ダルク
先日来検索してるんですが、全くヒットしないのですよ~(苦笑)。
もしかして、「中学○年コース」じゃなくて「○年の学習」に載っていたのかと思って検索対象を広げてみたのですが、今のところさっぱりです。
ジャンヌとライオネルとの関係はおそらくシラーの創作だと思うので、シラー版を読むほうが手っ取り早いかも(苦笑)。
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何故か、消えてる・・・ (たれぞ~)
2008-04-06 02:46:55
間違って消したか?!自分!!
ここにコメントをいれていたはずなのに、何故か消えています~!!
放置状態になっているし~!!
B型さん、ごめんなさい~!!

私もエドワードくんの存在を知ったのは最近です(汗)
たぶんこんな日本人はきっと多いはず(と思いたい・汗)

映画版「エリザベス」と中身もクリソツと言われている宮本えりか著の「エリザベス」でもエドワードくんについては全く触れられていません。
父が死んだ後、姉メアリが即位し、その後にエリザベスが即位という感じで、レディ・ジェーンのことも皆無なのよ~

あの漫画ではメアリは婦人科疾患を患い、エリザベスに王位が継承するのを嫌がりながら亡くなった・・・という表記でしたね。
やはり母が王妃の座から追われる原因となった母子の事はずーっと確執になっていたようで・・・

エリザベスといい。メアリといい、ヘンリーの直系の子供たちは子孫に恵まれませんね・・・
やはりここでもヘンリーが罹っていたとされる梅毒が悪影響を与えているんでしょうか?


>ジャンヌがライオネルという敵の将軍?に想いを寄せてしまうというものでした

それは初耳ですわ~
私が読んだことのあるジャンヌ・ダルクものの漫画は天川すみこさんの「ジャンヌ・ダルク」と前出の「傭兵ピエール」くらいですが、どちらもそういうのは無かったですね~

でも「傭兵ピエール」の方ではジャンヌはラストは死ぬことなく、ピエールと一緒になるという、ほのぼのラストでした。
佐藤賢一さん原作の小説だったので、結構シリアスで進んでいたのでそのまま終るかと思ってましたが、反対の意味でほっとしました(笑)

それにしても・・・その学研のジャンヌ・ダルク、読んでみたいぞ!!
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史実は? (かろうじて憶えていたB型)
2008-03-29 03:37:39
「エリザベス」は、前作よりも続編のほうが鑑賞制限が緩い国が多いようですが、どちらも同じという所もあるようですね~。
前作のほうの大人シーンは、おしり、ちら・・・という感じではありませんでしたが(苦笑)。

ちなみにスイスでは、「エリザベス(前作&続編)」も「ジャンヌ・ダルク」も12才で観られるんですと(苦笑)。

日本は、他所の国に比べると、やっぱりちょっと制限が緩すぎるのかな~と思います。
うちには制限しなきゃならないような年齢の家族はいないのですが、それでもTV見てて時々いたたまれないような思いをすることがありますもん(汗)。

少女コミック、噂には聞きますが・・・最近のは過激らしいですね~。
学校図書館にBL置いてるところもあるというし、一昔前なら考えられないような情況ですよね(苦笑)。


KE007さんが貼って下さったリンク先、覗いて来ました~。
歴史物の映画にツッコミを入れたりパロったりして楽しんでいる方達の掲示板?・・・ということでしょうか。
リンクをたどって前作のほうも触りを少し読んできたのですが、この前TVで見た時に「あれ?」と思ったことが書いてありまして(苦笑)。
映画の冒頭で、どういうわけかヘンリー8世の死後すぐにメアリが即位した・・・みたいになっていて、
「いくらなんでもそりゃあないよな~、見間違いか?」
と思っていたんですが・・・
エドワード君、マジで存在を無視されていたのですね~!(爆)


>「ジャンヌ・ダルク」もののマンガ
学年別の雑誌に連載されていたものですし、タイトルも、コミックスになったかどうかも分からないのです(苦笑)。
かろうじて憶えていたことをもとにググってみたところ、シラーの戯曲「オルレアンの少女」が同じ設定らしいので、これを下敷きにしたマンガだったのかもしれないですね。
で、同じ設定の部分というのが・・・
なんと、ジャンヌがライオネルという敵の将軍?に想いを寄せてしまうというものでした~!(爆)
これって、史実じゃないですよね?
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へぇ~ (たれぞ~)
2008-03-28 17:02:45
劇場版とDVDとそんなに違うなんてびっくりです~!
日本はどうなんだろう??

