かわずの呟き

ヒキガエルになるかアマガエルなるか、それは定かでないが、日々思いついたことを、書きつけてみようと思う

小春日和に誘われて。

2017-12-22 | 気ままなる日々の記録

  今日は正に小春日和で、家内に車いすを押してもらって近くの田圃を見に出かけました。

ここの水田は農業の近代化に成功した田圃ばかりで、一筆が広く、給水用水路と排水用水路も見事に整備されていてよく管理されています。

 いつも感心していましたが、今日はちょっとがっかりしました。

 第一はあぜ道の草が刈ってないことであり、第二は田圃の土が農道に溢れ通行の邪魔になっていたことです。

 小生は高校生までよく家の手伝いをしていて、田圃の農作業は熟知しています。

 今はそれらが機械化され、昔のように農夫が腰を曲げて猛暑の中で農作業をするということは、なくなりましたが、機械化とともに農夫のモラルも失われた気がして残念です。

 失われたモラルの第一は「ご近所様に迷惑を掛けない」と云うことであり

 第二は、いつも土作りに気を配るということです。

 具体的には①自分の畑に隣接する農道は何時も綺麗にしておく、ということであり、

 ②いつも「土造りに気を配るということです。

 具体的には畔道の草はいつも綺麗に刈っていて、

 種の付いていない草は土に埋め込み、種がついていそうな草は夕方まで待って乾燥させた後燃やして灰にして土に戻したものです。

 これらが土つくりに最高にいいからです。

 ところが、最近の農家は草は刈らない、刈った草は燃やさず農道に放置していて車いすの僕は通りにくくって泣かされる始末でした。(T)

    

                                お茶会で  ころ柿。


今日ここ「太郎と花子」の避難訓練がありました。

2017-12-22 | 気ままなる日々の記録

  前もって館内放送で予告があり、その時間になったら、「火事です、火事です。落ち着いて下さい」と繰り返し云い、いよいよ慌てさせるような口調でサイレンの音まで流していました。落ち着かせようと云うなら、落ち着いた声でゆっくり云うのが、常識ですが、この放送は慌ただしい話し方で聴いている人も慌てさせる。どうやら、訓練用のテープを消防署が作成していて、従業員の多い企業に貸し出しているようです。「落ち着いてください!落ち着いてください!」と大声でわめく。というのは全く矛盾していていかにもお役所仕事という感じで苦笑を通り越して怒れてきました。消防署もお役所だと思うとますますいや気がさしてきます。戦前も戦後もお役所気質は変わらず、真面目な顔をして、酷くばかげたことをします。そして、その評価は勿論、自画自賛。とまあ、こんなわけで今日はとんだ一日になりました。(T)

   

                           散歩道で  山茶花。