市川(千葉県)の小3の孫から電話がかかりました。
「あばあちゃんちの庭にチョウチョの卵ある?」 「チョウチョって何蝶のこと?」
「アゲハ蝶」 「アゲハ蝶ならミカンかクチナシだから見てみるわ。それでどうするの?」
「卵からチョウチョになるまでを観察するという宿題だけど、こっちでは卵が見つからないんだよ」
「そういえば2~3日前、前の畑のクチナシの付近にクロアゲハが2匹飛んでたわ。ちょと見て来る。」といって出かけた家内はもう
100%“おばあちゃんモード”。やや危険を感じていた私でしたが、予想通り「あなたもちょっと来て探してよ!」と声が少し尖っている。
「探せ!」と言っても相手の正体を知らずして探せるわけがない。ちょと待て、といってネットで検索。アゲハ蝶とモンシロ蝶の卵の写真
を見つけました。
右がミカンの葉の裏に産みつけられたアゲハの卵で、左はその拡大写真です。ついでにモンシロ蝶も調べるとこちらはキャベツの葉の裏に産みつけられた卵ということで、下の写真を見つけました。
こちらの卵は拡大するとトウモロコシを立てたような形をしているようです。それから約1時間、爺さんと婆さんがネットの写真と虫眼鏡を持って庭と畑をウロウロウロウロ。ミカン系は普通のミカンに夏ミカン、そしてクチナシの木があります。畑にはキャベツもブロッコリーあります。
二人の努力の甲斐があって卵が続々と発見され、そのことを知らせると「送ってくれ」とのこと。お婆さんはいよいよ張り切って荷造り。お爺さんがクロネコヤマトに持って行くことになりました。翌日配達は午後4時受付まで。何故かお爺さんは叱られながら急ぎました。
我が家で収穫した2種類の卵に写真を紹介します。(腕もカメラも3流です。お許しください)
右が夏ミカンの葉に産みつけられたアゲハの卵、左はブロッコリーの葉に産みつけられたモンシロの卵(左上の角は私の指)です。
少し多めに送ったので孫は学校へ持って行き、友だちに分けてあげたとのことげす。