生首シーンが入るとR指定になるのかな?
あまりレンタルとか見ないので指定もののDVDって見たことないけど・・・ああいうのって貸し出しはどうなっているんでしょう??

前作の「エリザベス」ってそんなに性的表現が多かったの??
見ていないから判らないけど、
う~ん、う~ん・・・ダドリーとの関係かな?

「ゴールデンエイジ」に関してはまったく気にならなかったです
あったもローリー卿とベスの1回キリだし

土曜ワイド劇場の方がエロいっぱいよね~(爆)

いや、それより漫画の方が凄いかも
少女コミックなんて、大人な私でも赤面するような内容のを立ち読みできるんですからね~
あれもどうかと思うわ
なんかああまでしちゃうとレディコミと大差ないもんね


>学研から出ていた中学生向けの学習雑誌
それは未読ですわ~
私が読んだのはヤングジャンプで連載していた「傭兵ピエール」と角川の歴史DXに掲載していた天川すみこさんの「ジャンヌ・ダルク」くらいかな??

まだあるんですね~
面白そうだわ


>ホア(売春婦)
へぇ~そういう意味なんですか!!
スラングとかじゃなくてちゃんとした単語なのね~
やっぱり英語力があるとその辺り楽しめますね~

文字数が多くてページ翻訳は出来ないのでちまちま機械翻訳してみようかな??
返信する
いい加減なDVD (KE007)
2008-03-28 05:50:25
DVDって、随分といい加減なんです、アメリカって。劇場でやるときは物凄く神経質になるくせに。

ノーカット版とか、アンセンサー版とか普通に売ったり貸し出されたりしてます。

ま、もっとも、子供だけで貸しビデオ屋に行くことはありませんので、良識のある親はヘンなものを借りたりはしませんが。

それから、最近の傾向として、一昔前だったらR指定なんだろうけど、映画人口の減少を危惧して無理やりPG13のねじ込む映画が多くなってきているとか。

確かに、映画館に行くより、大型テレビ+シアター仕様のスピーカーシステムで自宅でのんびり映画鑑賞の方がいいですからね~。飲み物もポップコーンも安上がりだし。ドリンク+ポップコーンを劇場で買うと、映画を観るより高いのよ~。

エロ・グロシーンはよっぽどのことがない限りR対象じゃないと思います。連続殺人とかは絶対Rだけど。少しぐらいエロっぽいのはPG-13でOK。でも、裸はだめ。おしり、ちらぐらいならPG-13でOK。

テレビでも夜8時代で、結構大人なことやっているので、時代が変わったなと思ってます(遠い目)たまに、ボウズと一緒に観ていてビビルことがあります。

でも、日本のテレビに比べれば、まだまだ。

いきなり胸が出てくることありませんからね~。日本に帰省するたびにビビる私です。

これが西ヨーロッパに行くともっと凄いらしいです。テレビの裸は日常茶飯事で、いつの時間帯にだって出現します。言葉が喋れるようになったら「あの」方面の教育を親が主導でちゃんとするので、隠したりしないんです。(私にはついていけない世界…)

ということで、文化いろいろですね~。

ところで、例のチューダー・サイトに紹介がしてあった

http://history-spork.livejournal.com/7816.html#cutid1

に行ってみましたら、ゴールデンエイジのことが細かく話されていて、面白いのなんのって。仕事中にふきだすやら、へーとうなるやら。

笑えたのは、

フィリップ「あの英国のクソ女(ホア:売春婦)を排除するのだ!」

イザベラ「お父様!お言葉にお気をつけあそばせ!!カトリック教徒がそんな言葉を使ってはいけませんことよ!(う、うまく訳せない…)」

というパロディー。

確かに物語中、幼いイザベラのすぐ隣で「ホア」という凄い言葉を吐いていましたね~、フィリップ君。


時間があったら訳したいのですが、かなり難しいと思います。パロディーが多いので。どう、日本語にしたらいいのか、悩んでしまう…。



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制限理由 (ウロ憶えなB型)
2008-03-28 01:26:56
アメリカでR指定だったのは、前作「エリザベス」のほうです。
続編「ゴールデン・エイジ」は、アメリカではPG-13、日本では特に書かれていなかったので制限なかったのかも。
でも、サービスカットに生首のクローズアップが入っているなら、DVDのほうは基準が変わっていたりするのかな~?
KE007さん、そのあたりはどうでした?

