クライアント様に複合業態の提案を
させていただいていることもあって、
住宅ビジネス以外に小売についても、
いろいろとアドバイスをさせていただいております。
小売ビジネスを間近で拝見して思うのは、
もう本当に1時間とかの単位でやるべきことをやらないと、
後から取り返しなんてできない、という現実です。
住宅の場合、イベント企画は1か月単位で考えれば良いし、
商品改良などは都度やるものの、
契約してから着工まで3カ月から1年、
着工してからお引渡しまで4~5カ月が平均ですから、
とにかく小売ビジネスと比べると、のんびりしています。
住宅ビジネスのスピード感覚で小売をやると、
全く持って遅すぎて、話にならないことになってしまう、
と個人的には危機感を感じていて、
とにかくクライアント様には、
「遅いことは大問題」
という価値観を持っていただく必要がある、と思っています。
住宅の場合、例えばモデルハウスのデザインや間取りを
今の旬からかなりズレたものにしてしまったら、
取返しがつかないのですが、
単価がそれほど高くない小売ビジネスの場合、
失敗しても大ダメージをくらうことはなく、
とにかくたくさんチャレンジし、たくさん失敗して、
とっとと改善することが成功の秘訣だと思います。
そんなことを思っていたら、
キンコン西野さんがSNSにUPしていた言葉に出会いました。
「『ミス』は全く問題ない。『遅い』は大問題だ」
この言葉にメチャ共感しています。
遅いことは大問題。
しっかりとスピードをUPすることができているでしょうか?