先日、寒ブリで有名な、とある街を訪れました。
国や県、市の税金や補助金を導入したと思われる、
観光客が訪れやすい道の駅に隣接した、
番屋といういろんなお店が並ぶスポットに行ってみました。
そこにはたくさんのお店がありましたが、
それぞれのお店に入って商品を手に取ってみると、
もう本当にがっかりするレベルの品揃えなのですね。
お店のスタッフや経営者も、
ちょっと勉強しないとヤバイレベルなんです。
更にその番屋の中にある鮮魚店に行ってみると、
売っている寒ブリの価格にドン引きしました。
もう、ボッタくりすぎでしょ、という価格なんです。
今のエンドユーザー、
スマホを使って大体の相場を理解している方が多いです。
こんな価格設定で購入する人はいないでしょうし、
悪いクチコミが起こってしまうでしょう。
実際、Googleマップのクチコミは
良くありませんでした。
お土産ショップの品揃えも、
看板の寒ブリの価格も、
あまりにもお粗末なこの地、
リピーターはまず生まれないだろうなぁ、と感じました。
商売の基本は、自社を応援して下さり、
繰り返し利用していただけるお客様を
どれだけ増やすか、ということなのです。
(住宅会社の場合はリフォームを何度もして下さったり、
紹介をいただけるお客様を増やすこと)
その基本を押さえず、
情報リテラシーが弱いお年寄りや海外のインバウンドの方から
出来る限りぼったくってやろう、という意図が見え見えのこの街、
ドンドン廃れていくことでしょう。
個人的にとても勉強になりました。
一度、来場して下さったお客様が
また来たい、と思われるようなサービスが
自分たちができているか、チェックしたいですね。