映画の情報サイトには、鑑賞制限の理由なんかも表記されているところがあります。
英語版「allmovie」によりますと、「エリザベス」2作品の制限理由は、
前作のR指定は「for violence and sexuality」
続編のPG-13は「for violence, some sexuality and nudity」
ということなので、どちらも暴力と性表現の両方ですね。
あとは、程度によって指定が変わるんじゃないかと。

そういえば、前作「エリザベス」のほうには、この前TVで見た限りでは大人シーンが複数あった・・・ような気がするけど、例のトラボルタくんに気を取られていたのでウロです(汗)。

>ジャンヌ・ダルクの漫画
「傭兵ピエール」は読んだことありませんが・・・。
むか~し学研から出ていた中学生向けの学習雑誌に、ジャンヌ主人公の漫画が連載されていたような気がしますが、作者が誰だったかさっぱり思い出せない~(爆)。
返信する
じゃ同じだわ (たれぞ~)
2008-03-27 13:03:30
たぶん、「ジャンヌ・ダルク」はB型さんがみていた放送と同じものだと思います
金曜ロードショーもそうですもん
私の記憶もあやふやだけど、あの他にTV放映をしていたのはあまりない気がする・・・
本編が始まる前に静止画面にそのような表示が出たのでびっくりしたの
そんなの今まで見たことなかったから~

>ジャンヌの姉の一件
ウィキ見てきました~
私もウロだなぁ・・・
最初の頃にジャンヌが暮らしていた村を襲撃するシーンがあったと思うんだけど、そこかな??
女性が襲われていたような気がするけどそれまでの残酷シーンだったか覚えていない

戦争のトコのイメージ強すぎて、詳細部分忘れていますわ(苦笑)

でもR指定の注意がわざわざ放送されるくらいだからオリジナルに比べてカットされていそうな気がする・・・。

ジャンヌ関係では佐藤賢一さんの著書「傭兵ピエール」の漫画化「傭兵ピエール」(野口賢・画)を読みました

これも結構映画に近い内容のように感じました
そちらでは宗教裁判になった時、ジャンヌが再び「男の服」を着るようになったのは、拘留されていた牢で男たちに「売女」呼ばれ、強姦されており、服を脱がされないようにスカートではなく男服を着るようになったという解釈でした

教会法では性別を詐称するだけで「異端」とされているので、それらもの性的虐待も罠だったのではないかと・・・


>エリザベスのR指定
やはりその「生首」でRなのかしら??
日本公開映画ではエッチシーンも1回こっきりだし、ずいぶんとソフトだったから・・・

返信する
TV放送時のR指定 (思い込んでたB型)
2008-03-27 04:06:38
「ジャンヌ・ダルク」は私もTVで観たのです。
たれさんと同じ日に観たのかどうかは分からないけど・・・民放地上波の夜9時頃からの映画枠だったような。

で、残酷シーンもだけど、○○チェック(←とても詳細には書けん!)なんて子供に見せちゃってもいいのかな~と思ったんですよね~(実は途中から観たらしく、R指定だったかどうか分からないのです:苦笑)。
日本語版ウィキの解説に載っているジャンヌの姉の一件のほうは見た記憶がないのですが、カットされてなかったとすれば、これもどう考えても子供に見せられないシーンだと思いますし(汗)。

ちょっと気になって調べてみましたら、日本では映画館での上映時にはPG-12指定(小学生以下の鑑賞には成人保護者の同伴が適当)だったようなんです。
日本のR指定は、多くの場合15才以下の鑑賞禁止を指すらしいので、大分緩い・・・個人的には、え~!!って感じです(苦笑)。
ちなみにこの映画、アメリカではR指定(16才以下は保護者同伴が必要)、フランスでは制限無しだそうで、国によって違ってました。

日本でTV放送する時には、映倫の鑑賞制限より厳しくすることもあるみたいです(作品によっては、逆に甘くすることもあるそうで)。
家では映画館と違って入場制限などできないから、判断が分かれるような作品の場合には「R指定」にしておくってことになるのかも。
一応注意したから、後は親が責任持ってねってことですかね~(苦笑)。

そうそう、「エリザベス」をR指定にしていたのは、アメリカでのことだったみたいです。
日本でもそうだと思い込んでましたが、特に書いてありませんでした。
失礼しました~(苦笑)。
返信する
R指定 (たれぞ~)
2008-03-26 15:27:29
なるほど・・・そちらでR指定ですか。
てっきり残虐シーンだと思っていたわ~

大人のシーンってジャンヌがイギリス側に掴まっていた時の話かしら??
あまり記憶にないんだけど・・・
私が見たのはTV放映(金曜ロードショー)だったのでその部分はカットされていたのかな??

