鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2824回】 次世代型ショールームをOPENしていただく理由

2018年09月23日 | 住宅コンサルタントとして

昨日はとあるエリアのクライアント様のショールームオープンのお手伝いのため、

1日、現場に待機させていただいておりました。

 

このクライアント様のショールーム、外観、内観共に最高レベルにかっこいいです。

 

地域のメイン道路沿いに建っているのですが、

通る車の中から、8割以上の方がずっとこのショールームを見ながら通過されていきました。

 

このメイン通り沿いにこうしたセンスのある建物が建っていないこともあり、

おそらく一気に地域での知名度が高まっていくことでしょう。

 

ショールームというと、実際に自分たちが売りたいものを展示するところ、

と考えている経営者は少なくないかもしれません。

 

そういう考えの経営者は、ショールームにあまり投資をしません。

デザイン、ディテールにもこだわったりしないのです。

 

でも現代におけるショールームは、役割が異なってきていると感じています。

 

現在、住宅業界を取り巻く環境が変わってきていますが、

その最大のポイントは、お客様が情報を入手する手段が思いっきり多様化したこと。

 

10年前までは紙媒体が主流だったので、

とにかく分かりやすくてセンスの良いチラシを地域に蒔いておけば、

お客様は来て下さった訳ですが、新聞取らない、ポストに入っているチラシも見ない、

テレビ見ない、ネットもよく見るサイトは千差万別です。

 

こういう時代なので、まずは自分たちの存在を知ってもらうために、

圧倒的にインパクトのある建物を人通りが多いところにつくることが欠かせないのです。

 

そして建物で自分たちの世界観を表現していく。

 

自分たちの存在を知っていただくこと。

そしてお客様の都合の良いタイミングでいつでも来ていただいて良いこと。

 

こういう施設をつくるからこそ、WEB上でのマーケティングが活きてくるのです。

 

弊社のクライアント様に来場していただくお客様の来場のきっかけのデータを

毎月、拝見して分析しておりますが、

確実に増えているのは通りがかりとHP、インスタなのです。

 

そしてHPやインスタの来場が多いクライアント様は、とても分かりやすい立地に

センスが良く、入りやすいショールームやモデルハウスを持っているのです。

 

すなわち、WEB上でのマーケティングで実際に来場していただくお客様を増やす、

という実商売につながる成果を出すためには、

リアルな店舗の立地とセンスが欠かせないのです。

 

更にこういうイケてるショールームをつくることで、

住宅業界で今後、最も問題となるある点についての対策も兼ねることが可能なのです。

 

このショールームを基盤に、半年後、新業態へと更に進化していただく予定。

 

圧倒的な地域一番店になっていただけるよう、

全力でサポートさせていただきたいと思っています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする