今日は正に小春日和で、家内に車いすを押してもらって近くの田圃を見に出かけました。
ここの水田は農業の近代化に成功した田圃ばかりで、一筆が広く、給水用水路と排水用水路も見事に整備されていてよく管理されています。
いつも感心していましたが、今日はちょっとがっかりしました。
第一はあぜ道の草が刈ってないことであり、第二は田圃の土が農道に溢れ通行の邪魔になっていたことです。
小生は高校生までよく家の手伝いをしていて、田圃の農作業は熟知しています。
今はそれらが機械化され、昔のように農夫が腰を曲げて猛暑の中で農作業をするということは、なくなりましたが、機械化とともに農夫のモラルも失われた気がして残念です。
失われたモラルの第一は「ご近所様に迷惑を掛けない」と云うことであり
第二は、いつも土作りに気を配るということです。
具体的には①自分の畑に隣接する農道は何時も綺麗にしておく、ということであり、
②いつも「土造りに気を配るということです。
具体的には畔道の草はいつも綺麗に刈っていて、
種の付いていない草は土に埋め込み、種がついていそうな草は夕方まで待って乾燥させた後燃やして灰にして土に戻したものです。
これらが土つくりに最高にいいからです。
ところが、最近の農家は草は刈らない、刈った草は燃やさず農道に放置していて車いすの僕は通りにくくって泣かされる始末でした。(T)
お茶会で ころ柿。
また人の事を思う気持ちも変わってきている気がします。農作業の機械化や農業技術の進歩によって農作業も変わりその影響もあるのでしょうね
戦後の自由な気風のはきちがえの影響もあるのかも知れません。
学校教育がスマホを使って 機械的に学習させるような風潮が感じられますが ますます人と人が
触れ合う事を学ぶ事難しくなるのではないでしょうか