なにせ映画の始まりにR指定の説明があったのでそれで記憶に残っていたの
私のイメージは血しぶきが凄かったなという印象でした

歴史モノだからみたけけど、普通の現代モノだったらまずみないな(苦笑)

あんまりグロイのも良し悪しだよね~
私も夢に出てきそうで怖いもん
返信する
R指定 (やはり怖がりなB型)
2008-03-26 04:46:20
「エリザベス」にも、新教徒の火刑のシーンや反逆者の首を晒すシーンがあったけど、R指定になったのは「大人シーン」が入っているからだと思って観てました。

「ジャンヌ・ダルク」は、ミラ・ジョボヴィッチ主演のものなら、火刑のシーンだかならともかく、かなりきわどいシーンもあるわけですし・・・。
子供に説明し難いシーンが入っているものは、R指定でもしかたないかも(苦笑)。

それにしても、サービスカットで首のクローズアップとは・・・多分正視できんわ~(泣)。
返信する
おそろしや・・・・ (たれぞ~)
2008-03-25 12:52:57
なるほど~
別のブロガーさんがこの「ゴールデン・エイジ」を酷評されていたのですが、やはり大画面で見るのとDVDなどでみるのとでは受ける感じも違うのもね~

私はふだん映画はあまり見ないし、コレ自体も始めてみたのでそれなりに面白く見れたのだけど、やはり目が肥えている人には「残念」が多い作品なのかな


折角前作が良くて、続編ということだったのに、残念ですね~

>カット版
へぇ~!!
確かに映画版ではなかったシーンですね。
あれかな?映画館だとそのシーンがあるだけでR指定になっちゃうとか?

以前に「ジャンヌ・ダルク」を見たときもR指定になっててびっくりしました
確かに火あぶりのシーンとかは「うっ・・・」っと思ったけど史実だし、戦争シーンはあれがないとジャンヌが聖女たることが判らないと思うし、それだけでR指定なのもなんだかなーと

無差別な残虐シーンは嫌だけど、事実として認識するべきものまで指定するのはどうなんでしょうね~
定義がよく判らないんだけど、「残酷」「残虐」という部分だけでもう指定になるのかな・・・
返信する
DVD発売されました~。 (KE007)
2008-03-25 00:45:01
ということで、10ドル(千円)でDVDをゲットしました。新品じゃありませんが、そう何度も観ないので中古で充分。

さて、再度観た感想はと言いますと…。

「う~ん…」

という感じです。

DVDなんで、字幕付き(英語のですけど)で一字一句見逃すことなくしっかり観ましたよ~。劇場で観たとき、声を潜めて喋っているところが聞き取れなかったので。

やっぱり、10年前の方が話としてしっかりとまとまっていて、この2作目は確実に劣っていると思いました。

政治、歴史、人間ドラマがうまく絡んでいないな~、というのが正直な感想です。なんだか、切り貼りごっこをしたような流れで…。キャストや衣装はとってもいいのに、やっぱり脚本でしょうか。

劇場ではあの迫力のため、お~という感じで観終る事ができましたが、自宅でリラックスして観てみますとずいぶん違った印象なんです。

ということで、私的には最高でも70点ぐらいの得点の映画でした。

DVD特典で、編集カットされたシーンというのがありますが、これは、結構よかったです。その中でも、メアリーの処刑シーンのカットされた分。

赤いドレスのメアリーが添え木に頭をのせ、執行人に「あなたを許します」と言い、執行人が斧を振り下げます。そして、「ザク!」という音であのシーンは終わりでした。

そのあとのシーンがカットされました。

そのシーンとは。

切り落とされたメアリーの首のクローズアップです。

ものすごいッス。

なんだか、今も頭にリアルに焼き付いています。

あの、女優さん。自分の頭があんなことになって、どう思っただろうなと…。

日本で発売されるDVDもこの特典がつくのかしら…。
返信する
なるほど~ (たれぞ~)
2008-02-22 12:21:45
きふぃみさん
なるほど~
私も今回始めて、ハリウッド映画ですら歴史モノの衣装の史実性が60%程度と聞いてビックリしていたんですが、前作「エリザベス」もそんな感じだったのね~

そっか・・・色によっても時代があるのね。
じゃ今回ももし見たら色々あるかも~
私は全く服飾史に詳しくないんですで、映画の中でドレスのパーツが上半身と下半身で分かれているのを見て「へ~」と思っていたくらいなんで
でも前作よりもたぶん衣装代はかかっていると思うよ


