鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3919回】 真の地域一番店になるための土壌づくり

2021年09月22日 | 住宅コンサルタントとして

先日、サッカーのスペインリーグで、

レアルマドリードとバレンシアの試合があり、

 

「ひょっとしたら、次男は観に行っているかも・・・」

 

と思っていたら、

スタジアム内でメチャ楽しそうにしている

次男の写真が送られてきた、鬼山です。

 

「スタジアムに行ってたんかーい!」

 

と写真にツッコんでおりました。

 

スペインは、重症者や死者が減っているので、

もう本当に普通に経済、回っている様子。

 

 

さて、2022年度の弊社のクライアント様の業績を

ちょっとまとめてみて、改めて驚いたのですが、

全体の4分の3以上のクライアント様が、

過去最高の受注となっていました。

 

残りのクライアント様も、

受注そのものは好調な先が多く、

改めて素晴らしいクライアント様と

ご縁を頂戴できていることに感謝です。

 

個人的には、一時的に業績が上がることには、

あまり価値を感じなくて、

それよりも長期的に見た時に、

確実に上昇し続けていくような、

足腰の強い会社になることの方が価値がある、

と思っています。

 

そういう会社になるために、何が必要か?

 

企業経営をしていく上で、

大きく分けると2つの分野で手を打っていくことが

重要だと思っています。

 

一つは戦略。

 

例えばどういう商品を開発し、

その情報をどう発信していくのか?

 

成約率を高めるために、

どういうフローでお客様に対応していくか?

 

現場管理の生産性を高めるために、

どういうツールを導入するのか?

 

と、全社的なやり方・考え方・手法が戦略。

 

そしてもう一つの分野が、土壌づくりです。

 

社員さんやそのご家族から、愛される会社となっているか?

 

日頃、お付き合いのある協力業者さんや職人さん、

更にはOB様や地域社会から応援されているか?

 

そういう関係性を構築するために、自分たちは何をすべきか?

 

この土壌づくりにおいて重要なのは、

その会社の社長・役員・スタッフさんの人間力です。

 

人としてどうあるべきか?

社員さんをどう教育していくのか?

 

これらを追求していくことで、

素晴らしい商売の土壌が出来上がります。

 

そしてこの仕事を通じてつくづく思うのは、

戦略がうまくハマって効果が長く続くかどうかは、

良い土壌をつくれているかどうかが非常に重要である、

ということです。

 

そして弊社のクライアント様は、

皆、人間力が高く、

市場内でしっかりと良い土壌を作って下さっているので

提案させていただいた戦略が、うまくハマるのです。

 

そして、業績が堅調に上がり続けるのです。

 

世の中的には、戦略やビジネスモデルが大切、

という風潮が強いように感じますが、

それらを整えることと同時に、

とにかく土の質を良くしていくことが、

長期的成長には欠かせません。

 

皆さんの会社の土の質は、良いですか?

コメント
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