門松やしめ縄を外す日だそうです。門松やしめ縄をしておく間を「松の内」といい家にお招きした年神様をおもてなしする期間だそうです。関西では15日まで松の内と云う地方もあるとか。わが尾張は松の内は1月7日までだと思います。でも、もうそうした伝統的生活習慣はどこかへ消えてしまったようです。残念なことです。
そういえば昨日は「七草粥の日」でした。せり、なずな、ごぎょう、はこべ、ほとけのざ、すずな、すずしろ。が春の七草。これを朝粥に入れるわけだが面白いのはこの七草をまな板で細かく切るとき、トントンと大きな音を立てて刻んだ方がご利益があるとか、ならば、すりこ木か何かを左手に持ち右手は包丁で太鼓を叩くようにまな板を叩き七草を刻む。こうした音があちこちの家から聞こえてくる集落があったといいます。どうして太鼓を叩くような音を出したか?もちろんお迎えしていたお正月の神様への感謝やお送りの儀式としてのお囃子だったと思います。これで心がすっきりして爽やかに新年を迎えることができたと思われます。これ等は、当時の人々の生活の知恵で大切にしたい風物詩だと思われます。(T)
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