>歴史映画が公開間近になるとタイアップして番組を作る「世界不思○発見」みたいな感じかな?(笑)

きゃははは~いい例えだ!(爆)
たいてい続編が放映される時って前作をTV放映することが多いのに、今回のエリザベスにされが無かったのが残念だわ
返信する
いえいえ… (きふぃみ)
2008-02-22 01:14:05
歴史に詳しい訳じゃないんですけど(特にこの時代に関してはそんなに…)、美術館や画集でこの時代の肖像がや風俗画をたくさん見ているので、衣装とか、やっぱりなんか違うなーと思ってしまうんですよ(^^;
その色の染料、その時代にあったのかな?とか(苦笑)
前作ではラストのBGMに、オリジナル曲ではなくて、モーツァルトのレクイエムを使っていたので、どうしてもモーツァルトの国や時代のイメージが連想されてしまって「うーん?」と…。
史実とは事件の順序が違っていたりもしましたね。これはパンフにも書いてありましたが。

でも、エンタメとしては面白いのかもな~。
レディースデーに見に行きたいんだけど…行けるかなあ…。

宮本えりかさんの「女王エリザベス」は、たぶん、映画とタイアップして雑誌に連載した漫画なんじゃないかと思います。だからストーリーがほぼそのまんまなのではないかと。
漫画では省かれている映画のエピソードも少しありますけどね。
歴史映画が公開間近になるとタイアップして番組を作る「世界不思○発見」みたいな感じかな?(笑)
返信する
なるほど~ (たれぞ~)
2008-02-21 16:53:49
ひいらぎさん
そうですね~
主人公が実在の歴史上の人物なので、おおまかなストーリーというか、動かせない史実もありますから、大筋はわかるかもね
でも今回の「ゴールデンエイジ」は女王ゆえの葛藤みたいなのも書かれていて私的には楽しく見れました

たまにゆっくり映画館でみるのもいいものですね~


きふぃみさん
そっか~
きふぃみさんほど歴史に詳しくなっちゃうとそういうトコに眼が向いちゃうのね・・・
映画だから、エンターティメントという部分はと゜゛うしても外せないものね~
でもそこがあるからこその映画なのかもしれないし・・・

私も今回ハリウッド映画でも衣装の史実性は60%程度というお話を知って、絢爛豪華なこのエリザベスの衣装ももしかしたら史実とは違う服なのかもしれないんだーと思いつつ見てました(笑)

劇中、エリザベスが鏡を見ながら自分の老いと顔のシワを嘆くシーンがあったのですが主演のケイトがいい具合に老けていて、女優さんって凄いナーと思いました

>前作「エリザベス」
そっか~宮本えりかさんの漫画、そのまんまなのね・・・
というか、漫画が映画さのまんまなのかも知れないけど(苦笑)

う~んう~ん・・・
じゃ今回の方か面白いかも知れない(笑)

>ウォルター・ローリー
なごいくさんのコメであのマントの人だと今更ながら気が付きました
もっと気障っぽいイメージで思っていたんですが、劇中ではヒケつらのむっさい(←失礼・爆)ローリー卿だったので、マントということに気が付かなかった私(おい)

だって・・・ボロマントに見えたんだもん・・・


トミーさん
おお~!!
いってこられたんですね~!!
しかも前作も見ているなんて!!

そうですね~
今回は衣装代にかなりのお金をつぎ込んでいるだけあって華やかですよね~
私も見に行く前に歴史映画の衣装うんぬんの話を聞いていたので、服はすんごく興味津々でみていました。
下着とかコルセットとか、かつらなんかも面白かった~!!

>スペインの無敵艦隊
そうなのよね~
元々は王様(ドン・ペドロ)が作り、エンリケが奪ったあの艦隊なのよね~
王様の娘たちの血筋はイギリス王家にも入っているから・・・・そう考えると、不思議な感じがします

そして。。。あの燃え盛り破れた無敵艦隊の中にティリアン(少佐のご先祖)がいると思ったら・・・ウルウル

「エロイカ」と「エルアルコン」「七つの海七つ空」をお送りしますね
読めそうになったらご連絡くださいませ

>リンク
いえいえ、こちらこそありがとうございます
そんなたいして歴史に詳しくないんですが(苦笑)
皆様に助けてもらってます
返信する
うわ~素敵です (たれぞ~)
2008-02-21 15:51:14
そのさん
リンクみてきました~!!
「ウォルター・ローリー」の名を持つバラがあるなんて初めてしりましたよん
映画ではヒゲづらの男性でしたが、こんな可憐なバラの名前になっているなんて~!!
ちと驚き(笑)

ウォルター・ローリーってエリザベス亡き後、失脚し、最後は処刑という末路を辿るようなんですが、こうやってバラの名前にもつけられているなんて、英国では慕われた人なんですね~

植民地を広げた人だからな
古き良き英国時代を懐かしんで・・・という意味と尊敬の念もあるのかもしれないけど


夜さん
公開初日に見てきましたよ~
平日はあんなトコまで映画を見に行く気力は無いし、今週は棚卸とかで日曜も仕事だし、何よりいつまで公開しているのが判らなかったので、見られるうちに~!!と思って行って来ました。

雪道の運転だったのでちと疲れたけど・・・

夜さんは1作目の「エリザベス」も見ているのね~
面白かった??

今回はエリザベスが50歳くらいの頃のお話のようなんですけど、ケイト・ブランシェットが良い老け具合で違和感がなかったです。
凄いね~女優さんは

痩せすぎじゃないの?って思える体型なんですが、そういう部分も孤高のエリザベスを表現しているようでなんかしっくり来てました

それにね、衣装も凄かったよ

結構歴史的なエピソードも入っている作品なので楽しめると思います(バージニアの話も含めてね)
夜さんも見たら感想を教えてくださいね~


Ahさん
ね~詳しいでしょ!(笑)

私は歴史モノは好きなんだけど、ほれ頭がよろしくないモンで、皆さんに色々教えてもらってます
こうやって裏のエピソードとかツッコミところとか教えてもらうと別の視点からも楽しめますよね~

もとAhちゃんがこの「ゴールデンエイジ」を見に行ったらKE007さんのツッコミポイントをお忘れなく~

私はもう見ちゃったのでTV放映の日まで待ちますわ(笑)

>雪こっちはそうでもないよ~
北海道の太平洋側は雪が少ないトコなんだけとその中でもウチの街は雪が少ないトコなのよ
でも隣町のT市なんて、同じ市内で西と東で天気が全然違うの~
こちらは快晴なのに映画館のある東は雪でビックリしましたよん
雪道もあとちょっと・・・お互い冬道の運転には気をつけようね
返信する
そんな部分も!! (たれぞ~)
2008-02-21 13:06:07
KE007さん
そんなトコもあったのね~
全く気が付いていなかったわ
今度TV放映になったらチェックしてみよう~!

それにしても日本にいると判らないけど、地理的にツッコミも出るなんて、イギリスを含む海外でもかなり興味を持たれているのかしら??

ワンコにまでそんなツッコミがあったとは・・・
私は可愛い~と思ってみてました
幽閉下に置かれたメアリの数少ない癒し部分なんだろうな~と勝手に解釈しながら(笑)
犬種って当時の権力者の人間の手にかかって交配されているから、調べると面白そうですよね
でも1900年代のワンコじゃなくても良かったのに・・・イギリスではポピュラーなワンコなのかしら?

>ところで、ローリー卿をやった役者。渋くってちょっと萌えてます~。

KE007さんはああいう殿方が好みなのね~
意外だわ(笑)

返信する
こちらに流してしまいました。 (トミー。(猫とマンガとゴルフ~の管理人))
2008-02-21 10:22:58
 コメ2
 自分のブログでこの映画の感想書くのめんどくさくなって、こちらの方が詳しいし、拙ブログから誘導してしまいました。後はよろしくね~
返信する
さーわるたられい(爆) (たれぞ~)
2008-02-20 17:04:36
なごいくさん
そっか~!!
ウォルター・ローリーってあの「さーわるたられい」の人だ~!!
シェイクスピアの話って思っていたから、ハムレットのように劇の登場人物かと思っていた!!

今回の「エリザベス・ゴールデン・エイジ」でもそのマントを水溜りに敷くシーンありました。
でもロマンティックというより、野性味があるというか一見ムサ男っぽいローリー卿だったので、マントがボロ布に見えました(爆)


>ヘンリーくんのコメント欄面白いでしょ~
「アルカサル」のコメント欄からずーっと続いているんで興味があったら是非読んでみて~
ほんと色んなことを教わりました
私は英語がダメダメなので英文の和訳もありがたかったですわ~
返信する
行ってきましたよ~ (たれぞ~)
2008-02-20 13:02:17
B型さん
なにせ、何時まで上映しているか判らないので、とりあえず行ける時に行って来ました
高速飛ばして雪が降ってきたときにはちょっと後悔したけど・・・(苦笑)

幸いツルツルに凍っていなかったので大丈夫でした
そうでなかつたら怖くてスピード出せないしね

私も雪道の運転で緊張していたのか喉がかわき、映画を見ながらコーラを飲んでいたこともあってラスト30分はトイレとの戦いでしたよ(苦笑)
でも意地でも途中で行きたくなかったんだもん(爆)

映画の中でもメアリの処刑のシーンは皆一同に黒い服を着ていて、当のメアリも最初は黒いマントみたいのを着ていたんですね
「あれれ?黒衣服だぞ」と思った瞬間、バっと脱ぎ捨てその下から真紅のドレスが現れました
なんかそんなトコロも私的にはツボに映画でしたよ

私も知識は漫画が多いですへ
しかも好きなトコしか見ないので虫食い状態の知識です(笑)
返信する
昨日見ました。 (トミー。(猫とマンガとゴルフ~の管理人))
2008-02-20 11:14:04
 昨日 (2/19) 見に行ってきました。前作も見たのですが、前作より華々しさも有り、私としては今回の方が良かったかな~。
 前作はライバルを蹴落とし、宮廷の男共を手なづけ味方を作り、名実ともに女王として君臨出来るまで、今回の ゴールデンエイジ は女王として他国の侵略や自国内の暗殺の危機を脱し、磐石の地位を築くまで、のお話です。

 ドン・ペドロが作ったスペイン艦隊が当時世界最強になっていたのに、昔亡命して助けてもらった英国にやられちゃうのね~ 歴史は複雑だ~
返信する
もう10年か… (きふぃみ)
2008-02-20 00:28:20
前作「エリザベス」から、もう10年なんですね…(遠い目)
京都にいた頃、やっぱり歴史好きの女友達と見に行ったなあ、なんて思い出しました。
やっぱりハリウッド大作というか、史実や時代考証よりもエンターテイメント重視だなあ、と思ったのを覚えています。場面展開の早さやBGMの選曲、現代的解釈による演出など、いろいろ納得いかないというか、ついていけない感があったなあ…。エンタメとしては面白いほうではあったのですが、好みじゃなかったみたいで。(汗)

だから、この続編、見ようかどうか思案中です。

サー・ウォルター・ローリー……この名前を聞くと、歴史トピでの私の最初のカキコを思い出さずにはいられないなあ…(苦笑)

あ、たれぞ~さん、前作を見ていないなら、池田理代子さんの漫画「女王エリザベス」は、幼少時代のエピソード以外、ほとんど映画通りの内容ですよ。(笑)
返信する
Unknown (ひいらぎ)
2008-02-19 11:13:32
これ、ある映画を観に行った時に
予告でやっていて、内容がだいたいわかりましたよ

映画好きで続けて観たりしますが
この前は久しぶりに観ました
返信する
エリザベス (Ah)
2008-02-19 10:32:17
ふんふんなるほど、こっちもその映画やってるか調べてみる。007さんの解説?頭に入れて見てみると面白ろそうやわ!たれちゃんとこ雪凄い??先週実家帰ってて(快晴)帰り名古屋通過して岐阜に入った途端、大雪!!極端過ぎ~~
返信する
もう見たの! ()
2008-02-19 10:30:52
16日からのロードショーでしょ
タレさん、行動早いわ~
1作目の「エリザベス」は見に行って、すごく面白かったので
私も見に行きたいと思ってたのよね

歴史映画の魅力の一つはコスプレ!
「エリザベス」のときも素敵だったけど
今度も力が入ってるみたいね~
もっとも、あの白塗り化粧だけはいただけないけど
あれにも意味があるのよね

>ウォルター・ローリー
私も知らなかった~
で、手元にある資料をひっくり返したら
エセックス伯と寵を競っていたとか。。。
女王にちなんだヴァージニア州に最初に植民地を築いたお人なのね
(ただし、失敗したけど)
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上のリンク先は (その)
2008-02-19 07:00:11
うまく、薔薇のページにとべないので。
デビット・オースチンさんご本人のところを貼っておきますね。
すみません。

http://www.davidaustinroses.com/english/showrose.asp?showr=307
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私が思い浮かんだのは (その)
2008-02-19 06:51:38
「サー・ウォルター・ローリー」という薔薇ですね。
いわゆる「イングリッシュローズ」で、作出したのが、デビット・オースチンというイギリスの有名な種苗家の方なので、もちろん、このウォルター・ローリーから、名前をいただいたのでしょう。
ちなみに、こんな↓薔薇ですが、イメージとしてはかわいすぎるかしら?(笑)

http://pesca-garden.com/roselist/English_Rose_frame.html

と、歴史的知識には全然ふれずに逃げて行く私。
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呼び捨て、ごめんなさ~い。 (KE007)
2008-02-19 06:20:02
B型様。呼び捨てにしてしまってました。ごめんなさいませ。
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新たなネタを仕入れてまいりました。 (KE007)
2008-02-19 06:18:41
これから、映画に行く方達は、参考にしてください。
ネタばれではありません、ちなみに。
映画の中の間違い探しです。
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<<これは絶対にあり得ないという間違い>>
女王が暖炉の前でローリー卿と会話をしているシーン。良く見ると、暖炉で燃えている火の色の下のほうがガス暖炉でないと出ない青色をしているのが確認できる。特に下方右側が顕著。

<<地理的な間違い>>
スコットランド・メアリー女王が捕われ、収監されるフォサリングヘイ城のシーンのところで、雄大で山頂は雪で覆われたスコットランドの山々に囲まれた城が映し出されるが、フォサリングヘイ城はノーサンプトンシャー郡に位置し、英国の中でも最も平坦な地域である。

<<地理的な間違い>>
スペインの無敵艦隊が燃えるのを自の指令テントの近くの崖の上から眺めるエリザベス1世のシーン。実際には、崖ではなく、ティルバリー市が女王のいた場所で、そこで有名なスピーチがされた。ちなみに、ティルバリーは、この崖があったであろうと思われるところからは大変離れており、スピーチをした後にこの崖まで馬で駆けつけ無敵艦隊が燃えるのを見ることは不可能。

<<時代の間違え>>
スコットランド女王メアリーが登場する最初のシーンで、ウエスト・ハイランド・テリアが女王の部屋に入ってくる場面があるが、この犬は、スコットランドのドナルド・エドワード・マルコムが1900年初頭に交配して作られた種類であるので、メアリー女王の時代には存在しなかったはす。

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以上は、ある英語のサイトから拾ってきました。

こういうのを探すのに闘志を燃やす映画ファンがいるんですね~。でも、史実通りだと面白くないので、脚色ぐらいいいじゃな~い、と思ってしまう私です。

さて、私もB型と同じで、漫画から入るパターンです。フランス革命前後のヨーロッパの歴史に凝ったのは、他でもないベルばらのお陰ですし。

漫画が存在するあたりの歴史にだけ強いので、私の歴史知識は穴だらけ(爆)。

あ、ところで、ローリー卿をやった役者。渋くってちょっと萌えてます~。


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サー・ウォルター・ローリー (なごいく)
2008-02-19 05:44:35
というと、私にはきふぃみさんのお話しか思い浮かびません(爆)。

温泉「歴史トピの話題」のページを開くと最初に出てくる「恋に落ちたシェークスピア」の下の方参照…(再爆)。

今「ヘンリー8世とその家族」をちらっと読んできました。おもしろ~い♪
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早速観にいらっしゃったのですね~(笑) (知識はマンガからのB型)
2008-02-19 02:20:22
あちらのコメに書いていらっしゃいましたが、吹雪の中100キロですか~?!(汗)
ご無事でなによりです~♪

以前別コメにも書きましたが、私はトイレがかなり近いほうでして、冬場の映画館では作品に集中出来ないんですよ~。
なので、多分レンタルかTV放送待ちです(いったいいつになるやら・苦笑)。
お隣の町の多目的会館でたまに映画の割引上映があるんですが、暖かい時期に「ゴールデン・エイジ」をやってくれないかな~なんてちょっと期待してます。
前作の「エリザベス」は数年前にTV放送されていたのを観たけれど、もうストーリーもウロになってしまってるので、こちらも合わせて観るのがよさそうですね~。
やっぱり、いろいろ下調べしておくと楽しめそうですよね(笑)。

(カトリックでは)赤には「殉教」の意味がある・・・というのは、実は Wikipedia 英語版「Mary I of Scotland」を読んでて見つけたものです。
そこにも書いてあったのですが、メアリが処刑の際に赤い衣服を着ていたというのは、どうやら史実だったようです。

私も歴史物は好きですが、ほとんどマンガなどから得た知識ばかりですよ~(苦笑)。
この映画の時代だと、読んだ順に「七つの黄金郷」「七つの海七つの空/エル・アルコン」「サラディナーサ」ってところです。
これらを読んだ頃には当然インターネットもなかったわけで、知りたいことを調べるといっても限界がありましたが、今はほんとに便利になりましたよね~(笑)。
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